ベビーカー収納力は文句なし! ブランド好きママのミーハー心をくすぐるBMW 2シリーズアクティブツアラー
2018/01/20
大型ベビーカー、車にちゃんと積める!?
小さい子供とのお出かけにマストハブなのが、そうベビーカー。
これ、けっこうな体積と重量ですよね。特に、新生児期から使用できるリクライニング式背もたれや、可動式シートを装備したA型といわれるベビーカーはなおさら。
折り畳めるとは言うものの、「あれ? 案外小さくならない……」というのが実態です。
これでは、ノープランで車を買ったり借りたりしたときに、「キャー!!! 乗らない……」なーんて悲劇が起こりかねません。
そこで、ベビーカーを乗せてドライブ旅行に出かけるなら、どんな車が最適なのか?
新米ママである筆者が、自らのベビーカーを実際に車に積んで試してみました。
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まずは王道。ラゲージへの荷積みにトライ!
今回、検証する車は、BMW 2シリーズアクティブツアラーです。コンパクトで扱いやすいサイズなので、街中でもちょっとしたアウトドアでも活躍できます。
ラゲージに、家族の荷物を詰め込んだスーツケースをまず積みます。そして、空いたスペースにベビーカーを載せることに。
テールゲート(この名称がすでにおしゃれ!)のエンブレムを見た瞬間から、アラフォーママである筆者は、そのかっこよさに震えました。洗練と上質の香りしかしません。
こんな車に乗ってお出かけなんて、行き先が近所のスーパーだったとしても気分がアガります。
しかも、先端のボタンでテールゲートが自動開閉するなんて!!! かっこいいだけじゃなくて、なんて紳士で有能なの! まさしく車界のガンちゃんこと岩田剛典。
ママは常に荷物がいっぱいです。体の正面には抱っこ紐の赤ちゃん、右手には自分の荷物、左手には子供の荷物とさらには買い物袋、なんてのは日常茶飯事。
デフォルト両手がふさがっており、前方の視界も遮断されているママにとって、この機能は最高に有難いです。
ここまでは完璧なBMW様。いざお手並み拝見で、本題の息子のベビーカーをイン!
筆者の身長が高めということもありますが、荷室地上高もさほど高く感じません。ゆえに、荷物の上げ下ろしも特段負担でないのが嬉しい。
さらに、広々としたテールゲートの開口部、十分な幅と奥行きの床面と、ラゲージは安定の収納力。危なげもなく、楽々と収納に成功です。
床に対して水平に置けるので、走行中の安定感もバッチリ。上部にはゆとりがあるので、他に荷物があっても積載可能。隙のない完成度の高さ、さすがでございます。
これぞリア充。ブランドカーで満喫する家族ドライブ
子供を車に乗せる際に必要なのが、チャイルドシート。
リアシートにセットして、子供にベルトを装着するのですが、ドアを開けて少しびっくり。あれ? そんなにこの車、大きくない。
外観はSUVちっくだし、なにせBMWだし、と思っていたのですが、中は案外コンパクト。もちろん狭いというほどではないし、チャイルドシートのベルト装着に不自由が生じることもありません。
走行中は、赤ちゃんと並んでドライブを楽しむことができます。コンパクトな車内なので、チャイルドシートを載せていると、ゆったりというわけにはいきませんが。
それでも、憧れの高級車で家族旅行なんて端から見ればリア充そのもの。その快感たるや、必ずやブランド好きのママの自尊心を満たしてくれることでしょう。
2シリーズアクティブツアラーのママの評価は……
重い荷物をたくさん抱えて過ごすママにとって、両手がふさがった状態でテールゲートが開閉できるは大きな魅力。
安心の収納力で、旅行だけでなく、子供が大きくなればバーベキューやキャンプなど大型器具が必要となるアクティブなレクリエーションも楽しめそうです。
また、車体もコンパクトなため、大きな車の運転に自信のない女性でもチャレンジできそう。BMWを自ら運転するママって、想像しただけでかっこいい! ミーハーなママならドライブしている自分に酔うこと間違いなし。
懸念点をあげるなら、離乳食の食べこぼしやオムツ替え、子供が車に酔って吐いたなどで車が汚れると、激しく落ち込みそう……。子供と汚れは切っても切り離せないので、神経質なママには向かないかもしれません。
~2シリーズアクティブツアラーのママに優しいポイント~
・自動でテールゲートが開閉できる!
・収納力抜群のラゲージ
・赤ちゃんと並んでドライブが楽しめる
・コンパクトボディで運転のしやすさも魅力
ママの使いやすさ評価:★★★
(★1~5個で評価)
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