年式にこだわれば、現行M・ベンツEクラスがオトクに買える!?
2013/11/04
世界最高級のサルーン/ステーションワゴンが絶賛値下がり中です
近年のメルセデスはハンドリングも比較的クイック志向で軽快なのですが、それでも伝統的な「直進安定性の高さ」は健在です
手や身体に触れる部分の素材感や、運転中目に入る部分のデザインの良し悪しは、高級車に乗るうえで非常に重要。その点でも現行Eは文句なし
こちらは現行Eクラスセダンの前期型。今年5月にビッグマイナーチェンジを受けて顔つきが変わりましたが、この顔も決して古びては見えません
同じく前期型M・ベンツEクラスのステーションワゴン。メルセデスらしい落ち着いたムードと現代的なフォルムがうまく融合しています
カーセンサーアフター保証付きの低走行車もこの値段!
車に限らず「そろそろ世界の一級品を身に着けたい」と思うお年頃の方は多いはず。そんなあなたにオススメなのが、現行M・ベンツ EクラスまたはEクラスワゴン。主なグレードの新車時価格は634万円~885万円でした。その2010年式が今、総額450万円以下で狙えます。それも、走行距離少なめでカーセンサーアフター保証付きの物件が!
安値の理由は、まず今年5月に行われたビッグマイナーチェンジ。顔つきが大幅に変わったことで、それ以前のEクラスは微妙に値を下げないと売れにくくなっています。加えて2010年式の場合「初回車検」を機に手放された車両によって数が増え、さらに値を下げているのです。
そのため、安いといっても決して状態が悪いわけではなく、前述のように低走行の物件を含めて安くなっているのが、最近の現行Eクラスの相場的特徴です。
同クラス・同価格帯のBMWではなく「E」を選ぶ理由
さて、「予算450万円&2010年式」という条件でアッパーミドルクラスの輸入車購入を考えた場合、M・ベンツだけでなくBMWやアウディなども視野に入るはず。そのとき、「BMWやアウディでなくM・ベンツのEクラスを選ぶ理由は?」 と疑問に思うかもしれません。
近年の車はどれも良くできていて、かつ国やブランドごとの個性の違いも昔と比べ少なくなっています。それゆえ「同クラスのBMWやアウディよりM・ベンツEのほうが圧倒的に素晴らしい」と言うことはできません。
それでもあえて言うなら、以下の理由で今現在は現行Eクラスを推したいと思います。まずBMWですが、同クラス・同価格帯となると現行5シリーズが当たります。市場を見渡すとたしかにほぼ同価格で低走行の5シリーズはあるのですが、その多くは2.5Lエンジンの「523i」です。
523iが悪いわけではありませんし、好みの問題かもしれませんが、アッパーミドルクラスの高級輸入サルーン/ステーションワゴンに乗る場合、ある程度の排気量があったほうがより“気分”が出るものです。小さめのエンジンを頑張って回すのではなく、大排気量で余裕を持って走るという“王者の走り”が似合うんですね。その点で、3Lの「E300アバンギャルド」や3.5Lの「E350アバンギャルド」が中心となる現行Eクラスの2010年式のほうが、満足度は高いはずです。
予算は国産フルサイズミニバンを買うのとほぼ同じです
アウディの場合、同クラス・同価格帯となるのは旧型A6か、若干クラスは異なりますがA5スポーツバックになるでしょう。旧型A6も当然悪い車ではありませんが、2004年にデビューしたモデルなので、現行Eクラスと比べれば内外装のデザインが若干古いことは否めません。フェイスリフト前のEクラスと比べたとしても、です。
A5スポーツバックは2010年デビューですので古くさい印象はありませんが、「車格が一つ違う」というのは結構大きいものです。もちろんこれも好みの問題ですが、「堂々たるサイズの世界の一級品を身に着けたい」という場合に限っては、Eクラスに軍配が上がるでしょう。
そんなこんなの現行M・ベンツ Eクラスのカーセンサーアフター保証付き低走行物件が今、ヴェルファイアやエルグランドを新車で買うのとほぼ似たような予算でイケるわけです。お年頃の方はもうイクしかないと思うのですが、いかがでしょう?
※プランでCSA保証を付けた場合、総額450万円を超える場合があります