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総額50万円以下で買えちゃうスーパーカー!? あのランボルギーニと同じレイアウトのホンダ Z
総額50万円以下で買えちゃうスーパーカー!? あのランボルギーニと同じレイアウトのホンダ Z
カテゴリー:
特選車
タグ:
ホンダ
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軽自動車
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Z
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小鮒康一
2020/10/30
▲今回紹介するのは、軽SUVのホンダ Z。実はあのスーパーカーと同じレイアウトをもつ個性的なモデルです
凝った作りがあのランボルギーニ同様のホンダ Z
現在、話題沸騰となっている新型日産 フェアレディZ。一部の情報では、SUVタイプも控えているとかいないとか、賛否も含めて非常に注目度が高いモデルと言えますね。
しかし、実は過去にSUVのZがすでに存在していたことをご存じでしょうか? と言っても、日産のフェアレディZではなく、ホンダからリリースされていた『Z』のお話です。
▲今回紹介するのは日産ではなく、ホンダの2代目Zです
初代のホンダ Zは、1970年に登場し、当時のN360をベースとしたスペシャリティカーとしてリリースされました。黒い窓枠をもったリアウインドウの形状から「水中メガネ」の愛称でも知られたモデルでした。
▲海女さんがするような、水中メガネに似た形状のリアウインドウが特徴の初代Z
そして、時を経て1998年に登場した2代目Zは、初代の面影は全くない軽SUVモデルとして登場。見た目こそ同時期のジムニーやパジェロミニと同じく、SUVらしいルックスの3ドア車ですが、一番の違いはそのメカニズムにありました。
実はこのZ、「UM-4」と名付けられたプラットフォームをもっていたのです。これは「アンダーフロア ミッドシップ 4WD(Underfloor Midship 4WD)」の略で、その名のとおり後席の床下にエンジンを配置した、ミッドシップレイアウトかつ四輪を駆動するというもので、前後重量配分は理想的な50:50でした。
エンジンは縦置きされ、その前方にミッションを搭載。駆動力は、ビスカスカップリング式センターデフを介して四輪に与えられるというシステムで、有名なスーパーカーのランボルギーニ ディアブロVTと同じレイアウトだったのです。
▲ちなみにこのレイアウトは、同社の軽トラック、アクティ4WDのものを活用しています
組み合わされるミッションは、4速ATのみとなっていますが、開発段階では5速MTの採用も検討されていたそう。もしMTも存在すれば、もう少し評価が異なっていた車かもしれません。
また、エンジンを床下に配置したことで、限られた全長をもつ軽自動車にも関わらず、コンパクトカー並みの広い室内空間を実現。
リアシートは5:5分割可倒式ポップアップリアシートを採用し、リアシートをたためば、24インチの自転車2台が積載可能という広いラゲージスペースを有していました。
▲後席中央にエンジンがあるので、足元スペースを若干犠牲にしていますが広々した室内空間です
▲助手席まで使えば、サーフボードのような長物の積載も可能です
なお、Zはグレードというものが設定されておらず、駆動方式も4WDのみ。唯一選べたのが、エンジンの仕様で、NAエンジン(52ps/6.1kg・m)かターボエンジン(64ps/9.5kg・m)の2つが用意されていました。
当時は安価だった(ターボモデルよりも14万円安)NAモデルが人気でしたが、実はその凝ったレイアウトから、車重が960~970kgと比較的重めなZだけに、ターボモデルをオススメしたいところです。
人気薄なだけに台数は少ないが、ほぼ総額50万円以下で購入可
現在のSUVブームからすると、信じられないかもしれませんが、2代目Zが登場した1998年は、まだそこまでSUVへの関心は高くありませんでした。
さらに、ライバルのジムニーは100万円以下から購入できたのに対し、Zは114.8万円からと高価だったこともあり、人気車種とはならず、4年弱で販売を終了してしまっています。そのため、現在の中古車流通台数は51台と、決して多くはありません。
しかし、かといってプレミア価格になっているわけでもありません。ほぼ総額50万円以下で買えてしまう、比較的安価な存在です。安いものでは、総額10万円台から見つけることができるため、セカンドカーとしてもオススメできる価格帯となっています。
走行距離の平均は10万km前後と、登場から20年前後が経過したモデルであれば致し方ない数値となっています。ですが、走行距離が13万~15万kmといった個体も市場にまあまあな数が流通しており、それらが平均を押し上げている印象。逆に5万km未満のような個体も存在しています。
それだけ距離を走っていても市場に出るということは、それだけ丈夫という裏返しとも言えます。ですが、距離が少ない個体でも比較的安価なので、できれば低走行のものを狙いたいところ。
なお、個人的なオススメのターボモデルですが、執筆時点では25台と約半分がターボモデル。こちらもターボだからといって特別高いわけではなく、状態や店舗によって価格帯がまちまちというのが正直なところ。
どうやら2代目Zの市場価値は、非常に難しいポジションにあるらしく、同程度と思われる個体でも店舗によって価格にかなり幅があるのです。
年式的に、このまま不人気車としてフェードアウトしていくのか? はたまた時代を先取りしすぎた名車として、再度スポットライトを浴びるのか? その瀬戸際にある時期とも考えられます。
そのため、この記事によって相場が上がってしまう可能性もゼロではありませんので(限りなくゼロに近いですが)、狙っている人は早めに行動に移した方がいい吉と言えるでしょう。
文/小鮒康一、写真/ホンダ
スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車を買ってしまう暴挙に出る。愛車は日産 リーフ、初代パルサー、NAロードスター。
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総額50万円以下で買えちゃうスーパーカー!? あのランボルギーニと同じレイアウトのホンダ Z/特選車
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<h3>凝った作りがあのランボルギーニ同様のホンダ Z</h3>
<p>現在、話題沸騰となっている新型日産 フェアレディZ。一部の情報では、SUVタイプも控えているとかいないとか、賛否も含めて非常に注目度が高いモデルと言えますね。<br />
<br />
しかし、実は過去にSUVのZがすでに存在していたことをご存じでしょうか? と言っても、日産のフェアレディZではなく、ホンダからリリースされていた『Z』のお話です。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ Z" data-credit="ホンダ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65331/02.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲今回紹介するのは日産ではなく、ホンダの2代目Zです</span></div>
<p>初代のホンダ Zは、1970年に登場し、当時のN360をベースとしたスペシャリティカーとしてリリースされました。黒い窓枠をもったリアウインドウの形状から「水中メガネ」の愛称でも知られたモデルでした。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ Z" data-credit="ホンダ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65331/07.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲海女さんがするような、水中メガネに似た形状のリアウインドウが特徴の初代Z</span></div>
<p>そして、時を経て1998年に登場した2代目Zは、初代の面影は全くない軽SUVモデルとして登場。見た目こそ同時期のジムニーやパジェロミニと同じく、SUVらしいルックスの3ドア車ですが、一番の違いはそのメカニズムにありました。<br />
<br />
実はこのZ、「UM-4」と名付けられたプラットフォームをもっていたのです。これは「アンダーフロア ミッドシップ 4WD(Underfloor Midship 4WD)」の略で、その名のとおり後席の床下にエンジンを配置した、ミッドシップレイアウトかつ四輪を駆動するというもので、前後重量配分は理想的な50:50でした。<br />
<br />
エンジンは縦置きされ、その前方にミッションを搭載。駆動力は、ビスカスカップリング式センターデフを介して四輪に与えられるというシステムで、有名なスーパーカーのランボルギーニ ディアブロVTと同じレイアウトだったのです。<br />
</p>
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<p>組み合わされるミッションは、4速ATのみとなっていますが、開発段階では5速MTの採用も検討されていたそう。もしMTも存在すれば、もう少し評価が異なっていた車かもしれません。<br />
<br />
また、エンジンを床下に配置したことで、限られた全長をもつ軽自動車にも関わらず、コンパクトカー並みの広い室内空間を実現。<br />
<br />
リアシートは5:5分割可倒式ポップアップリアシートを採用し、リアシートをたためば、24インチの自転車2台が積載可能という広いラゲージスペースを有していました。<br />
</p>
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<p>なお、Zはグレードというものが設定されておらず、駆動方式も4WDのみ。唯一選べたのが、エンジンの仕様で、NAエンジン(52ps/6.1kg・m)かターボエンジン(64ps/9.5kg・m)の2つが用意されていました。<br />
<br />
当時は安価だった(ターボモデルよりも14万円安)NAモデルが人気でしたが、実はその凝ったレイアウトから、車重が960~970kgと比較的重めなZだけに、ターボモデルをオススメしたいところです。<br />
</p>
<h3>人気薄なだけに台数は少ないが、ほぼ総額50万円以下で購入可</h3>
<p>現在のSUVブームからすると、信じられないかもしれませんが、2代目Zが登場した1998年は、まだそこまでSUVへの関心は高くありませんでした。<br />
<br />
さらに、ライバルのジムニーは100万円以下から購入できたのに対し、Zは114.8万円からと高価だったこともあり、人気車種とはならず、4年弱で販売を終了してしまっています。そのため、現在の中古車流通台数は51台と、決して多くはありません。<br />
<br />
しかし、かといってプレミア価格になっているわけでもありません。ほぼ総額50万円以下で買えてしまう、比較的安価な存在です。安いものでは、総額10万円台から見つけることができるため、セカンドカーとしてもオススメできる価格帯となっています。<br />
<br />
走行距離の平均は10万km前後と、登場から20年前後が経過したモデルであれば致し方ない数値となっています。ですが、走行距離が13万~15万kmといった個体も市場にまあまあな数が流通しており、それらが平均を押し上げている印象。逆に5万km未満のような個体も存在しています。<br />
<br />
それだけ距離を走っていても市場に出るということは、それだけ丈夫という裏返しとも言えます。ですが、距離が少ない個体でも比較的安価なので、できれば低走行のものを狙いたいところ。<br />
<br />
なお、個人的なオススメのターボモデルですが、執筆時点では25台と約半分がターボモデル。こちらもターボだからといって特別高いわけではなく、状態や店舗によって価格帯がまちまちというのが正直なところ。<br />
<br />
どうやら2代目Zの市場価値は、非常に難しいポジションにあるらしく、同程度と思われる個体でも店舗によって価格にかなり幅があるのです。<br />
<br />
年式的に、このまま不人気車としてフェードアウトしていくのか? はたまた時代を先取りしすぎた名車として、再度スポットライトを浴びるのか? その瀬戸際にある時期とも考えられます。<br />
<br />
そのため、この記事によって相場が上がってしまう可能性もゼロではありませんので(限りなくゼロに近いですが)、狙っている人は早めに行動に移した方がいい吉と言えるでしょう。<br />
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<h4>▼検索条件</h4>
ホンダ Z(2代目)×全国</div>
<div class="author2019">文/小鮒康一、写真/ホンダ</div>
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<p class="katagaki">自動車ライター</p>
<p class="writername">小鮒康一(フナタン)</p>
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<p>スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車を買ってしまう暴挙に出る。愛車は日産 リーフ、初代パルサー、NAロードスター。</p>
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<p><a class="iconLink arrowRight" href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2929/">この人の記事を読む</a></p>
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<p>現在、話題沸騰となっている新型日産 フェアレディZ。一部の情報では、SUVタイプも控えているとかいないとか、賛否も含めて非常に注目度が高いモデルと言えますね。<br />
<br />
しかし、実は過去にSUVのZがすでに存在していたことをご存じでしょうか? と言っても、日産のフェアレディZではなく、ホンダからリリースされていた『Z』のお話です。<br />
</p>
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<p>初代のホンダ Zは、1970年に登場し、当時のN360をベースとしたスペシャリティカーとしてリリースされました。黒い窓枠をもったリアウインドウの形状から「水中メガネ」の愛称でも知られたモデルでした。<br />
<br /></p>
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<p>そして、時を経て1998年に登場した2代目Zは、初代の面影は全くない軽SUVモデルとして登場。見た目こそ同時期のジムニーやパジェロミニと同じく、SUVらしいルックスの3ドア車ですが、一番の違いはそのメカニズムにありました。<br />
<br />
実はこのZ、「UM-4」と名付けられたプラットフォームをもっていたのです。これは「アンダーフロア ミッドシップ 4WD(Underfloor Midship 4WD)」の略で、その名のとおり後席の床下にエンジンを配置した、ミッドシップレイアウトかつ四輪を駆動するというもので、前後重量配分は理想的な50:50でした。<br />
<br />
エンジンは縦置きされ、その前方にミッションを搭載。駆動力は、ビスカスカップリング式センターデフを介して四輪に与えられるというシステムで、有名なスーパーカーのランボルギーニ ディアブロVTと同じレイアウトだったのです。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ Z" data-credit="ホンダ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65331/03.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ちなみにこのレイアウトは、同社の軽トラック、アクティ4WDのものを活用しています</span></div>
<p>組み合わされるミッションは、4速ATのみとなっていますが、開発段階では5速MTの採用も検討されていたそう。もしMTも存在すれば、もう少し評価が異なっていた車かもしれません。<br />
<br />
また、エンジンを床下に配置したことで、限られた全長をもつ軽自動車にも関わらず、コンパクトカー並みの広い室内空間を実現。<br />
<br />
リアシートは5:5分割可倒式ポップアップリアシートを採用し、リアシートをたためば、24インチの自転車2台が積載可能という広いラゲージスペースを有していました。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ Z" data-credit="ホンダ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65331/05.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲後席中央にエンジンがあるので、足元スペースを若干犠牲にしていますが広々した室内空間です</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ Z" data-credit="ホンダ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65331/06.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲助手席まで使えば、サーフボードのような長物の積載も可能です</span></div>
<p>なお、Zはグレードというものが設定されておらず、駆動方式も4WDのみ。唯一選べたのが、エンジンの仕様で、NAエンジン(52ps/6.1kg・m)かターボエンジン(64ps/9.5kg・m)の2つが用意されていました。<br />
<br />
当時は安価だった(ターボモデルよりも14万円安)NAモデルが人気でしたが、実はその凝ったレイアウトから、車重が960~970kgと比較的重めなZだけに、ターボモデルをオススメしたいところです。<br />
</p>
<h3>人気薄なだけに台数は少ないが、ほぼ総額50万円以下で購入可</h3>
<p>現在のSUVブームからすると、信じられないかもしれませんが、2代目Zが登場した1998年は、まだそこまでSUVへの関心は高くありませんでした。<br />
<br />
さらに、ライバルのジムニーは100万円以下から購入できたのに対し、Zは114.8万円からと高価だったこともあり、人気車種とはならず、4年弱で販売を終了してしまっています。そのため、現在の中古車流通台数は51台と、決して多くはありません。<br />
<br />
しかし、かといってプレミア価格になっているわけでもありません。ほぼ総額50万円以下で買えてしまう、比較的安価な存在です。安いものでは、総額10万円台から見つけることができるため、セカンドカーとしてもオススメできる価格帯となっています。<br />
<br />
走行距離の平均は10万km前後と、登場から20年前後が経過したモデルであれば致し方ない数値となっています。ですが、走行距離が13万~15万kmといった個体も市場にまあまあな数が流通しており、それらが平均を押し上げている印象。逆に5万km未満のような個体も存在しています。<br />
<br />
それだけ距離を走っていても市場に出るということは、それだけ丈夫という裏返しとも言えます。ですが、距離が少ない個体でも比較的安価なので、できれば低走行のものを狙いたいところ。<br />
<br />
なお、個人的なオススメのターボモデルですが、執筆時点では25台と約半分がターボモデル。こちらもターボだからといって特別高いわけではなく、状態や店舗によって価格帯がまちまちというのが正直なところ。<br />
<br />
どうやら2代目Zの市場価値は、非常に難しいポジションにあるらしく、同程度と思われる個体でも店舗によって価格にかなり幅があるのです。<br />
<br />
年式的に、このまま不人気車としてフェードアウトしていくのか? はたまた時代を先取りしすぎた名車として、再度スポットライトを浴びるのか? その瀬戸際にある時期とも考えられます。<br />
<br />
そのため、この記事によって相場が上がってしまう可能性もゼロではありませんので(限りなくゼロに近いですが)、狙っている人は早めに行動に移した方がいい吉と言えるでしょう。<br />
</p>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=HO_S057&FMCC=HO_S057_F001&fed=contnikkancs_20201021_oc20201021001to" target="_blank">ホンダ Zの中古車を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
ホンダ Z(2代目)×全国</div>
<div class="author2019">文/小鮒康一、写真/ホンダ</div>
<!--ライター紹介パーツ開始-->
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<figure class="konokiji_face"><img alt="小鮒康一(こぶなこういち)" height="200" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63999/funatan_04.jpg" width="200" /></figure>
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<p class="katagaki">自動車ライター</p>
<p class="writername">小鮒康一(フナタン)</p>
</div>
</div>
<div class="konokiji_box_text">
<p>スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車を買ってしまう暴挙に出る。愛車は日産 リーフ、初代パルサー、NAロードスター。</p>
</div>
<div class="kijiyomu">
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</div>
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<!--ライター紹介パーツ終了--></div>
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[title] => 1万円で買ったフォルクスワーゲン ゴルフ2 はたして8年間でいくらかかったか?【永久保存版レポート】
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[description] => この夏、愛車VWゴルフ2(1990年式)を手放した。8年前にゴルフ2専門店「スピニングガレージ」から車両本体価格1万円(税込)で購入した車である。ここで手元に残った費用明細と共に、1万円ゴルフとの8年間をふり返ってみたい。ゴルフ2のみならず、最近人気らしい“ヤングタイマー”な車の購入を検討している人たちに、少しでも参考になれば幸いである。
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<div class="taC w600_img"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/top.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲筆者が8年間をともに過ごしたゴルフ2。手放した直後に撮影した姿だ。</span></div>
<h3>はじめに</h3>
<p>この夏、愛車VW ゴルフ2(1990年式)を手放した。<br />
<br />
8年前にゴルフ2専門店「スピニングガレージ」から車両本体価格1万円(税込)で購入した車である。<br />
<br />
購入時には周りから「すぐに壊れるに決まっている」だの「安物買いの銭失い」だのとやゆされたものだが、結果的には8年間を1万円ゴルフとともに楽しく過ごすことができた。<br />
<br />
不安がなかったと言えばウソになる。この8年は、僕にとってゴルフ2との冒険のような日々だった。今だからこそ言えることかもしれないが、だからこそ楽しかったのだ。<br />
<br />
基本的に1年おきの定期点検と整備は怠らなかった。<br />
<br />
ここで手元に残った費用明細とともに、1万円ゴルフとの8年間を振り返ってみたい。ゴルフ2のみならず、最近人気らしい“ヤングタイマー”な車の購入を検討している人たちに、少しでも参考になれば幸いである。</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/01.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲こちらが注文書のコピー。車両本体価格9,524円、当時の消費税5%を入れてちょうど10,000円だ。</span></div>
<p>維持にかかるコストは、旧車になればなるほどその個体の程度や整備の仕方によって大きく異なってくる。だから、これから紹介する内容は、あくまでも「僕と、僕が選んだゴルフ2とのケース」の記録であり、状況によって維持費がもっとかかる場合もあれば、そんなにかからない場合だってあることは、あらかじめご承知おき願いたい。<br />
<br />
冒険は、いつだって自己責任なのである。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
<div class="toc_box">
<p class="toc_title">目次</p>
<ul>
<li><a href="#toc2">● 「1万円ゴルフ」とは?</a></li>
<li><a href="#toc3">● すべての明細書を公開! 8年間の整備内容と実費</a></li>
<li><a href="#toc4">● 整備と修理にかかった総費用は……</a></li>
<li><a href="#toc5">● 走行距離について</a></li>
<li><a href="#toc6">● 冒険の一歩を踏み出す</a></li>
</ul>
</div>
</div>
<!--見出2 アンカーリンク-->
<div id="toc2"> </div>
<h3>「1万円ゴルフ」とは?</h3>
<p>1万円と聞けば「お友だち価格で特別に譲ってもらったんだろう?」と思う人がいるかもしれないがそうではない。8年前は、スピニングガレージの中古車ストックに「1万円」というコーナーがあった。<br />
<br />
ここで誤解してもらいたくないのは、箸にも棒にもかからない、どうしようもない車両だから1万円で売られていたわけではないということ。<br />
<br />
1万円ゴルフとは「未整備の状態で1万円」という意味である。<br />
<br />
あらかじめ整備されたゴルフ2をそれなりの値段で買うか、1万円で手に入れて状況や財布と相談しつつ必要な整備を施しながら乗っていくかの違い。つまりイニシャルコストをかけるか、ランニングコストをかけるか、という選択なのである。<br />
<br />
僕は後者を選んだ。<br />
<br />
その理由の一つめは、ゴルフ2は最終モデルでも約20年前(購入時)の車なわけで、たとえきちんと整備された車両であったとしても、購入後にメンテナンスフリーというわけにはいかない。いずれにせよ、ランニングコストは(大小の差はあれ)かかるだろうと考えたこと。<br />
<br />
理由の二つめは、これまでのように整備や修理をディーラーなりショップなりに丸投げして、そのまま請求額を支払うより、その時々に必要なメンテナンスのみを自分が納得したうえで施していった方が、結果的には出費を抑えられるのではないかと考えたこと。<br />
<br />
そして、もうひとつの理由(これがいちばん大事なポイントかもしれない)は、車がゴルフ2であったこと、そして購入先がその専門店であったこと。つまり、もともと信頼性の高い車種であり、豊富な実績のあるショップのサポートがあったからこそ、1万円ゴルフとの新たな生活に踏み切れたのだ。<br />
<br />
趣味性の高い旧車や輸入車の場合、できればその車種を専門に扱うショップを訪ねてみた方がいい。専門店に行けば程度の異なる実車を見比べることができるし、その店で購入するかどうかは別としても、希望する車に関する様々な情報を入手することができる。<br />
<br />
僕の場合は、スピニングガレージで数多くのゴルフ2を見比べることができたから1万円ゴルフの程度がなんとなく理解できたし、チェックポイントなども事前に教えてもらえたおかげで安心できた。なによりも専門店には、経験に基づいた貴重なノウハウがある。<br />
<br />
ちなみに現在は、スピニングガレージに「1万円コーナー」はない。今どきは、あえて未整備の車を選ぶようなお客は少なく、最初から整備された車両の方が安心ということらしい。もちろんきちんと整備されているに越したことはないが、もし信頼できる車とショップに巡り合えたら「イニシャルコストを抑える」という選択肢もありだと思う。<br />
<br />
<b>【まとめ】<br />
・中古車(特に旧車)の場合、購入後にメンテナンスフリーというわけにはいかない。<br />
<br />
・整備や修理を丸投げせず、必要なメンテナンスのみを施すことで出費を抑える。<br />
<br />
・楽しい旧車生活を実現するには、車種とショップの選択が重要なポイントとなる。<br />
<br />
・専門店なら車を見比べることができるし、そこには情報と経験に基づくノウハウがある。</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/08.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲スピニングガレージの田中社長(左)と筆者(右)</span></div>
<div id="toc3"> </div>
<h3>すべての明細書を公開! 8年間の整備内容と実費</h3>
<p>車を維持していくための費用には、整備のための費用と修理のための費用がある(その他にも税金や保険料、燃料代などが発生するが、ここでは除く)。<br />
<br />
維持費を抑えたければ不必要な整備をしないことだが、必要な整備まで怠れば結果的に故障が生じて修理費がかさむことになるので、大切なのは整備に正しくどれくらいかけていくか。それを判断するためには信頼できるメカニック(主治医)の存在が欠かせない。僕の場合は、スピニングガレージのH氏がメンテナンスを担当してくれた。<br />
<br />
以下、ゴルフ2を手に入れてから今春まで、8年間の全整備および修理の内容と、それにかかった費用の全記録である。<br />
</p>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2012年3月】 乗り出し整備</spam><br />
<br />
1万円ゴルフは車検が切れており、また先に述べたように未整備の状態だったので、まずは乗り出すにあたって車検整備と、その他の必要なメンテナンスを施す必要があった。<br />
<br />
整備が必要な箇所は、あそこもここもと挙げていけばキリがないので、オイル交換といった基本整備以外については、H氏にランク分けしてもらうことにした。<br />
<br />
<b>(A) 走行に直結する最優先の整備<br />
<br />
(B) 今は大丈夫だが、いずれ必要になる整備<br />
<br />
(C) その他、走行に直接は関係ない整備(エアコンやオーディオなど)</b><br />
<br />
H氏に診断してもらい、まずは24ヵ月点検(車検整備)と基本的な整備(エンジンオイルやブレーキフルード、タイヤの交換など)、それから緊急を要する「Aランク」の整備(セルモーターとフリーズプラグの交換)を施すことにした。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・175,930円 ※技術料+部品代。消費税は除く(以下、同様)</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2012_03.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲赤枠内の合計が上記の「★整備費用・・・175,930円」だ。なお、それぞれの金額や料金体系などは当時のものであり、その後変更となっている場合もある。</span></div>
<p>こうして2012年3月末、僕とゴルフ2との生活がスタートした。<br />
</p>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2012年7月】 B~Cランク整備</spam><br />
<br />
納車時に「Aランク」の整備しか施さなかったので、3ヵ月が過ぎ夏本番を迎えるにあたって、主に「Bランク」「Cランク」の整備(Vベルト交換、エアコンガス補充など)を施した。<br />
<br />
見た目をできるだけシンプルにしたくて、整備の”ついで”にフロントスポイラーを取り外してもらった。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・27,130円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2012_07.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2014年4月】 車検整備</spam><br />
<br />
拍子抜けするほど特に問題もなく2年が過ぎ、車検整備と主に「Bランク」の整備。<br />
<br />
前年の夏に、たまにエンジンルームが高温になると再始動時にエンジンがかからない(冷えるとかかる)という症状があったため診てもらう(セルモーターまわりの配線を交換することで解決)。<br />
<br />
運転席側のパワーウインドウの調子が悪いので手動式に交換。できるだけ電気に頼らない方が故障のリスクが減ることを学ぶ。窓は手で開ければいいじゃん、くらいのおおらかさが旧車との付き合いには必要である。<br />
<br />
前年は12ヵ月点検をパスしたが、この年以降は調子の良し悪しに関わらず毎年、点検整備を行った。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・173,354円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2014.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲細かくなるが、この回から明細のフォーマットが変わり「税込み」表示に。上記の「★整備費用」は、赤枠の合計を税抜きに計算し直したものだ(以下、同様)</span></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2015年6月】 12ヵ月点検</spam><br />
<br />
12ヵ月点検と基本整備(エンジンオイル交換、エアコンガス補充など)。12ヵ月点検については点検代(技術料)は発生しない。<br />
<br />
ドアハンドルが外れたが、すぐに中古品で対応可能なのもパーツのストックが豊富な専門店ならでは。ちなみに「パーツの入庫待ち」といった事態は、8年間に一度もなかった。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・13,901円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2015_06.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2016年4月】 車検整備</spam><br />
<br />
車検整備と基本整備、「Bランク」の整備(バッテリー、ブレーキパッド、プラグの交換など)。<br />
<br />
購入時からスカスカだったショックアブソーバーを交換。主治医のH氏から「これがゴルフ2本来の乗り味です!」と胸を張られ、乗ってみると確かにまったく違う車になったかのようなしなやかな乗り心地に驚く。古い車の場合は、本来のオリジナルの状態を知っておくことも大事だと思う。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・179,780円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2016_04.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2017年3月】 12ヵ月点検</spam><br />
<br />
12ヵ月点検と基本整備、「Aランク」の整備(ラジエーターの交換)。<br />
<br />
点検の結果、ラジエーターからの水漏れが発覚したため交換。大事に至る前に発見できて、日頃の点検の重要さを思い知らされる。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・92,510円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2017_03.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2018年4月】 車検整備</spam><br />
<br />
車検整備と基本整備、「Bランク」の整備(ハブベアリング、エンジンマウントの交換など)。<br />
<br />
運転席に続いて助手席側のパワーウインドウの調子も悪くなったが、こちらは接点清掃で解決、と思ったが・・・・・・。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・171,424円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2018_04.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ありがたいことに、合計から端数を切捨てる形で値引きしていただいたこともあった。が、今回は費目合計とするために計算外とさせていただいた(以下、同様)</span></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2018年5月】 故障修理</spam><br />
<br />
エンジンルームが高温になると再始動時にエンジンがかからないという症状が再発したため緊急入庫。点検の結果、セルモーターまわりの遮熱処理を施して解決。<br />
<br />
接点の清掃で解決したと思われた助手席側のパワーウインドウが再び不調に。助手席側は手動にすると面倒なのでサーマルヒューズを交換して修理する。<br />
<br />
<b>★修理費用・・・70,100円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2018_05.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2019年4月】 12ヵ月点検</spam><br />
<br />
12ヵ月点検と基本整備、「Bランク」の整備(ウオーターポンプの交換など)。<br />
<br />
タイヤを「ピレリP4」から「ヨコハマ BlueEarth」に交換。乗り心地が劇的に変化する。古い車になればなるほど、タイヤ交換は最も効果がわかりやすく手っ取り早いリフレッシュ策だと思う。タイヤは持込み(4本/20,000円)。<br />
<br />
始動時、エンジンキーをひねるとたまにギーッという異音が発生するようになり、点検の結果、ドライブプレートリングギアに破損があることが判明。しばらく様子を見ることにする。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・122,869円(タイヤ代含む)</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2019_04.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2019年11月】 故障修理</spam><br />
<br />
駐車場でエンジンがかからなくなり、JAFのレッカー車を呼んで緊急搬送。デスビ(ディストリビューター)を交換して解決。<br />
<br />
<b>★修理費用・・・84,200円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2019_11.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2019年12月】 故障修理</spam><br />
<br />
走行中に水温の警告灯が点灯し緊急入庫。点検の結果、ヒーターコアの破損による水漏れが判明し交換。併せてウオータータンクも新品に交換する。<br />
<br />
<b>★修理費用・・・118,300円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2019_12.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2020年5月】 車検整備</spam><br />
<br />
車検整備と基本整備、「Bランク」の整備(ドライブプレートの交換とAT脱着に伴う部品交換など)。<br />
<br />
エンジンキーをひねったときの異音発生が頻発するようになったためドライブプレートを中古品に交換。AT脱着作業を伴ったため、この際に併せて細かな部品類も交換する。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・272,151円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2020_05_1.jpg" width="600" /></div>
<p><spam class="text-bold-backorange">【2020年5月】 B~Cランク整備</spam><br />
<br />
エアコンのガス補充およびホース交換。<br />
<br />
<b>★整備費用・・・26,060円</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/2020_05_2.jpg" width="600" /></div>
<p>以上が、この8年間にゴルフ2に施した全整備および修理の記録である(作業はすべてスピニングガレージにて)。これ以外に一度だけ、コイル周辺の配線劣化によりエンジンがかからなくなるトラブルがあったが、JAFを呼んでその場で修理してもらい解決した(2019年11月/無料)。<br />
<br />
さて、はたして8年間の総費用はいくらになったのか?<br />
<br />
<b>【まとめ】<br />
・できるだけ修理費がかからないように、整備費を正しくかける。<br />
<br />
・基本的に1年ごとに定期点検と整備を施す。<br />
<br />
・8年間で、故障による修理のための緊急入庫は2018年5月と2019年11月、12月の3回のみ。<br />
<br />
・JAFに救援を要請したのは8年間に2回。いずれも2019年11月だったのは、故障は立て続けに起こる、という「旧車あるある」か。</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/03.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲シンプルで機能的なコックピット。無駄な装飾がないので飽きることがない</span></div>
<div id="toc4"> </div>
<h3>整備と修理にかかった総費用は……</h3>
<p>1万円で手に入れて、8年間を過ごしたゴルフ2の整備と修理にかかった総費用(2012年3月~2020年5月の費用明細の合計)は……<br />
<br />
<b>1,527,709円(技術料+部品代のみ/税別)</b><br />
<br />
この金額を見て「えっ、そんなにかかるのか」と驚く人もいれば、「ほぅ、そんなもんで済んだのか」と感心する人もいらっしゃるだろう。<br />
<br />
僕の感想は「やっぱり、これくらいなんだな」ということ。なぜ、「やっぱり」なのか。そう思うには理由がある。<br />
<br />
車両代と整備や修理にかかった総費用で、ほぼ150万円。<br />
<br />
現在のゴルフ2の中古車市場での相場は、程度の良い(普通に走れる)個体で100万~150万円といったところらしい。100万円で購入したとしてもメンテナンスフリーとはいかないから、購入後にそれなりの整備費用が加算されるはずだ。<br />
<br />
つまりゴルフ2を1万円で手に入れたとしても、相場価格で購入したとしても、トータルでみれば財布から出ていく金額はあまり変わらないのである。相場とは、そういうもの。だから「やっぱり」なのだ。もちろん、何年乗るかによって総費用は変わってくるが。<br />
<br />
ともかく仮に50万円のゴルフ2があったとしたら、あと100万円ばかりはかかるものだ、と考えておいた方がよさそうだ。逆に200万円のゴルフ2なら、当分の間は安心して付き合えるだろう。<br />
<br />
ゴルフ2に限らず、特に古い車になればなるほど“掘り出し物”は期待しない方がいい。たとえ安く手に入れることができたとしても、結果的に出ていくお金は変わらないのだ。<br />
<br />
大切なのは「いかに安く手に入れるか」よりも、その車と「どう付き合っていくか」だと思う。その付き合い方によって、かけるべきはイニシャルコストなのか、ランニングコストなのかを考えればいい。もちろん、いずれにせよ信頼できるショップで購入するという前提だが。<br />
<br />
<b>【まとめ】<br />
・整備と修理にかかった総費用は「1,527,709円」(技術料+部品代のみ/税別)。<br />
<br />
・車両本体価格に整備と修理の費用を加えれば、ほぼ相場価格となる。<br />
<br />
・車を安く手に入れることができたとしても、結果的に出ていくお金は変わらない。<br />
<br />
・「いかに安く手に入れるか」よりも、その車と「どう付き合っていくか」を考える。</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/07.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲定期的な整備を重ねた結果、走行中に突然止まるといったトラブルは一度もなかった</span></div>
<div id="toc5"> </div>
<h3>走行距離について</h3>
<p>わがゴルフ2の走行距離は、整備明細の記載によると手に入れた時が「176,890km」で、それが8年後の今年5月では「178,532km」となっている。もちろん、その間に「1,642km」しか走っていないわけではない。<br />
<br />
僕の1万円ゴルフは、最初からオドメーターが不調だった。<br />
<br />
だから、実際の総走行距離はわからない。20万kmなのか、25万kmなのか。いつからメーターが不調だったのかわからないのだから、もしかしたら、30万kmも40万kmも走っているのかもしれない。<br />
<br />
オドメーターを修理しなかったのは、それで困ることがなかったから(燃費は計測できなかったが)。中古車を購入する際に走行距離を気にする人が多いが、きちんと整備を施してある車であれば、それほど走行距離を気にする必要はないように思う。<br />
<br />
どれだけの距離を走ってきたかではなく、オーナーとともにどんな時間を走ってきたか。ゴルフ2にかぎらず、中古車選びのポイントは、いかに大事にされてきた車と出会えるかなのだ。乗りっ放しの3万キロより、きちんと整備され続けてきた10万kmの方が後々は安心だ。<br />
<br />
どれくらい大事にされてきた車であるかを知るために、できれば記録簿などで整備の履歴を把握できる車を選びたい。僕の1万円ゴルフには古い記録は残っていなかったが、スピニングガレージの管理車両になって以降の直近の記録は残っていたため状態はしっかり把握できた。<br />
<br />
<b>【まとめ】<br />
・しっかり整備を施してあれば、それほど走行距離を気にする必要はない。<br />
<br />
・中古車選びのポイントは、いかに大事にされた車と出会えるか。<br />
<br />
・乗りっ放しの3万kmより、きちんと整備され続けてきた10万kmのほうが安心。<br />
<br />
・できれば整備の履歴や素性がわかる車を選ぶ。</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/02.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲リアシートを倒したゴルフ2の荷室は広く、ワゴン車並みに使い勝手が良い</span></div>
<div id="toc6"> </div>
<h3>冒険の一歩を踏み出す</h3>
<p>ゴルフ2に乗る多くの人が、ほとんど同じことを言う。<br />
<br />
他に乗りたいと思う車が見つからない・・・・・・。<br />
<br />
ゴルフ2と暮らすと「車はこれで十分だ」という気持ちになる。大きすぎず小さすぎず、広すぎず狭すぎず、速すぎず遅すぎず、派手すぎず地味すぎず、便利すぎることはないが、それで不便を感じることもない。サスペンションの味つけも、シートの座り心地も絶妙である。<br />
<br />
まさに身の丈に合った、質実で気持ちの良いスウェットシャツのような車。世界に愛された大衆車とは、つまりこういうことなんだな、とつくづく思う。<br />
<br />
ゴルフ2のような大衆車が新車で手に入るのなら悩むこともないが、世界中のどこを見渡してもゴルフ2に匹敵するような車は見当たらない。だからこそ、ゴルフ2は今なお名車なのだ。しかも、僕らに手が届く名車である。<br />
<br />
とはいえ、そんなゴルフ2も今となっては30年も前の車である。当然のことながら程度のいい個体は減りつつあるし、それに準じて相場は上がりつつある。世界の名車を手に入れるなら、今だろう。<br />
<br />
30年前の車だからと恐れることはない。30年前の車であることを忘れず愛情をもって付き合っていけば、現代の車では決して味わうことのできない深く楽しい時が待っている。<br />
<br />
その楽しさの深さを知りたければ、冒険の一歩を踏み出すことだ。150万円で他にどんな車が手に入るかを考えてみれば、それは難しいことではないだろう。<br />
<br />
<b>【まとめ】<br />
・ゴルフ2は世界に愛された大衆車であり、今なお名車である。<br />
<br />
・ゴルフ2の相場は上がりつつあるから、手に入れるなら今である。<br />
<br />
・30年前の車だからと恐れることはないが、30年前の車であることを忘れないこと。<br />
<br />
・150万円で他にどんな車が手に入るか考えてみる。</b><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="フォルクスワーゲン ゴルフ2" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65326/05.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ボンネットのクリア塗装は剥げていたが、走りに影響はないし”味”としてそのままにしておいた</span></div>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=VW_S004&FMCC=VW_S004_F001&fed=contnikkancs_20201001_tc20201001003rt" target="_blank">ゴルフ2の中古車を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
フォルクスワーゲン ゴルフ2(1990年2月~1992年3月) 生産モデル×全国</div>
<div class="author2019">文/夢野忠則 写真/阿部昌也</div>
<!--ライター紹介パーツ開始-->
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<p class="katagaki">ライター</p>
<p class="writername">夢野忠則</p>
</div>
</div>
<div class="konokiji_box_text">
<p>自他ともに認める車馬鹿であり、「座右の銘は、夢のタダ乗り」と語る謎のエッセイスト兼自動車ロマン文筆家。 現在の愛車は2008年式トヨタ プロボックスのGT仕様と、数台の国産ヴィンテージバイク(自転車)。</p>
</div>
<div class="kijiyomu">
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</div>
</div>
</div>
<!--ライター紹介パーツ終了-->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/shop/kanagawa/205155002/#contents" target="_blank">スピニングガレージの店舗ページはこちら</a></li>
<li><a href="https://spinninggarage.com/" target="_blank">スピニングガレージの公式サイトはこちら(※外部サイトに遷移します) </a></li>
</ul>
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[description] => 2014年8月、トヨタから発表されたプレスリリースに驚いた人は多かったでしょう。そこには「ランドクルーザー“70”シリーズを期間限定発売」と書かれていました。
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<h3>誕生30周年を記念して約1年の期間限定で復刻</h3>
<p>2014年8月、トヨタから発表されたプレスリリースに驚いた人は多かったでしょう。そこには「ランドクルーザー“70”シリーズを期間限定発売」と書かれていました。<br />
<br />
ランクル70の誕生30周年を記念して実現したこの企画。そんなランクル70の気になる現在の中古車事情をお届けしますが、その前に、そもそもどんなモデルだったのか、振り返ってみましょう。<br />
<br />
ランクルは、警察予備隊(現・陸上自衛隊)への納入を目指して開発された、ジープBJ(1951年)が元祖になります。その後、走破性に加えて乗り心地も追求した、ステーションワゴン系の55系(1967年)が登場。これが現在のランドクルーザーにつながります。<br />
<br />
さらに、レジャー志向の高まりに合わせて開発された、ライトデューティ系の70系ワゴン(1985年)も登場。これは現在のランドクルーザープラドへと続く系譜です。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ ランドクルーザー70" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65339/2010_70_02.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲1984年にデビューした70系ランドクルーザー</span></div>
<p>初代ジープBJから続く系譜は、ヘビーデューティ系と呼ばれ、機動力をとことん追求したモデルに。1984年に登場したランクル70は、ヘビーデューティ系のラストモデルで、日本では2004年まで、20年にわたり販売されました。<br />
<br />
ただ、日本での販売終了後も、海外ではランクル70が販売され続けていました。だからこそ普通の車ではありえない、販売終了から10年後に再び販売ということが実現できたのです。<br />
<br />
ランクル70は、日本で販売されていなかった10年の間に、マイナーチェンジも施されています。2004年式の最終型と復活販売されたモデルの顔つきが異なるのはこのためです。<br />
<br /></p>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=TO_S233*TO_S149&YMIN=2014&fed=contnikkancs_20201028_oc20201028002to" target="_blank">ランクル70の中古車を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
トヨタ ランドクルーザー70(バン・ピックアップ)×全国</div>
<h3>ヘビーデューティ感に溢れる本気のギア</h3>
<p>そんなランクル70の復刻版は、5ドアのバンに加え、過去に日本では販売されていなかったピックアップもラインナップされました。<br />
<br />
4WDはパートタイム式で、トランスミッションは5MTのみ。電動デフロックはオプション設定になっていました。もちろん車体はラダーフレーム構造です。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ ランドクルーザー70" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65339/2010_70_03.jpg" width="600" /></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ ランドクルーザー70" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65339/2010_70_04.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲5ドアのバンに加え、ピックアップも用意されました</span></div>
<p>ヘビーデューティな装備として、フロントバンパー内に格納される電動ウインチをオプション設定。ウインチ搭載車はナンバープレートが助手席側に移され、ウインチ収納部には大きくTOYOTAのロゴが入ります。<br />
<br />
搭載エンジンは4L V6ガソリンエンジンで、最高出力は170kW(231ps)、最大トルクは360N・m(36.7kg・m)となります。<br />
<br />
新車時価格は、バンが360万円、ピックアップが350万円でした。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ ランドクルーザー70" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65339/2010_70_05.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲オプションの電動ウインチ。悪路でスタックしたときの脱出時やスタックした車の救出に活躍します</span></div>
<p>復刻したランクル70は、2015年6月末までの受注に。販売目標は月200台でしたが、なんと復刻して1ヵ月で3600台を受注。ラグジュアリーなクロスオーバーSUVとは違うヘビーデューティなギアを、多くの人が求めていたことがわかります。<br />
<br /></p>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=TO_S233*TO_S149&YMIN=2014&fed=contnikkancs_20201028_oc20201028002to" target="_blank">ランクル70の中古車を見てみる</a></div>
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トヨタ ランドクルーザー70(バン・ピックアップ)×全国</div>
<h3>いまだプレミア相場が継続中! 今後も高値安定が予想される</h3>
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<p>2020年10月23日現在、復刻版ランクル70の中古車は、バンが22台、ピックアップが7台流通しています。<br />
<br />
価格帯は、バンが360万~570万円、ピックアップが380万~480万円。これは、限定販売という希少価値がもたらしたプレミア相場と言えるでしょう。<br />
<br />
相場の下限だけを見ると、ピックアップの方が高くなっていますが、最安値の中古車をよく見ると、バンが走行8.9万kmと走り込んでいるのに対し、ピックアップは2.6万km。バンは、走行4万km台だと車両本体価格が400万円を超えてきます。やはり利便性の高いバンの方が、価格は高めになっています。<br />
<br />
また、バン、ピックアップともに走行距離は2万~5万kmのものが多めに。ピックアップは選択肢が少ないですが、バンだとオプションの電動ウインチやデフロックが付いたものも見つかります。ボディカラーもベージュ、ブルー、白など好みのものを選びやすくなります。<br />
<br /></p>
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<p>ランクル70が欲しい人にとって、最大の問題は新車価格より高いプレミア相場をどう考えるか。<br />
<br />
復刻版ランクル70は限定車のため、この先流通量が急激に増えることは期待できません。現在は、販売されてから5~6年で走行距離をはじめとする車両のコンディションはいいものが多いものの、今後はだんだんと条件が厳しめになっていくでしょう。<br />
<br />
もちろんタフな車なので、走行距離が延びたり多少荒く使われたものでも、すぐにガタがくることはないはずです。ただ、レアなモデルなので、相場が急に下がることも期待できません。なので、高いお金を出して多走行車を買うことになるのは覚悟しなければなりません。<br />
<br />
それなら、条件のいい今のうちに手に入れておく。本気でランクル70に乗りたいなら、そう判断するのが賢明だと思います!<br />
<br /></p>
<div class="sarch_col">
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<h4>▼検索条件</h4>
トヨタ ランドクルーザー70(バン・ピックアップ)×全国</div>
<div class="author2019">文/高橋満(BRIDGE MAN) 写真/トヨタ</div><br />
<p>
<!--ライター紹介パーツ開始-->
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<figure class="konokiji_face"><img alt="高橋満(たかはしみつる)" height="200" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64173/_no_name.jpg" width="200" /></figure>
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<div class="konokiji_box_right">
<p class="katagaki">自動車ライター</p>
<p class="writername">高橋満(BRIDGE MAN)</p>
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<p>求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL</p>
</div>
<div class="kijiyomu">
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