▲デビュー以降、大人気のハスラー。登場から2年経ち、徐々に中古車物件が増えてきました ▲デビュー以降、大人気のハスラー。登場から2年経ち、徐々に中古車物件が増えてきました

街中もラフロードもOK!

2014年1月に登場したスズキ ハスラー。デビュー当初は、納期が注文から3ヵ月以上先となるケースもあった超人気モデルです。

特徴は、可愛らしいデザインと広い室内空間、そして高い悪路走破性です。まずデザインですが、軽ワゴンとSUVを融合させたテイストが話題になりました。ハスラーというとパッションオレンジのイメージが強いですが、カラーはサマーブルーメタリックやクールカーキパールメタリックなど全11色展開で、うち6色はルーフの色が違う2トーン。街中を走ればおしゃれな雰囲気が漂います。

次に、ワゴンRをベースに作った、室内全長2160mmの広い空間。後席もゆったり座ることができ、4人が乗っても窮屈な感じはありません。リアシートを倒せば、大きな荷物も楽に積むことができます。レジャーなどでのお出かけにも最適です。

そして最後に忘れてはならないのが、高い悪路走破性です。大径タイヤを採用し、最低地上高180mm(2WD車)を確保。わだちや雪道など起伏のある路面でも余裕をもって走行できます。4WDとターボを組み合わせれば、ちょっとした悪路でも心配ありません。

おしゃれで大きな荷物も積めて、街中やラフロードもいけちゃうハスラー、ウインタースポーツでお出かけが増えるこの時期にいかがでしょうか。「普段使いもしたいけど、レジャーでも乗りたい!」という方にオススメしたい1台です。

▲こちらの車体の色はサマーブルーメタリック。全11色の中から好みの色を探すのも楽しいですね ▲こちらの車体の色はサマーブルーメタリック。全11色の中から好みの色を探すのも楽しいですね
▲こちらはパッションオレンジのカラーパネル。他にアクティブイエローとピュアホワイトのカラーがあります ▲こちらはパッションオレンジのカラーパネル。他にアクティブイエローとピュアホワイトのカラーがあります
▲室内全長2160mmで、4人乗ってもゆったりと過ごすことができます ▲室内全長2160mmで、4人乗ってもゆったりと過ごすことができます

お得に買うなら総額110万円以下

デビューから大人気のハスラーですが、登場から2年経ち、昨年同時期と比べると物件数は約5倍に増加。特に11月からは400台近く物件数が増え、1月5日時点で1800台以上と豊富に。平均価格はこの1年間で7万円程度下落し、約130万円になりました。新車価格が安く中古車相場も下がりにくい軽自動車では、順当な経過と言えるでしょう。今後は値落ちスピードが緩やかになる可能性が高いので、買い時の見極めがむずかしくなるかもしれません。

現時点での買いのポイントは、新車に対するお得度。新車を購入するとなると、新車時の車両価格(105~174万円)に諸費用がかかり、予想より高い!なんてこともあります。そのため、中古車を購入する際は支払総額を見て、新車に対してどれだけお得かを見極めましょう。人気車ゆえ「すごく安い!」と言える物件は少ないですが、お得にこだわるならば、2014年式の総額110万円以下がオススメです。また、今なら物件数も豊富なので、色などにこだわりたいという女性や若い世代にとっても選択肢が多くいい買い物ができるでしょう。

「装備や走りにもこだわりたい」という人は、2015年5月以降のGとXグレードのNA仕様に最新のSエネチャージが搭載されている点にも注目です。最新装備を含む総合力で考えるなら、2015年5月以降のGグレードを総額130万円以下で狙うのがいいでしょう。

▲11月末時点でのグラフ。物件数が順調に増えています ▲11月末時点でのグラフ。物件数が順調に増えています
text/ゆきだるま(編集部)
photo/尾形和美、スズキ