▲リニューアルしたホンダオートテラス城北店の中央メインホールでは、ホンダアクセスのコンセプトカーをはじめとする個性的な車を、9月末までは2週間ごとに入れ替えながら展示。その後は月替わりの展示を予定しているとのこと。写真の展示車両は、オートサロン2017で披露された「ヴェゼル・ギア(非売品)」▲リニューアルしたホンダオートテラス城北店の中央メインホールでは、ホンダアクセスのコンセプトカーをはじめとする個性的な車を、9月末までは2週間ごとに入れ替えながら展示。その後は月替わりの展示を予定しているとのこと。写真の展示車両は、オートサロン2017で披露された「ヴェゼル・ギア(非売品)」

ホンダオートテラスとアクセサリーブランドがコラボレーション!

憧れの1台を手に入れたときのうれしさは格別だ。ちょっとした外出にもハンドルを握って行きたくなるし、一度は行ってみたかった場所まで遠出をしたり、仲間や家族を乗せてキャンプやバーベキューなどに繰り出す機会も増えていく。そうして、様々なシーンで得た経験は、愛車を“自分色に染める”夢へとつながっていくだろう。

とはいえ、自分で気軽にできるのは、日用品を駆使しての収納の工夫や快適性の向上くらい。内外装のデザインや機能に関わる部分は、プロの領域だ。そこまで考えたところで、「やっぱり大変だし、素の車でいいや……」と、あきらめかけたアナタに、ぜひ注目してほしいお店がある。埼玉県和光市にある「ホンダユーテック オートテラス城北」(以下、「オートテラス城北」)だ。

▲ホンダ認定中古車を扱うオートテラス城北は、2013年の大規模リニューアルに続き、今年8月19日から新たにホンダ純正アクセサリーを開発するホンダアクセスとのコラボレーション店舗としてスタートした ▲ホンダ認定中古車を扱うオートテラス城北は、2013年の大規模リニューアルに続き、今年8月19日から新たにホンダ純正アクセサリーを開発するホンダアクセスとのコラボレーション店舗としてスタートした

中古車をベースに個々のユーザーニーズに合わせていく提案型店舗

オープンイベントが行われたオートテラス城北店で、店舗を運営するホンダユーテックと、アクセサリー開発を行うホンダアクセス、両社の社長にコラボレーションした背景を聞いた。

「おかげさまで、中古車ブランドとしてオートテラスは多くのお客様に認知いただけるようになりました。今や新車と中古車の区別はなくなっていると思います。ホンダアクセスさんとのコラボによって、車に対する一味違う世界観をイメージいただける空間を目指しました」
(株式会社ホンダユーテック代表取締役社長・伊藤哲也氏)

「ホンダアクセスは1976年の創業以来、新車のアクセサリーを開発し販売してきました。近年はオートサロンなどのイベント向けにコンセプトカーを作り、展示していますが、かねてから直接お客様と接点がもてる場所が欲しいと思っていました。当社の用品を装着済の中古車なら価格的にもお買い求めやすいですし、よりお客様に寄り添った提案ができると考えています」
(株式会社ホンダアクセス代表取締役 社長執行役員・松居祥二氏)

▲「オートテラス城北」は笹目通りに面した大規模店舗で、総展示車数は約200台。都営三田線・西高島平駅から徒歩8分。車では首都高速5号線池袋線・高島平出入口(都心方面からの下車のみ)から3分 ▲「オートテラス城北」は笹目通りに面した大規模店舗で、総展示車数は約200台。都営三田線・西高島平駅から徒歩8分。車では首都高速5号線池袋線・高島平出入口(都心方面からの下車のみ)から3分
▲最大で10台まで同時に作業できる、洗練されたピット空間。購入後のアフターケアも含めて、ユーザーが“通いたくなる”仕掛けが満載だ ▲最大で10台まで同時に作業できる、洗練されたピット空間。購入後のアフターケアも含めて、ユーザーが“通いたくなる”仕掛けが満載だ

ユーザーの声がアクセサリー開発に生かされる可能性も!

おふたりの話にあるように、今回のコラボレーションは、純正アクセサリーの魅力を、よりわかりやすい形で提案するのが狙いだ。われわれユーザーとしては、コンプリートカーやアクセサリーをカタログではなく、直接見て触れることで購入の決断がしやすくなり、結果的に「初めから自分のライフスタイルにしっくりくる車」を手に入れることができるわけだ。

また、「今回の試みは“お客様目線の実験”でもあります」(前出・伊藤社長)という話もあり、それはすなわち、ユーザーの声が新たなアクセサリーやコンプリートカー開発のヒントにもなりうるのだ。一人ひとりの希望の声が大きな力となって、満足度の高いカーライフを創造していく――。

そんなおもしろい取り組みを始めた「オートテラス城北」。ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。

▲いまだに根強い人気を誇るアメリカ生まれのホンダのSUV「エレメント」(2003~2005年)をイメージした、「N-BOX エレメントスタイルパッケージ」の中古車も数台販売中! ▲いまだに根強い人気を誇るアメリカ生まれのホンダのSUV「エレメント」(2003~2005年)をイメージした、「N-BOX エレメントスタイルパッケージ」の中古車も数台販売中!
▲右:「新しい発見とふれあいの場として、当店を活用してください」(伊藤哲也・ホンダユーテック社長)。左:「ホンダアクセスのスタッフがショールームにいるときは、ぜひお客様のご意見を聞かせていただきたい!」(松居祥二・ホンダアクセス社長) ▲右:「新しい発見とふれあいの場として、当店を活用してください」(伊藤哲也・ホンダユーテック社長)。左:「ホンダアクセスのスタッフがショールームにいるときは、ぜひお客様のご意見を聞かせていただきたい!」(松居祥二・ホンダアクセス社長)
text/櫻井 香
photo/編集部