どこもかしこもN-BOX! ママになったらN-BOXって思うけど実際なにがいいの?
2018/10/07
子育てに役立つ車の基準って?
こんにちは。駆け出しモータージャーナリストの矢田部明子です。
今回は「子育てをする際に、一番役立つ車とは?」を女子目線から分かりやすく解説します。
最近、周りの友人に「車を買いたいんだけど、どれがいい?」と聞かれることが多いです。というのも、子育てを始めて車が必要になってしまったのだとか。理由は様々。電車だと子供が泣いてしまい周りの人に迷惑をかけてしまうから気軽に乗れない、習い事の送り迎えで、どうしても必要になってしまった などなど。
理由をどんどん聞いていくと、貯金もしたいしその他もろもろの出費もあるから、なるべく価格を抑えたいというのが本音とのこと。そんな、ママたちの意見を参考にしながら、ママ向けの車選びをしてみました!
まず、選ぶうえで見ておきたいのは以下のとおり↓
1. お金回りのこと
(子供のために、貯金などしたいママも多いはず。それぞれのご家庭によって経済状況は違いますが、なるべく抑えたいというママ)
2. 安全性
(一番は、自分と家族の安全。ここは押さえておきたい)
3. 日常使いでうれしいポイント
(子育てをするうえで、使いやすいかどうか? これもポイント)
4. デザイン
(女の子だもん。かわいかったり、素敵な車に乗りたいもんね)
以上を踏まえた結果、私が選んだのはホンダの現行型N-BOX! 2017年にフルモデルチェンジを行い、安全性・走行性能などが強化されています。どこもかしこもN-BOX状態といってもいいほど街で見かけますよね? 自動車ランキングでも常にトップをひた走っているN-BOXはやはりママにも使いやすいんです。
なるべく価格を抑えてママにとってうれしい車であることが重要な今回は、現行型N-BOXの中でもG・EXグレードがオススメ!
1. お金回りのこと(維持費や価格)
そもそも維持費というのは、自動車税・重量税・ガソリン代などのことです。車種などにもよりますので一概には言えませんが、車が大きいほど税金は高くなる! というのが一番分かりやすいと思います。必死に安い車を探しても、購入後の維持費が高かったら意味ないですよね。
一例として、自動車税に着目してみます。軽自動車である現行型N-BOXと同メーカーの小型乗用車のフィットを比べてみましょう。現行型N-BOXは10800円に対し、フィット(1.5L)は34500円と23700円も現行型N-BOXの方が安くなります(2018年10月5日現在)。これって毎年かかる維持費なんです。
そして車を選ぶときですが、やみくもに安い車というのは危険かもしれません。なので、この3つは押さえておきたいポイントです。
●走行距離が少ない車
同じ日に製造されているのに1万㎞走っている車と10万㎞走っている車があれば、やっぱり1万㎞の方がいいですよね? 前オーナーの乗り方にもよりますので絶対はありませんが。
●修復歴があるか? その際、どんな修復をしたかが明確になっている車
事故によって車が破損すると修理を行います。修復歴なしの車が一番望ましいです! しかし、修復歴ありの車の方が安かったりします。もし、そういう車も検討するのであればどこにどんな修理が施されたか必ず確認しましょう。
●内装がきれいな車
屋外駐車場の場合と屋内駐車場の場合ではどうしても日焼けなどによって差が出てきてしまいます(特にダッシュボード)。どんなに外装が綺麗であっても、内装までしっかり確認しましょう。
ちなみにG・EXグレードの価格は144万~190万円(2018年10月5日現在)。フルモデルチェンジして1年もたっていないので走行距離はどの物件も現状比較的少なめです。
2. 安全性
車の前に急に人が出てきたり、前の車が急ブレーキをかけたときに「ヒヤリ」とした経験はありませんか?
このようなとっさの判断が要求されたとき、運転に慣れていても焦るのに、緊張している人であれば、それはもう考えるだけで怖いですよね。
そんなときにセンサーで察知してメーター内の表示と警告音で教えてくれたり、それでも衝突する恐れがあるときは、ブレーキをかけてくれる、などの安全機能が現行型N-BOXには標準装備なんです。なので、今回オススメしているG・EXグレードにももちろん標準装備。衝突を回避できたり、万が一衝突したとしても衝撃を和らげてくれます。
この安全装備が標準装備というのもポイントです。
車を注文する際に、安全装備が付いてないと知り慌ててオプションで付けると「え、めっちゃ高くなったやん。予算内に収まらなかった」みたいなことがありますからね。
ママたちと話していると安全性にこだわる人、とっても多いです。そりゃぁ、可愛い子供を乗せるんですもん、当然ですよね。
なので、安全運転をサポートしてくれるホンダセンシング(10個のうれしい安全機能)が標準装備なのはマストです。軽自動車だけど安全性の高い現行型N-BOXは最適です。
3. 日常使いでうれしいポイント
私が、現行型N-BOXの中でも、G・EXグレードを選んだ理由は画像のように子育てにピッタリなシートアレンジがあるからなんです! 助手席をかなり後方までスライドできるので、運転席後ろに座るお子さまの様子を確認しやすいので便利です。
チャイルドシートの設置場所は、助手席は基本的にはNG(エアバッグの衝撃が小さなお子さまには良くないとされています)。後部座席のどこに設置するかはメーカーや車の仕様によって適切な箇所は異なりますが、一般的には運転席側の後部座席が良いとされています。
荷物などを置くために、後ろのお子さまの隣に座れないシチュエーションがあったとしてもこれだけシートをスライドできたら十分ですよね。
また、リアシートを倒せば軽自動車ながら、自転車を積むことができるのもGood。
さらに窓ガラスはすべて99% UVカットガラスを採用。しかも標準装備なんです。ママにとってはうれしいですよね! 特に、妊娠中や産後は、女性ホルモンの関係でシミが出来やすいといわれています。日焼け止めを塗り忘れてしまったり、そんなの塗ってる時間はなーい!! という方にとってはかなりうれしいのでは?
他にも両側スライドドアなど、軽自動車だけど充実した利便性があります。また、私が特にこだわった標準装備。込みの値段での価格なら、コスパは申し分なしです。
4. デザイン
価格や使い勝手の良さから、N-BOXは非常に人気です。私自身、街中を運転していても「あっ、またN-BOXだ」なんて思うこともしばしば。友人は、スーパーの駐車場に自分と同じ色N-BOXが駐車してあって自分の車がどれか分からないと言ってました。(一番汚いN-BOXが自分のだったそうです(笑))
そんな人には、北欧スタイルのデザインやバーバパパなどキャラクターとコラボしているかわいいシートも販売されています。購入後、余裕ができたりデザインに飽きてしまったら、アフターパーツで車のイメージチェンジも図れます。
使い勝手はもちろん、幅広い楽しみ方のできる現行型N-BOX。ママへの使いやすさ・価格最優先も考えると、現行型N-BOXの中でもG・EXグレードをママにオススメの車第1号として認定します!
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G・EXグレード×支払総額あり×修復歴なしあわせて読みたい
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