▲ENJOY HOT HATCH!

通勤ですら楽しく感じられる、毎日の移動の足

「コンパクトホットハッチ」はそもそもヨーロッパ勢が得意とするカテゴリーでした。日常の移動手段として活躍するコンパクトカーに、あえてハイパフォーマンスモデルを投入する自動車メーカーの“遊び心”と呼べるような存在です。もちろん日本の自動車メーカーにもそんな遊び心があります。

総額80万円以下となるとちょっと新しめのコンパクトカーを中古車で狙う予算でしょうか。そんな価格帯での中古車選びをしている方にオススメしたいのが、スズキ スイフトスポーツ(旧型)です。しかもこの予算で、万が一のトラブルでも範囲内なら保証修理を何度でも受けられる(半年プランは累積金上限30万円)、カーセンサーアフター保証対象車が狙えます。

スイフトとは異なるスポーティさが魅力

旧型スイフトスポーツがデビューしたのは2004年のこと。コンパクトカーであるスイフトをベースに足回りを見直し、ちょっと大きめな1.6Lエンジンを搭載したスポーティモデルです。フロントシートはレカロ製のバケットシートが採用され“やる気”満々です。

車両重量は1t強しかありませんから、1.6Lエンジンは最高出力125psでも十分です。物凄い加速をするわけではありませんが、コンパクトカーですからドライバーとの一体感は存分に味わえます。足回りのセッティングはベースのスイフトとはまったく異なり、路面をしっかり掴んでいることを感じさせる乗り味です。ステアリングの反応もクイックかつドッシリしたもので、上質な雰囲気すら漂っています。

▲トランスミッションには5速MT、4速ATの設定があります ▲トランスミッションには5速MT、4速ATの設定があります
▲「コンパクトカーですから荷室はそんなに広くない」と思いきや、リアシートを倒せばけっこう“使え”ます ▲「コンパクトカーですから荷室はそんなに広くない」と思いきや、リアシートを倒せばけっこう“使え”ます

旧型になって底値安定の兆しアリ

見かけこそスイフトと大差ありませんが、走りの違いは歴然で“能ある鷹は爪を隠す”雰囲気がたまりません。新車時でさえコストパフォーマンスの高さを感じさせる車ですから、中古車も現行型であるうちは高値安定しがちです。しかし今回、注目したのは旧型です。

旧型から現行型への乗り替え需要も一巡したようで、旧型スイフトスポーツの中古車相場は直近3ヵ月で大きな動きはありません(2015年9月10日現在)。総額40万円台から選択肢はあり、高いものでも130万円程度。狙いやすいのは当然、2004年11月~2007年4月に生産された初期モデルで、「1.6 スポーツ」(FF)の平均車両価格は約48万円となっています。

約11年前にデビューと聞くと維持するうえで不安に感じる面もあるかもしれませんが、アフター保証を付帯しておけば心強いでしょう。走行距離の多さも、修復歴の有無も問わず、保証が付けられます。この安心感とともに、コンパクトホットハッチの魅力を存分に味わえるって幸せなカーライフだと思います。

毎日の移動の足にスポーティモデルをあえて選択する、って面白いですよ。“無駄”に感じられる通勤時間でさえ楽しい時間が過ごせるんですから!

▼検索条件

スズキ スイフトスポーツ(旧型)×総額80万円以下×CSA保証対象車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額80万円を超える場合があります