トヨタ カムリ 【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: トヨタの新型車
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2011/09/05
デザイン、性能、クオリティ、すべてを刷新
ハイブリッド専用車として生まれ変わった8代目
↑ボディカラーはオプションカラーのホワイトパールクリスタルシャインを含む全7色
コンセプト
コンセプトは「ニューERAセダン」
感性と合理性の高い次元での融合が図られた
日本はもちろん、北米ではベストセラーカーとして勇名を馳せるミディアムセダンがトヨタ カムリだ。1980年にセリカ カムリとして誕生して以来、31年にも及ぶ歴史を作り上げてきた国際市場における看板モデルが、ハイブリッド専用モデルとなって8代目へと進化した。コンセプトは「ニューERAセダン」。ERAとは“時代”を指す英語で、歴史の新たな幕開けを意味すると同時に、感性(“E”motional:エモーショナル)と合理性(“RA”tional:ラショナル)を合わせた意味をもつという。「感性に訴えかける走りとデザイン」と「合理性を追求した安全で快 適な空間」との高い次元での融合が目指された。
内外装
高級感あふれるスタイル
ゆとりに満ちた室内空間
エクステリアは高級感あふれるセダンスタイルにハイブリッドらしい先進性を融合。迫力のあるフロントや、躍動感とクリーンさを両立させたサイドなど、 洗練された彫の深いフォルムの中に確かな存在感を表現させたという。ホイール回りの整流効果を高める「エアロコーナー」や、フロントグリルの気流をスムーズにする「アンダープライオリティ」に基づいたデザインを採用するなど、低燃費に貢献する空力性能も配慮され、Cd値は0.28を実現した。インテリアは水平基調の広がり感のあるインストルメントパネルなどで開放感を、上質なソフトパッドやブラウンのステッチなどにより高級感を演出。一連のトヨタのハイブリッド車とは違い、ゲート式シフトレバーなどオーソドックスな操作系が採用されたことも特徴の一つ。
FFレイアウトとワイドボディにより、前後席ともにゆったりとくつろげる室内空間を実現。トランクスペースもハイブリッドセダンでは最大級とんる440Lの容量が与えられている。
バリエーション
新開発の2.5Lエンジンを採用
THS IIも進化を果たした
エンジンは新開発の2.5Lアトキンソンサイクルエンジンを採用。吸排気系の高効率化や可変バルブシステム、VVT-iなどの採用により、低回転から高回転まで豊かなトルク性能が与えられた。THS IIには、新たにモーター、ジェネレーター(発電機)、動力分割機構、リダクションギアなどで構成されたハイブリッドトランスミッションが採用された。リダクションギアが用いられたことで、モーターの小型化と高出力化を両立 。この新エンジン+新THS IIにより、10・15モード燃費は、26.5km/Lという数値になっている。THSIIのトランスミッションも進化。モーター、ジェネレーター(発電機)、動力分割機構、リダクションギアなどで構成されたハイブリッドトランスミッションが採用された。リダクションギアが用いられたことで、モーターの小型化と高出力化を両立。この新エンジン+新THSIIにより、10・15モード燃費は、26.5km/Lという数値になっている。
グレード体系は装備の違いによる3タイプ。価格はエントリーモデルの304万円から、最上級グレードであるレザ ーパッケージの380万円までとなっている。
POINT
1
堂々としたセダンスタイルに
ハイブリッドの先進性を加味
2
開放感が演出された
水平基調のインパネ
3
ゆとりある室内空間は
さらに磨きがかけられた
4
新開発の2.5Lエンジンと
最新式のTHS IIシステム
SPECIFICATIONS
グレード | ハイブリッド | Gパッケージ | レザーパッケージ |
駆動方式 | FF | ||
トランスミッション | CVT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4825×1825×1470 | ||
ホイールベース(mm) | 2775 | ||
車両重量(kg) | 1540 | 1550 | |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 直4DOHC+モーター | ||
総排気量(cc) | 2493 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 118(160)/5700 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 213(21.7)/4500 | ||
10・15モード燃費(km/L) | 26.5 | ||
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/65 | ||
車両本体価格(万円) | 304.0 | 317.0 | 380.0 |
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