11月:ホンダライフ/12月:トヨタエスティマ/1月:レクサスRX 【新車3カ月予報】
2008/10/31
11月
[フルモデルチェンジ] ホンダ ライフ
幅広いユーザー層に受け入れられるシンプルなデザイン
11月6日に発表される新型ライフは幅広いユーザー層に受け入れられるよう、ファンシー・テイストの強かったデザインが改められてシンプルな装いに生まれ変わるようだ。フロントバンパーには3タイプが用意され、ベーシック系、ゴージャス系、スポーツ系という3つのシリーズでバリエーションが展開され、スポーツ系は引き続きDIVAと命名。ゴージャス系には新しいグレード名PASTELが用いられる。
インテリア最大のセールスポイントは、最廉価グレードを除く全車に標準装備されるオーディオ一体バックモニター。これはシフトレバーをリバースに入れるとバックカメラの映像が液晶モニターに表示される機構で、小柄な女性や初心者の心強い味方になってくれそうな装備だ。シート色も前述のシリーズごとに異なり、ベーシック系がダークブルー、ゴージャス系がベージュ、そしてスポーツ系がブラックとなる。
ライバル車が次々にCVTを採用して燃費向上に乗り出しているなか、新型ライフは4ATを継承。コストを考慮した結果、CVT搭載が見送られた可能性が高い。ちなみに10・15モード燃費はNA車が21.0km/L、ターボ車が19.6km/L。
予想価格帯
95万~155万円
予想スペック
・全長3395mm×全幅1475mm×全高1610mm
・660cc直3NAエンジン&同ターボ
12月
[マイナーチェンジ] トヨタ エスティマ
色あせた商品力を取り戻すべくマイナーチェンジ
アルファード/ヴェルファイアに比べてインパクトが少なくて存在感が薄いエスティマは、マイナーチェンジで色あせてしまった商品力を取り戻す。今回のチェンジではサイド&カーテンエアバッグが全グレードに標準装備され、2&3列目シート中央席にもヘッドレストと3点式シートベルトを採用し、安全性が高められる。また、後席シートベルトのバックルは自立式に変更されて使い勝手が向上。後席確認ミラーや快適温熱シート、ECOインジケーターといった目新しい装備も揃う。
エクステリアではヘッドランプがグリルまで拡大されて押し出しの強い表情へと変わり、あわせてフロントグリルとバンパーにも手直しが施される。また、横一直線デザインのリアコンビランプは上部がつまみ出されたように凸状に膨らむ。ただ、脱着式デッキボード、音声案内クリアランスソナー、ハイブリッド車の高遮音フロントガラスなど、姿を消す装備もある。
1月
[新型車] レクサス RX
ハリアーからRXへ!販売店もレクサスに変更
国内では2代にわたってハリアーとして販売されてきたトヨタのクロスオーバーSUVは次のフルモデルチェンジで海外向けと同じく、RXに名称が変更される。これに伴って取り扱い販売チャンネルはトヨペット店からレクサス店に変わり、当然ながら外観からはトヨタマークが取り外される。搭載エンジンは3.5LのV6のみで、現行ハリアーの売れ筋ともなっている直4モデルは用意されない。
また、イメージリーダーの役割を果たすハイブリッド車もラインナップされる。台形をモチーフにしたサイドウインドウや傾斜したハッチゲートは歴代ハリアーから受け継がれ、フロントマスクにはレクサス車共通の切れ長ヘッドランプと縦ルーバーが並ぶ逆台形グリルが備わる。インテリアにもレクサス車を名乗るにふさわしい先進アイテム&豪華装備が揃うはずだ。
12月 | 2009年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
トヨタ | シエンタ後継車(N) | RX (N) |
マークXジオ(一部改) | SAI(N) | マジェスタ(FMC) | プリウス(FMC) |
日産 | フェアレディZ(FMC) | |||||
ホンダ | アコード(FMC) | インサイト(N) | シビックHB タイプR(N) |
ステップワゴン(一部改) | フリード (一部改) |
|
マツダ | ロードスター (MC) |
CX-7(MC) | MPV (一部改) |
アクセラ(FMC) | ||
スバル | フォレスター (一部改) |
|||||
三菱 | i(MC) | デリカD:5 V6 (追) |
||||
スズキ | MRワゴン (一部改) |
パレット (一部改) |
SX4(MC) | |||
ダイハツ | エッセ(MC) | ムーヴ(MC) | ハイゼットCNG (一部改) |
ミラ・ジーノ (FMC) |
||
輸入車 | VW ポロ (FMC) |
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