ハスラー並に「遊べる輸入車」が150万円以下で狙える
2014/06/25
支払総額150万円以下の輸入5ドアハッチバックはハスラーの強力な対抗馬
BMWならではの活発なエンジンと俊敏なハンドリングを楽しめる旧型BMW1シリーズ。リアシートを倒して使えば積載性も十分以上です!
BMWほどの華はないかもしれませんが、走行性能も燃費性能も優秀で、実用性にも優れる優等生タイプの旧型VWゴルフ。手堅い選択です
同世代のVWゴルフと兄弟車の関係にあるアウディA3スポーツバック。各種の性能はゴルフとほぼ同じですが、こちらのほうが華はあるかも?
こちらはプジョーの比較的大柄な5ドアハッチバックである308。ドイツ車にはないソフトな乗り味が魅力ですが、高速域での安定感もかなりのもの
今、輸入車党にとっての「ハスラー的な車」は何か?
「遊べる軽、出た!」というキャッチフレーズでおなじみのスズキ ハスラーが今、売れています。4月の軽自動車販売台数ランキングでも、タントなどのトールワゴン系とアルトなどのお手頃系に混じって堂々9位にランクイン。多くの人々が「遊べる車」を待ち望んでいた、ということなのでしょう。
たしかにハスラーは秀逸です。極端なことを言えば「たいていの人はハスラー買っときゃ間違いなし!」とすら言えます。しかし世の中そうもいかない人もいます。「国産車はなんとなくイヤ」という、いわゆる輸入車党です。そういった輸入車党が今、ハスラー的「遊べる車」を買いたい場合、何をどう選べば良いのでしょうか?
遊び倒すなら走行3万km以上の5ドアハッチバック
「遊べる車」に求められる条件は、おそらく下記のとおりでしょう。
●あんまり新しすぎない
ピカピカすぎると走る道を選びますからね。走行3万km以上の中古車のほうが新車よりかえっていいでしょう。
●とはいえボロすぎない
あまりに「中古感」が強いと遊び心も盛り下がります。6万km以下がちょうどいいかもしれません。
●ある程度のサイズがある
人間だけでなく、遊びに使う様々な道具も運ぶわけですから、小さすぎる車は避けるべきかと。
●とはいえ大きすぎない
物理的にも精神的にもある程度小回りが利くサイズのほうが、遊びのためのサポートカーには適しています。
●積載性や乗降性に優れている
これはもう言わずもがなでしょう。
そう考えると、カテゴリー的には「Cセグメント(VWゴルフぐらいのクラス)の5ドアハッチバック」がピタリとハマります。5ドアハッチバックではなく小ぶりなステーションワゴンでもいいのですが、輸入ステーションワゴンの日本仕様というのはたいてい妙にゴージャスなパッケージになっていることが多いので、「遊び倒す」「使い倒す」には若干不向きかもしれません。
ハスラーとほぼ同予算でこの輸入車が狙えます!
先ほどの条件に加えて、車両価格もあまり高すぎないほうが、気兼ねなくガンガン使えて良いかと思います。ハスラーの新車価格ぐらい、つまり総額150万円以下がちょうどいいでしょう。
以上の条件に今現在当てはまる輸入車と、それぞれの魅力は以下のとおりです。
●旧型BMW1シリーズ
道中のハンドリングも楽しみたい人に最適
●旧型&旧々型VWゴルフ
すべての要素が平均点以上という安定感
●旧型アウディA3スポーツバック
ゴルフと同じ種類の魅力+良好なブランドイメージ
●M・ベンツBクラス
このクラスとしては重厚感のある乗り味が◎
●プジョー308
ドイツ車にはないソフトな乗り味と希少性
以上すべて、カーセンサーアフター保証対象車が総額150万円以下で選べる車です。とはいえ、中心となるのは総額120万円前後。ハスラーとほとんど変わらないというか、むしろ若干安いぐらいかもしれません。ぜひこれらの輸入5ドアハッチバックを入手し、ハスラーオーナーに負けない充実した毎日を送ってみてはいかがでしょう。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額150万円を超える場合があります
※2【BMW】1シリーズ(旧型) 【VW】ゴルフ(旧型/旧々型) 【アウディ】A3スポーツバック(旧型) 【M・ベンツ】Bクラス 【プジョー】308
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