トヨタ ヴォクシー/ノア【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: トヨタの新型車
タグ:
2014/01/20
5ナンバーサイズの人気ミニバンであるトヨタ ヴォクシー/ノアがフルモデルチェンジ。新たにハイブリッドモデルも投入された
ハイブリッドモデルを追加したスペースミニバン
「子育てファミリーの絆をより強くする」を目標に開発
新型では「Spacious FUN Box~家族の夢を丸ごと載せるFun,Utility,Nenpiの良いハコ」がコンセプトに掲げられた。
変更の大きなポイントは3つある。1つ目はデザインだ。広くて使いやすい箱型の魅力を追求しながらエモーショナルさを両立したデザインとなった。
2つ目は、新開発の低床フラットフロアによって大幅に向上した室内の広さと乗降性。そして3つ目は、本格ハイブリッドモデルの投入と、大きく高められたガソリン車の燃費性能だ。
それぞれのキャラクターをよりいっそう強調
エクステリアは両モデルともエアロボディのワイド&ローのスタイルで、スポーティさやダイナミズムが表現されている。より迫力のあるデザインとなった。
もちろん従来モデルと同様に、ヴォクシーとノアで差別化が図られている。ヴォクシーはヘッドランプと連続する上下二段構成のフロントマスクなどによって独自性を強調。クールさや大胆さが表現されている。
ノアでは、ミニバンの親近感と誠実さが表現されている。特徴的なのはアンダーグリルと連続する大きなフロントグリルだ。ダークグレーメタリック塗装の横バーの中にメッキモールが配置されている。全体として堂々とした佇まいが印象的だ。
インテリアでは、インストルメントパネルのデザインが変更された。広さと見晴らしの良さが追求されている。また、フロントサイドのガラスも大型化され、従来型よりベルトラインも60mm下げられている。
ミニバンとしての利便性も向上した。床下収納スペースはさらに容量を拡大。高さのある物やスーツケースなどの収納に便利だ。室内でも助手席大型オープントレイをはじめ多彩な収納スペースが設置されている。
新たにハイブリッドモデルを投入
注目は新たにハイブリッドモデルが投入されたこと。システムは、1.8Lのアトキンソンサイクルユニットにモーターを組み合わせたもの。JC08モード燃費で23.8km/Lを達成している。
ガソリンエンジンも、低燃費と高出力を両立するバルブマチックの進化や、可変バルブ機構のデュアルVVT-iの作動領域の拡大などによって、FFの一部グレードではクラストップのJC08モード燃費16.0km/Lとなった。
価格は、FFでガソリンモデルのエントリーグレード「ヴォクシー X “C Package”/ノア X “V Package”」の218万円から、ハイブリッドの「ヴォクシー ハイブリッド V/ノア ハイブリッド G」の297万円まで。なお、発売はガソリンモデルが1月25日から、ハイブリッド車が2月24日からとなる。
グレード | ヴォクシー X “C Package”/ノア X“V Package” | ヴォクシーZS/ノア Si | ヴォクシー ハイブリッド V/ノア ハイブリッド G |
駆動方式 | FF | 4WD | FF |
トランスミッション | CVT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4695×1695×1825 | 4710×1730×1870 | 4695×1695×1825 |
ホイールベース(mm) | 2850 | ||
車両重量(kg) | 2000 | 2120 | 2005 |
乗車定員(人) | 8 | 7 | |
エンジン種類 | 直4DOHC | 直4DOHC+モーター | |
総排気量(cc) | 1986 | 1797 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 112(152)/6100 | 73(99)/5200+60(82) | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 193(19.7)/3800 | 142(14.5)/4000+207(21.1) | |
JC08モード燃費(km/L) | 14.6 | 14.8 | 23.8 |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/55 | ||
車両本体価格(万円) | 218.0 | 275.94 | 297.0 |