スズキ ハスラーを総額100万円以下でゲットするなら、初代Gグレードが狙い目!
2020/08/09
「総額100万円以下」に絞るなら、現行型ではなく初代に注目!
2014年に初代が発売されるやいなや大ヒットとなり、2019年12月に2代目となる現行型へとモデルチェンジしたスズキ ハスラー。
特に初代は、フルモデルチェンジするまでの6年間に、約48万台を売り上げたスマッシュヒットモデルだ。
そしてお察しのとおり、2代目が出たということは初代をお安く手に入れるチャンス。
実際に総額100万円以下に絞ってみると、さすがに現行型は1台も流通していないが(執筆時の2020年8月4日現在)、初代ハスラーは豊富だ。
さらに5年落ち以内の“良コンディション”物件に限っても、総額100万円以内で手に入れられるものがすでに約200台流通している。
ここで、初代ハスラーについて、あらためておさらいしよう。
軽の新ジャンルを開拓したパイオニア、初代ハスラー
軽ハイトワゴンの使いやすさとSUVのかっこよさを融合させた、軽クロスオーバーという新ジャンルを開拓した初代ハスラー。
すでに2代目にあたる現行型がデビューしているわけだが、現行型より角が丸いフォルムと、すっきりしたインパネなど、初代の方がより軽やかでポップな印象を受ける。
むしろ、ジムニー的本格クロカンに寄りすぎずちょっと斜め上をいくハスラーらしいともいえ、積極的に選びたいくらいだ。
中身は、使いやすさに定評のあるワゴンRと共通のプラットフォームで作られているので何の心配もないうえに、ルーフが長い分ワゴンRより広々感がある。
スズキ車ご自慢の取り外して持ち出せるバケツ型の「助手席シートアンダーボックス」をはじめとする豊富な収納や、背もたれを前に倒してテーブルとして使える「助手席シートバックテーブル」などユーティリティも上々だ。
デビュー時には簡易ハイブリッドシステム「エネチャージ」搭載だったが、2015年5月に行われたマイナーチェンジで格上げに。
それまでの「エネチャージ」から、モーターアシスト時間と対応時速域を拡大した「S-エネチャージ」へと進化した。
以降のCVT・自然吸気エンジン搭載車の燃費は32.0km/Lと、現行型を上回るという点にも注目したい。
狙い目は、S-エネチャージ搭載かつ5年落ち以内の「G」グレード!
初代ハスラーは装備の違いで、上級の「X」、廉価版の「A」、中間の「G」の3グレードが用意されている。また、全グレードでFFか4WD、CVTか5MTを選択できる。
「A」グレードを除く4WDのCVT車には、急勾配をゆっくり下る「ヒルディセントコントロール」と滑りやすい路面の発進を助ける「グリップコントロール」を搭載。
同じく「A」グレードを除く全車に運転席シートヒーターも用意され、SUVらしい悪路走破性やユーティリティが充実している。
その中でも狙い目は、2015年以降の「G」グレード。
予防安全装備にあたる衝突被害軽減ブレーキや、ペダル踏み間違い防止機構を含めた「レーダーブレーキサポート」、そして「S-エネチャージ」を搭載している。
流通量も多く、予算100万円で好みの1台をじっくり選べるだろう。
また、やや価格帯は上がるが「X」グレードをベースにした特別仕様車「Jスタイル」も、助手席シートヒーターなど装備の充実に加え、2トーンの専用ボディカラーなどが魅力だ。
「Jスタイル」には「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」グレードが用意されているが、「S-エネチャージ」搭載の2015年12月以降の「Ⅱ」「Ⅲ」をオススメしたい。
▼検索条件
スズキ ハスラー(初代)× 支払総額100万円以下 × 年式2015年以降 × グレード「G」 × 全国▼検索条件
スズキ ハスラー(初代)× 支払総額100万円以下 × 全国カーセンサー9月号(2020年7月18日発売号)では、総額100万円以下で手に入るオススメ軽自動車を20モデル紹介している。
今回紹介した初代ハスラー以外にも、今買いな厳選軽自動車をピックアップしているので、こちらも合わせてチェックしてほしい。
自動車ライター
竹井あきら
自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力(乗馬)に夢中。
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