▲可愛い輸入車でオシャレにキメたい! でもお金はない(泣)。そんな方にオススメな中古車をご紹介します! ▲可愛い輸入車でオシャレにキメたい! でもお金はない(泣)。そんな方にオススメな中古車をご紹介します!

オシャレってお金がかかるものです……

移動手段とはいえ、多くの人の目に触れる車は、もはやファッションの一部。特に女性の場合、「可愛いものを買いたい」「オシャレな車に乗って、周りにセンス良いって思われたい!」と思う方は多いはず。どうせなら、デザイン性の高い車に乗りたいですしね。……しかし、車はお高い買い物。こだわればこだわるほど、値が張ってしまうのはお洋服と一緒です。

「本当は可愛い系の外車に乗りたいけど、買えるわけないし。ありきたりだけど、仕方ないから女の子向けの軽から選ぶか……」

こんな声が聞こえてきそう……。でも、ちょっと待ってください。軽を買うくらいのお値段で手に入るオシャレな輸入車だって存在するんです!

今回は、そんな「100万円以下で買えるオシャレで可愛い輸入車」の中でも、女性や運転下手な方が操りやすい「コンパクトカー」をセレクトしてみました。オシャレ好きの皆さん、ぜひ候補に入れてみてください。

※最安値帯はそれぞれ2016年12月5日現在のカーセンサーnetに基づいた数値です

フィアット 500(現行型)

★最安値帯:60万円台

車に詳しくない方でも「あ、何となく見たことあるオシャレな外車」と記憶にありませんか? この500(チンクエチェント)は、イタリアの自動車メーカー「フィアット」の人気コンパクトカーで、数々の有名ブランドとコラボした経験もある世界が認めるオシャレ・カーです。

3ドアに全長3545mm~と小ぶりなボディですので、軽ハイトワゴンのような広~い室内空間とはいきませんが「それでも良いわ」と許せる可愛さ(個人的には)。ちなみにインテリアも文句なしのクオリティで、特にメーターやスイッチ類は国産にはないオシャレさでステキです。こういったオシャレ度の高さからか(?)超高い車だと思われがちですが、中古車であれば100万円以下でも購入可能。しかも、世代落ちの古い物件ではなく、新車と同様の現行型を、です。

さらに驚くべきは、5万km以下・修復歴ナシのまあまあ好条件の物件ですら、80万円台で買えてしまうということ。「程度が悪いから安い」わけではなく「中古の割に使用感の薄いやつなのに安い」のです。これは美味しい!

デュアロジックという独特のトランスミッションなので、国産車のオートマチック(AT)に慣れ親しんだ人だと少し違和感を感じる乗り心地かもしれませんが、もうそんなこと「こっちが合わせますよ」と言いたくなる可愛さ(個人的には)ですのでオススメです。

▲現行は、1957年に登場した名作コンパクトの復活モデル。丸いフォルムやプレスライン、丸型ヘッドランプなど往年のモチーフを生かしつつ、現代的にアレンジされたスタイリングが特徴です ▲現行は、1957年に登場した名作コンパクトの復活モデル。丸いフォルムやプレスライン、丸型ヘッドランプなど往年のモチーフを生かしつつ、現代的にアレンジされたスタイリングが特徴です
▲こちらは初期モデル(08年~10年)のインパネ。イタリア車ならではのオシャレさです ▲こちらは初期モデル(08年~10年)のインパネ。イタリア車ならではのオシャレさです

フォルクスワーゲン up!(現行型)

★最安値帯:50万円台

かの有名なドイツの自動車メーカー フォルクスワーゲンが気合いを入れて造ったコンパクトカーです。

外観デザインは万人受けというよりかは個性的。クセというか味のある顔をしていますが、国産にはない存在感があって独特のオシャレさです。

インテリアは、ベースグレードのmove up!だとグレー系統で少し地味な印象ですが、high up!だとシートに色が増えたり、各所にカラーの縁取りがあったりと、よりポップで可愛くなっています。(ちなみにhigh up!でも現時点の最安値帯は70万円台なので、ご安心を)

幅や高さは国産コンパクトとほぼ同じですが、全長がかなり短かめ。今回ピックアップしているモデルの中では、フィアット 500と並んで最短の全長です。そのため、軽から乗り替えるなんて方には、感覚がそこまで変わらず運転しやすいかもしれません。

▲グリルまわりが特徴的なフロントマスク ▲グリルまわりが特徴的なフロントマスク
▲こちらが、high up!仕様のインテリア。とてもポップな色使いです ▲こちらが、high up!仕様のインテリア。とてもポップな色使いです

シトロエン C3(現行型)

★最安値帯:80万円台

車に馴染みのない人にはピンとこないかもしれませんが、フランスの自動車メーカー シトロエンの人気コンパクトカー。中も外も、総じて近代的というか未来感(?)のあるデザインですが、使い勝手はしっかり押さえてくれています。

この車のウリはなんといっても窓! ゼニスフロントウインドウといって、運転席の真上までガラスエリアになっているので「良好」というレベルでは言い足りないくらいの視界です。

流通台数自体がそこまで多くないため、100万円以下の物件も20台に満たない程度ですが、走行距離5万km以下のものもぼちぼちあるので、コスパは十分。人とあまり被らないという点でもオシャレさを見いだせますよ。

▲緩やかなアーチを描くサイドビューや丸みを帯びボリューム感に満ちたリアなど、独特の形状が印象的なC3 ▲緩やかなアーチを描くサイドビューや丸みを帯びボリューム感に満ちたリアなど、独特の形状が印象的なC3
▲前後長1.35m、左右幅1.43mの巨大なフロントガラス! ドライバーの頭上後方まであるので、他にない視界です ▲前後長1.35m、左右幅1.43mの巨大なフロントガラス! ドライバーの頭上後方まであるので、他にない視界です

メルセデスベンツ Aクラス(2代目)

★最安値帯:30万円台

えっ、ベンツが100万円以下で買えるの!? という声が聞こえてきそうですが、中古車であれば十分にあり得るお話。ここでオススメするのはAクラスの型落ち(先代)モデルです。

旧型といっても、2013年まで販売されていたものですので、恐れるほど古くはありません。しかも、この2代目までが「コンパクト」と言っていいサイズ感なので(最新の現行型は全長4355mm)、そういった意味でも旧型に価値があるというワケ。

この車のオシャレさは、何といってもベンツであることでしょう! 何だかんだ言っても、ブランドのネームバリューは最強です。加えて、“あえての旧型”というセレクトは良い意味で目立てるはず。とくにこのAクラスは、フロントマスクからAピラーまで直線的に伸びるシャープなボディ形状で、今のベンツにはない個性的な雰囲気があります。

ただ、どうしても少々古い車なので、探す際は走行距離や修復歴を絞ることをオススメします。例えば、「走行距離5万km以下&修復歴ナシ」で絞っても、今現在50台以上がヒットするので、なかなか満足に選べますよ。

▲メルセデス・ベンツが誇るプレミアムハッチ。現行型は、一回り大きくなってしまったので、このサイズ感のベンツは貴重です ▲メルセデス・ベンツが誇るプレミアムハッチ。現行型は、一回り大きくなってしまったので、このサイズ感のベンツは貴重です
▲インパネまわりの高級感は、ベンツならでは。後席の居住性も十分です ▲インパネまわりの高級感は、ベンツならでは。後席の居住性も十分です



いかがでしたか? ひとつでも気になったものがあれば、ぜひチェックしてみてください♪

text/編集部
photo/フィアット、フォルクスワーゲン、シトロエン、メルセデスベンツ