調査報告書 2010年4月
File No.034

トヨタ プリウス派生 ハイブリッドミニバン

※2010年4月22日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

トヨタ プリウス派生 ハイブリッドミニバン|ニューモデル速報
トヨタ プリウス派生 ハイブリッドミニバン 変更前|ニューモデル速報ホンダストリームリアビュー|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

予想発表時期2011年5月
●全長x全幅x全高:4590×1770×1585(mm)
●搭載エンジン:1.8L直4+モーター

リア回りのデザインを大幅に変更

File No.013で紹介したプリウス派生のハイブリッドミニバンの、続編をお伝えする。発表スケジュールから逆算して、金型製作の時期にあたる現在になって、リア回りに大幅なリデザインが施された模様。

写真左が刷新されたリアビューの予想イラスト。以前ご紹介したもの(写真右上)と比べて、大きく印象が変わったことがわかるだろう。特徴的だった縦長コンビランプはボディ側面へと大きく回り込む三角形に変更されている。

これは、以前のデザインがホンダ ストリーム(写真右下)に酷似していたことに起因するものと思われる。同じく、ストリームを彷彿とさせる真四角のバックウインドウも新デザインでは、中央部が下に向かって拡大されている。後方視界は、以前の案よりはずっと良くなっているに違いない。

このモデルは、海外にも輸出されるようだ。北米や欧州、さらにオセアニアや韓国にも投入される計画だという。なお、タイトな3列目シートが通用しない欧米マーケットでは、2列シートのワゴンとしてリリースされる可能性もある。価格は税込みで250万円、月販目標台数は国内が2000~3000台、北米は3000台、欧州は3500台とされている。

ご存じのとおり、トヨタにおけるコンシューマー向けハイブリッド車では、レクサス CT200hがリチウムイオン電池第1号車となるが、本モデルはトヨタ ブランドにおけるリチウムイオン電池搭載の第1弾となる模様。噂によると、2010年秋のパリサロンにてコンセプトカーとして、出品されるかもしれないとのこと。今後の動向が見逃せないモデルである。

以上