総額70万円以下で先進予防安全装備付きの軽自動車が欲しいなら、ダイハツ ミライース(初代)だ!
2020/08/11
購入時の費用を抑えつつ、予防安全装備だけは譲りたくない方へ
とにかくお手頃価格で、でも最低限の予防安全機能は付いている軽自動車が欲しい。
そんな方にぜひチェックしていただきたいのが、ダイハツ ミライース(初代)だ。
まずは、ずばり総額70万円以下で買える中古の軽自動車で、当面経年劣化による故障の心配が少なく安心して乗れるであろう、「年式5年落ち以内」「走行距離5万km以下」に絞って探してみる。
すると軽の中でも、この初代ミライースの他、スズキ アルト(現行型)や日産 モコ(3代目)といった、ごくシンプルなタイプの車種に絞り込まれる。
そこで、「シンプルってなんにも付いてないってことじゃないの? 」とお思いでしたら心配ご無用。
これらの車種の中でも特に初代ミライースをオススメしたい最大のポイントこそ、総額70万円の圏内であっても、予防安全装備「スマートアシスト」搭載物件が多数流通しているという点なのである。
「スマートアシスト」とは、ダイハツの予防安全機能の総称。
衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、VSC&TRC(横滑り制御機能・タイヤ空転制御機能)が含まれる。
車体自体のトラブルを避けつつ、事故被害のリスクを下げてこそ「安心して乗れる」というもの。
その要求に応えられる、そこそこ新しく、予防安全装備搭載車で、しかもお手頃価格で入手可能な車こそが、初代ミライースなのだ。
低燃費だから維持費も抑えられる!
あらためて初代ミライースがどんな車かおさらいしよう。
低燃費の雄であるスズキ アルトの市場をえぐるべく、ダイハツが「ハイブリッド並みの低燃費をハイブリッドの半額の車両価格で」という商品コンセプトで開発した刺客。
「イース」とは「e:S(Energy Saving)テクノロジー」の意で、安全性を確保したうえで徹底的な軽量化を図っている。
7km/hを下回るとエンジンを停止する「エコアイドル」や、減速時にエネルギーの回生を図る「エコ発電制御」を採用。
その結果、稼ぎ出す燃費は2014年7月のマイナーチェンジ以降では、FFモデルがJC08モードで35.2km/L、4WDでも32.2km/Lと超低燃費。
低燃費は財布にやさしく、地球にもやさしい。いわばお財布にも地球の未来にも安心感を与えてくれる。
お金はあまりかけずに、安心して乗れる日常の足をお探しの方に広くオススメしたい「安価良品」。それが、初代ミライースなのだ。
狙い目は、グレード名に「SA」が付いているモデル
支払総額70万円以下で、かつ「年式2015年以降」「走行距離5万km以内」という状態の良い可能性が高い物件に絞っても、2020年8月4日の執筆時には240台前後流通している。
その中でも安全装備搭載物件を選ぶなら、「X“SA”」「G“SA”」などグレード名に「SA」が付いたものを探そう。ちなみに、「SA」とは、「スマートアシスト」の意だ。
中でも、装備の充実した最上級グレード「G“SA”」は特にオススメ。
ただし、流通台数は1桁台と限られている。もしも気になるようなら早めに検討を進めてほしい。
▼検索条件
ダイハツ ミライース(初代)× 支払総額70万円以下 × グレード「G“SA”」 × 全国▼検索条件
ダイハツ ミライース(初代)× 支払総額70万円以下 × 全国
カーセンサー9月号(2020年7月18日発売号)では、総額100万円以下で手に入るオススメ軽自動車を20モデル紹介している。
今回紹介した初代ミライース以外にも、今買いな厳選軽自動車をピックアップしているので、こちらも合わせてチェックしてほしい。
自動車ライター
竹井あきら
自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力(乗馬)に夢中。
この記事で紹介している物件
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