今が買い!?「1の付くBMW」を200万円以下で!
2015/04/24
初回車検および2回目車検を機に手放す人が増加
今、車検サイクルの関係で「1の付くBMW」がとってもお手頃になっています。具体的には、BMWのエントリーモデルである現行1シリーズと、個性派コンパクトクロスオーバーのX1です。
現行1シリーズの登場は2011年10月のこと。2011年末にデリバリー(納車)された個体と、翌2012年のはじめ頃にデリバリーされた個体がちょうど初回車検のタイミングを迎えているのです。そして、X1の登場は少々古く、2010年4月。こちらは初期モデルが2回め車検の時期を迎え、そして2012年式が初回車検のタイミングです。
すべての人が車検を機に車を手放すわけではありませんが、一定数の人は「車検通さないで買い替えるか」と思うものです。その結果として今、市場には2010~2012年式のX1と2011~2012年式の現行1シリーズの流通量が増加し、その結果としてそこそこの値崩れを起こしているのです。
「現行BMW」が200万円以下…….ステキじゃないですか!
具体的な数字を見てみましょう。2010~2012年式X1の平均価格は今年1月上旬の時点で約240万円でしたが、直近では約225万円まで下落しています(2015年4月20日現在)。流通の中心を占める「sドライブ18i」だけで見ると、その平均価格は約199万円。しかしこの数字は「平均」ですので、実際の市場では「車両価格175万円前後のsドライブ18i」というのが結構な数、流通している状態です。
一方の現行1シリーズは、今年1月上旬の平均価格が約217万円でしたが、直近では約203万円。こちらも流通量の多い「116iスポーツ」に絞った平均価格は約196万円となっており、店頭では180万円前後のプラスボードを付けられた116iスポーツが多いようです。
こまごまと数字を買いましたが、つまり「両モデルとも200万円以下で買うのが当たり前の状況になった」ということです。……BMWの現行モデルが200万円以下で買えるって、結構ステキじゃありませんか?
どちらも乗ってみれば必ずクセになるいい車です
現行の1シリーズとX1についてよくご存じの方もいらっしゃるが、どんな車かということも簡単にご説明しておきましょう。
まず現行1シリーズは、前述のとおり2011年10月に登場した比較的コンパクトなモデルです。1シリーズとしては2代目に当たりますが、初代と比べると現行型はかなり洗練されています。初代は若干ですがコンパクトカー然とした乗り味を感じさせましたが、現行型はそんなことはなく、「ザ・BMW!」といった感じの乗り味です。要するに「コンフォート(快適)なのに、切れ味もやたら鋭い」んです。一度これに乗ってしまうと、ほかではあまり満足できなくなってしまう恐れもあります。それぐらい、良い車です。
一方のX1は、1という数字は付いていますが旧型3シリーズツーリング(ステーションワゴン)をベースに作られたクロスオーバーです。個性的なビジュアルも魅力ですが、ややコンパクトな1シリーズを大きく上回る居住性や積載性能が、X1の魅力といえるでしょう。もちろんその走りは、「コンフォート(快適)なのに、切れ味もやたら鋭い」というBMW流です。
どちらも少しでも試乗してみれば、その良さがすぐにわかるステキなドイツ車であり、初期モデルである点を不安に思うのであれば「カーセンサーアフター保証」が付帯されている、もしくは付帯できる物件を選ぶという手もあります。そもそも、さほどの不安がある車ではありませんが、カーセンサーアフター保証付きであればさらに安心だと思います。
“惑星直列”ではありませんが、車検サイクルの妙でお買い得になっている現行BMW1シリーズとX1、手頃で確実なドイツ車を探している方はぜひご注目ください。
この記事で紹介している物件
あわせて読みたい
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 世界で3社しか市販していないレアなFCVの1台、トヨタ MIRAIのドライブフィールに注目! 【EDGE’S Attention】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- 日産のフラッグシップモデル、4代目シーマの価格が上昇中! 気になる方は早めの行動を!
- アルピナ B8 4.6リムジン。それはある意味「永遠の命」をもつ希少名車だった。【NEXT EDGE CAR】
- 【名車への道】’14 BMW i8
- 本場ドイツの名門レース「DTM」が、再び注目を集めるワケ!【EDGE MOTORSPORTS】