▲ダークブラウンのボディと、上質感あるタン内装の組み合わせは、落ち着いた印象をもたらし、現在のポップなイメージとは大きく異なるテイストが味わえることだろう ▲ダークブラウンのボディと、上質感あるタン内装の組み合わせは、落ち着いた印象をもたらし、現在のポップなイメージとは大きく異なるテイストが味わえることだろう

原色中心のラインナップに加わるダークブラウン

軽自動車マーケットにホンダ S660が投入されてから、早くも1年半が経過した。先ごろビルシュタイン製ダンパーや、赤いレザーシートが装備された、「MUGEN RA」も発表され、いちだんとスパイシーなモデルを待っていたユーザーの好奇心を刺激したに違いない。そしてスクープ班は、S660の次なる一手をキャッチした。

2017年夏に、内外装が新色でコーディネイトされたモデルが登場するようだ。外観がダークブラウン、内装は上質なタンカラーで彩られた、まさに大人向けの1台だ。かつてのビートの流れを受けて、これまでS660にはインパクトの強い原色がラインナップされてきたが、こうしたシックな色づかいのモデルが発表されることで、「乗ってみたいけれど、さすがにハデだなぁ」と二の足を踏んでいたユーザーを惹きつけるだろう。

▲現行モデルに用意されている内装色は、ブラックモノトーンのみ。ただし上級グレードでは、左右のシート色が異なるアシンメトリー仕様も選ぶことができる ▲現行モデルに用意されている内装色は、ブラックモノトーンのみ。ただし上級グレードでは、左右のシート色が異なるアシンメトリー仕様も選ぶことができる

一部カラーに不具合も

ただし、S660のボディカラーに関しては、嬉しくない話も聞こえている。ビートをほうふつとさせる、カーニバルイエローIIにおいて、クリアコートの被膜に不具合が発生。市場クレームにつながっている。

ホンダ自身もこの案件を把握しており、調査と解析を行っている最中だ。いまのところサービスキャンペーンなどの市場措置を行う予定はないようだが、同じようなトラブルが続かないよう、万全な品質を期待したい。

※2016年11月30日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年7月
■全長×全幅×全高:3395×1475×1180(mm)
■搭載エンジン:660cc 直3+ターボ

text&photo/マガジンX編集部