ミニ ミニクーペ 【新型車】
カテゴリー: ミニの新型車
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2011/09/28
ミニブランド第5のモデルは
量産モデルとしては初の2シータークーペ
↑色違いのボディとルーフによる2トーンカラーはミニブランドならでは
コンセプト
ミニファミリーのなかでも
最もスポーティなキャラクターを強調
量産モデルのミニとして初となる、2シータークーペのコンセプトを採用したモデルがミニクーペだ。空力性能などに最適化が図られ、ブランドのなかでは特にスポーティなキャラクターとなっている。最もハイパフォーマンスなエンジンを搭載するグレード、ジョンクーパー・ワークス(JCW)クーペは、歴代の量産モデルの中で最も高い加速性能をもち、0→100km/h加速性能は6.4秒(欧州仕様モデル)という優れたパフォーマンスが与えられた。高い環境性能が与えられたところも特徴で、ミニ独自の環境性能技術であるMINIMALISM(ミニマリズム)を採用。BMWグループのバルブトロニックや直噴技術を採用した効率の良いエンジンに加え、ブレーキエネルギー回生システム、オートスタート/ストップ機能など、省燃費・CO2排出量の削減に効果のある技術が導入された。
内外装
ブランド初の3ボックスボディ構造
高い収納力が与えられた室内
エクステリアはエンジンルーム、キャビン、ラゲージスペースの3部分にはっきりと分かれる3ボックスボディ構造が採用された。これはミニブランドとしては初の試みとなる。ミニハッチバックと比べて50mm低い全高や、13度寝かされたAピラーなどにより、スポーティでエレガントなクーペデザインに仕上げられた。また、車両の速度が80km/hを超えると、トランクに組み込まれたスポイラーが自動的に上昇する、ブランドでは初採用となるアクティブリアスポイラーが、高速走行時の空力性能の最適化に寄与している。
インテリアはミニハッチバックにほぼ準じたデザインとなっているが、2シーターに割り切ったことで、ラゲージスペースはハッチバックよりも大きな280Lの容量を確保。さらに、大きなトランクスル―も標準装備されることで、大容量で多用途に活用できるラゲージスペースが実現された。
バリエーション
エンジンは1.6LのNAとターボ
全モデルにMTが用意される
エンジンは1.6Lの直噴直4DOHCのNAとターボで、最上級グレードのジョン・クーパー・ワークスには、最高出力211ps/最大トルク260N・m(オーバーブースト時280)を発生させるターボユニットが搭載される。組み合わされるミッションは、JCWは6速MTのみ。NAエンジンを積むクーパーとターボエンジンを積むクーパーSは、6速MTと6速ATから選択が可能。MTのクーパーと、クーパーSがエコカー減税の対象となる。価格はエントリーモデルである6速MTのクーパーの297万円から、最上級グレードのジョン・クーパー・ワークスの426万円までとなっている。
なお、納車に関しては2011年12月以降となる。
POINT
1
ブランド初となる
3ボックス構造のボディ
2
インパネの造形は
ハッチバックモデルに準拠
3
トランクスルーを装備
収容能力は意外と高い
4
高速走行時に効果を発揮する
アクティブリアスポイラー
SPECIFICATIONS
グレード | クーパー | クーパーS | ジョン・クーパー・ワークス |
駆動方式 | FF | ||
トランスミッション | 6MT | 6AT | 6MT |
全長×全幅×全高(mm) | 3740×1685×1380 | 3745×1685×1380 | 3715×1685×1380 |
ホイールベース(mm) | 2465 | ||
車両重量(kg) | 1170 | 1270 | 1230 |
乗車定員(人) | 2 | ||
エンジン種類 | 直4DOHC | 直4DOHC+ターボ | |
総排気量(cc) | 1598 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 90(122)/6000 | 135(184)/5500 | 155(211)/6000 |
最大トルク[N・m(オーバーブースト時)/rpm] | 160/4250 | 240(260)/1600-5000 | 260(280)/1850-5600 |
10・15モード燃費(km/L) | 20.5 | 15.6 | - |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/40 | プレミアム/50 | |
車両本体価格(万円) | 297.0 | 352.0 | 426.0 |
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