福祉車両のトレンドは「普通の車」!? 国際福祉機器展レポート
カテゴリー: 福祉車両 ニュース&トピックス
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2014/10/10

通勤や買い物など日常生活で普通に使える
数多くの福祉機器とともに最新の福祉車両が集まった「第41回 国際福祉機器展」。10月1日(水)~3日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催され約13万人が来場した。各社自慢の福祉車両から見えてきたトレンドは「普通の車」であることだった。
会場には、介助するための専用車ではなく、「介助もできる愛車」としての福祉車両が目立った。これは各社がターゲットを福祉施設だけでなく、個人ユーザーにも広げているからだろう。
そのキッカケとなったのは、やはり2012年8月に登場したホンダ N BOX+の車いす仕様車のヒットだ。車椅子を載せない時は普通のN BOX+として使えるというコンセプトが受け、今も販売台数を伸ばしている。
また2013年12月に登場した、ダイハツ タントウェルカムシート(助手席が回転&昇降する)もヒット中だ。開口部の広さや手頃な価格に加え、スポーティな外観のタントカスタムにも設定されていることがヒットの一因だろう。
このように、もはや福祉車両は特別な車ではなく、道を教えてくれるカーナビが愛車に付いているように「介助しやすい機能が愛車に付いている」。つまり、普通の車であることがトレンドになっている。
N BOX+やタント以外にも「普通の車」がたくさんあった今回の国際福祉機器展。下記に編集部が注目した車を紹介しよう。







【関連リンク】
- 国際福祉機器展(一般財団法人保険福祉広報協会)