マツダ、FRベースのSUVを開発か
カテゴリー: クルマ
タグ: マツダ / SUV / FR / ニューモデルスクープ!
2019/07/20
縦置きレイアウトの開発を公表したマツダ
マツダは、2019年5月9日、前年度の通気決算発表の場で、ラージアーキテクチャーの商品化を予告。そうとなれば、同社のグローバル販売の中で、比率が高まりつつある、SUVへの転用も想定されているに違いない。
話を元に戻すと、このプラットフォームには、直6のスカイアクティブXおよび、次世代のスカイアクティブD(ディーゼルターボ)を搭載。
このユニットには、海外勢が積極的に取り入れている、48Vシステムのマイルドハイブリッドなどが組み込まれ、縦置き搭載される。
FRとは言及していないものの、縦置きとの表現から後輪駆動と考えて間違いないだろう。
マツダ3以上のモデルに採用か
発表されたばかりのマツダ3より下のクラスには、スモールアーキテクチャーが用いられ、これより上位のモデルは、ラージアーキテクチャーを使って開発される見通しだ。
アテンザから改名された、マツダ6の次期型や、このコンポーネントを流用したクーペにもラージアーキテクチャーが用いられる。
ちなみに、クーペモデルは、RX-7のようなスポーツ色の強いモデルではなく、ユーノスコスモをほうふつとさせる、優雅な雰囲気が演出されるモデルになる模様。名称はマツダ7となるのか。
高級化路線を突き進む
ラージアーキテクチャーが用いられる、SUVとして予想されるのが、次期CX-5後継車だ。
順当にいけば、2021年頃には3代目へとバトンタッチを果たすとみられる。
このタイミングで、ラージアーキテクチャーが使われて、FRレイアウトに切り替わり、直4に加えて直6モデルも設定される可能性が高い。
パッケージングを考慮すると、FR化に伴って全長は現行モデルよりも長くなることが考えられる。
仮に現状よりも、10から20cmほど長くなれば、BMW X3やメルセデスベンツGLCと、肩を並べることになる。
マツダとしては、ヨーロッパ発の高額車両と同じ土俵に上がることは、悲願でもあるはず。
彼らに追いつくには、質感アップなど、まだまだ取り組むべき課題は多いが、マツダが高級化路線を着実に歩んでいることは誰の目にも明らか。
直6エンジンとFRプラットフォームの実用化は、それを大きく後押しする要素のひとつだ。
CX-50として生まれ変わる、次期SUV
マツダは、既存モデルの社名変更を推し進めていく見通しだ。
CX-5は、いずれCX-50に改名される公算が大きい。
おそらく、ラージアーキテクチャー採用と同時に、ネーミングも変わるのではないかとの見方が強い。
FRプラットフォームの開発が、マツダの明るい将来へとつながるか、今後の動向からも目が離せない。
※2019年7月19日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2021年以降
■全長×全幅×全高:4650×1850×1680(mm)
■搭載エンジン:直6スカイアクティブX 他
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