メルセデス・ベンツ Cクラス ワゴンを選択する「定番は素晴らしい」という事実に、今にして気づいた【EDGE セカンドライン】
カテゴリー: クルマ
タグ: メルセデス・ベンツ / Cクラスワゴン / EDGEが効いている / EDGE セカンドライン / MJブロンディー
2019/02/10
ドイツご三家の3年落ちなんてのは新車みたいなもの
BMW 320dに乗り始めて1年余の不肖ワタクシだが、定番とはこれほどまでに定番であったのかという事実を、生まれて初めてかみしめている。
主に強い趣味性を追い求めて、これまで47台もの車を買ってきた自分はいま、「定番」というものの素晴らしさに愕然とする思いでいる。
BMW 3シリーズは定番であるから強い趣味性はないが、さすがBMW、適度な趣味性はある。それはマニアも納得、かつどんなシロートさんにもわかりやすい、「重厚だけど軽快な走り」というものだ。
我が3シリーズの最大のライバルといえば、もちろんメルセデス・ベンツ Cクラス。そちらの定番感はさらに盤石だ。たぶん。
そしておそらく適度な趣味性もあるに違いない。それは、メルセデスらしい不思議なステアリングのユルさがもたらすリラックス感とかそのあたりに。それはメルセデスにしかできない味わいで、つまり定番ではあっても趣味性なのである。この瞬間がメルセデスだ。
C200 ステーションワゴン アバンギャルド。新車時には570万円ほどしたお車である。先日のマイナーチェンジで微妙に型遅れにはなったが、見分けがつくのは自動車雑誌の編集者くらいのもの。それが3年落ち2万㎞強で300万円切り。約半額だ。
ドイツご三家の3年落ちなんてのは新車みたいなものというのは、我が3年落ち3シリーズでも痛感したところである。
つまり、やや極端な表現だが「新車が半額で買える」と言ってもよく、なぜ新車を買うご仁がいらっしゃるのか、トンと理解に苦しむ中古車マニアの我々なのだ。
3年落ちで約半額になるのも、3シリーズとほぼ同様であるからして。我々としては、新車を買ってくださった世田谷区あたりの品のいいお客様たちに、最敬礼するしかない。
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