▲2017年のクリスマスに登場したスズキ クロスビー ▲2017年のクリスマスに登場したスズキ クロスビー

まずは押さえて! SUVってよく聞くけど車の名前じゃないんです!

最近人気のSUV。CMや雑誌、ネットなどで目にするせいか、車について知らないママでも「SUVっていう車にしたい」と言っていました。

そもそもSUVというのは「Sport Utility Vehicle(スポーツユーティリティビークル)」を略した単語です。

簡単にいうと……

普段使いもアクティブにキャンプにも使える万能ちゃん!

お買いものや、山道などを走って向かうアウトドアも楽しめてしまう、多目的に使える車ですよ~ってな車です。

SUVといっても種類も大きさも様々! 運転にまだ少し不安があるけどSUVに乗りたいというママにオススメしたいSUVをご紹介します!

【今までのおさらい】
この連載は「子育てをする際に、一番役立つ車とは?」を女子目線から分かりやすく解説しようというものです。

周りの友人に「車を買いたいんだけど、どれがいい?」と聞かれることが多く、理由を聞くと子育てを始めて車が必要になってしまったのだとか。

「電車で子供が泣くと周りに迷惑がかかるから気軽に乗れない、習い事の送り迎えでどうしても必要になった」などなど。

他にも、「貯金もしたいし、その他もろもろの出費もあるから、なるべく価格を抑えたい」というのが本音。

そんな、ママたちの意見を参考にしながら、ママ向けの車選びをしています!

まず、選ぶうえで見ておきたいのは以下のとおり↓

1. お金回りのこと
(子供のために、貯金などしたいママも多いはず。それぞれのご家庭によって経済状況は違いますが、なるべく抑えたいというママ)

2. 安全性
(一番は、自分と家族の安全。ここは押さえておきたい)

3. 日常使いでうれしいポイント
(子育てをするうえで、使いやすいかどうか? これもポイント)

4. デザイン
(女の子だもん。かわいかったり、素敵な車に乗りたいもんね)


乗り手の幅広いニーズに応えてくれるSUVは確かに魅力的です!

サイズも大小様々! でも、一旦落ち着いて考えてみてほしいのです。車の大きさや維持費など……。

大きい車だと運転が大変に感じるときもありますよね。維持費の面でも車によって高かったりするので、そこまで考えて選ぶことが大切なんです。

今回ご紹介するのは運転に不安があるけどSUVに乗ってみたい! というママにも安心してもらえる、かなりコンパクトなSUV『スズキ クロスビー ハイブリッドMZ』

1. お金回りのこと(維持費や価格)

普通車に分類されるスズキ クロスビーの維持費を見てみましょう。

ちなみに維持費とは、重量税・自動車税・ガソリン代などのことです。

車種などにもよりますので一概には言えませんが、車が大きいほど税金は高くなる! というのが一番分かりやすいと思います。

必死に安い車を探しても、購入後の維持費が高かったら意味ないですよね。

▲「えー! めっちゃ高い……」維持費も含めて選ばないととんでもない。▲「えー! めっちゃ高い……」維持費も含めて選ばないととんでもない。

しかし、大きなSUVはお金がかかるものも結構あったりします。

車両本体価格ももちろんですが、ガソリン代などの維持費も相当だったり……。

ちなみに矢田部の大きなランドクルーザーは、スーパーや仕事に行くのに毎日乗って月額2万4000円くらいのガソリン代がかかっています……。

とっても大好きな車ですが、燃費の悪い車なんです……(苦笑)

生半可な気持ちで購入すると、後でこんなはずでは……となることもあるので注意が必要です。

●重量税(購入時と車検のタイミングで払うもの)
基本的には、車両本体の重量が重くなるほど高くなる重量税。

今回オススメしているクロスビー ハイブリッドMZの車両重量は960~1000kgなので1年あたり8200円かかります。(2018年11月14日現在)

ちなみに名前くらいは聞いたことある人も多いであろうコンパクト車のホンダ フィットは車両重量が1010~1230㎏なので、1年あたり1万2300円。(2018年11月14日現在。エコカー減税非対象の場合の金額です)

意外にコンパクトな車同士でも差がでてくるものなのです。

●自動車税(毎年4月に払うもの)
自動車税は排気量によって金額が変わってきます。もちろん、大きくなれば大きくなるほど額も上がっていきます。

クロスビー ハイブリッドMZは、排気量が1.0Lなので毎年2万9500円。

先ほど同様、フィットを例に挙げると、排気量が1.3~1.5Lなので3万4500円。

一見、たかだか5000円となりそうですが、毎年かかるとなるとちりも積もれば山となる! ですよね?

●ガソリン代のこと
クロスビーの燃費はカタログ数値で20.6~22.0㎞/Lと十分です。

ただ、タンク容量(ガソリンを入れられる容量)が2WDで32L、4WDで30Lと少ないです。

なので、乗る機会が多い方は給油回数が多くなる分、燃費が悪く感じるかもしれません。

2. 安全性

スズキ クロスビー ハイブリッドMZには、危険を予測して安全運転をサポートしてくれる「スズキ セーフティ サポート」が標準装備されています。

運転中は、アクセルとブレーキの踏み間違えを防ぐ『誤発進抑制機能』、わき見運転・居眠りなどでフラフラしてしまったときに教えてくれる『ふらつき警報機能』など、安全運転を手助けしてくれる機能が付いています。

他にも、バック駐車のときに障害物にぶつかりそうになったら自動でブレーキをかけてくれる『後退時ブレーキサポート』など、ママにとってうれしい機能が標準装備です。

また、衝突事故を起こしてしまった場合は6つのエアバッグで乗っている人を守ってくれます。

その中でも、最近は標準となりつつある『SRSサイドエアバッグ』『SRSカーテンエアバッグ』は特に大きな衝撃から車に乗っている人を守ってくれるんです。

衝突事故に遭って車が横転してしまった人から、カーテンシールドエアバッグのおかげで無傷で済んだというお話も聞いたことがあります。もちろん事故に遭わないことが一番ですが!!

3. 日常使いでうれしいポイント

とにかく収納スペースが多い!

例えば、カーナビの下にちょっとしたスペースがあるのですが、スマホを置くのに最適だったり、駐車券を置くのにちょうど良いドアポケットがあったり。

驚いたのは、助手席の下にも収納スペースがあるんです。

運転中に履く靴とお出かけ先で履くヒールなどを入れるのに使えます。

また、めったに使わないけど、車に置いておくと便利なものを積んでおくのも良いかもしれません。

▲後席のシートを倒せば長さのある荷物だってへっちゃら! もちろん両側倒せます。▲後席のシートを倒せば長さのある荷物だってへっちゃら! もちろん両側倒せます。
▲荷物入れの下にはこんな収納が! (2WDと4WDで広さは異なります)▲荷物入れの下にはこんな収納が! (2WDと4WDで広さは異なります)
▲座高の高い人が座っても、天井が頭に当たるということはありません! 車内を広々使えるのは◎ ここだけの話、矢田部は足が短いので、なんなら足も伸ばせちゃいまーす!(笑)▲座高の高い人が座っても、天井が頭に当たるということはありません! 車内を広々使えるのは◎ ここだけの話、矢田部は足が短いので、なんなら足も伸ばせちゃいまーす!(笑)

後ろの荷物置きには、一般的な9.5インチのゴルフバックを横向きに積むことも可能です。

シートアレンジも豊富で、後席の背もたれを倒すのはもちろん、助手席も倒せるので、長さのある大きな荷物も積めてしまいます。

ちなみに182㎝もある友人は、この車で車中泊をしています。

また、荷物置きには床下収納もあります。取り外して水洗いのできるアンダーボックスが付いているので汚れたものをそのまま載せられます。

そして、シートや荷物置きには、泥汚れなどが付いても拭いたらサッと落ちる撥水加工や防汚加工素材を使っています。

なので、子供用の自転車を積んで汚れてもサッと拭き取って、車内をきれい・清潔に保てます。

4. デザイン

▲屋根とボディの色が異なる2トーンはオシャレですよね▲屋根とボディの色が異なる2トーンはオシャレですよね

ボディカラーのバリエーションは豊富な11色で、モノトーンや2トーン、3トーンがあり、遊び心にあふれた1台です。

シートカラーはブラックで、ボディカラーに合わせてアクセントカラーが入っています。

このデザインなら、パパが乗ってもOKだし、ママが乗ってもGOOD。ジェンダーレスな車は一家に1台あると大活躍してくれそうです。

走った感じは、高速道路でもパワーが足りないと感じることはなく、加速や発進もスムーズ。

街乗りでも、山道のような坂でも、どちらも対応できます。

クロスビー ハイブリッドMZは2WDと4WDから選べます。4WDであれば、雪道を走るときに便利な「スノー」モードなどがあります。

もちろん、この装備がないと雪道を走れないというわけでは全くもってありません!

運転しやすい大きさで使い勝手もバッチリなSUV! 思う存分、アクティブにスズキ クロスビー ハイブリッドMZでカーライフを楽しんでください!

text/矢田部明子
photo/篠原晃一、ぱくたそ

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クロスビー ハイブリッドMZ×修復歴なし