【通勤+αで幸せカーライフ】予算50万円でもOK! 20代の初めての1台にオススメ通勤車5選
2016/03/21
通勤車でも、職場との往復だけ考えて選んだらつまらない!
春は車を買い替える人が増えると同時に、車デビューする人も多い季節。1年の節目を機に車に乗ろうと思った人はもちろん、新しく社会人になったり転勤が決まったなど、生活環境が変わって車が必要になったという20代の人も多いでしょう。
そこで今回は初めて車を買う20代の人たちにぜひ乗ってほしいモデルを考えてみました。条件は
①予算50万円でも買える中古車がある
②休日は遊びに使える!
③デザインだって無視できない
です。これらの条件(特に①)を最優先にしつつ、燃費も極力いいものを探していきましょう。
さて、早速モデルの紹介ですが、まずはその前に車を買うときに覚えておいてほしいことをいくつか紹介します。
●予算は支払い総額で考える
車を買うときは車両本体価格以外に税金や登録のための費用が必要になるので、支払総額を必ず確認してください。また、予算に余裕を持っておいた方が装備を換えたりと楽しみが広がります。
●返済プランも余裕を持って
車は高い買い物。ローンやクレジットを利用する人も多いでしょう。毎月の返済額を増やしすぎると他にお金を回せなくなります。オイルなど定期的に交換が必要なものもあるので、返済プランは余裕を持って考えましょう。
●保証付きの中古車を選ぶ
車は走っているうちに調子が悪くなることもあります。箇所によっては修理に何十万円も必要になるケースも。保証が付いていたり、有料でも保証を付けられる中古車なら期間中(保証によって異なる)は急な出費を気にせずにすみます。「カーセンサーアフター保証」なら国産車は半年~3年、輸入車は半年~2年と保証期間を選べます!
これらを頭に入れておけば、店頭で困ったり、購入後に慌てるケースはぐんと減るはず。では、初めての車にオススメのモデルを見ていきましょう!!
通勤から遊びまでそつなくこなすマルチプレーヤー――ホンダ フィット(2代目)
運転しやすいサイズなのに、1クラス上のモデル以上の積載性があり、燃費性能も最新モデルに引けを取りません。後部座席を格納することでミニバン並みのスペースが生まれるフィットが1台あれば、通勤はもちろん、仲間と遊んだり大きな買い物をするときもへっちゃら。後席座面をはね上げて背の高い荷物を積んだり、荷室を2段に分けて(一部グレードのみ)使うこともできます。
予算50万円だとグリルの形が変わる前の前期型になりますが、フィットならではのシャープな雰囲気は健在です。
価格帯 :10万~180万円
流通量 :約2160台(本体価格50万円以下は約480台)
燃費(JC08モード):15.2~21.0km/L
背は低くても室内は思いのほか広い!――スズキ アルトラパン(2代目)
燃費がいいし維持費も安いから初めての車は軽自動車にしたい。でも軽自動車は黄色いナンバーになるし、どこか営業車っぽい雰囲気があって可愛くない……。そう考えている女性にぜひ注目してほしいのがアルトラパンです!
四角いボディと丸みを帯びたライトなど、どこかレトロな雰囲気が特徴で、インテリアもまるで部屋にいるかのような居心地のいいデザイン。しかも軽自動車とは思えないほど室内が広いので、友達と旅行に出かけるときにも使えるんです。パステルカラーはもちろん、チョコレート色などおしゃれな女性が注目するボディカラーが設定されているのも魅力。
アルトラパンは軽自動車の中でも人気があるモデルなので値落ちは緩やか。それでも2代目の前期型なら予算50万円で買えるものが出始めていますよ。
価格帯 :20万~145万円
流通量 :約1340台(本体価格50万円以下は約100台)
燃費(JC08モード):19.0~26.0km/L
ファミリーだけに使わせておくのはもったいない!――日産 セレナ(3代目)
車を買ったら大勢の仲間とたくさんの荷物を積んで遊びに行きたい! そんなときに便利なのがボディサイズの大きなミニバンやSUVです。しかしどちらも日々の通勤で使うには燃費が気になるし、何より高くて手が出せない……。そこで要注目なのが、2Lクラスのハイトミニバン。
このジャンルだとエアロパーツで精悍な雰囲気が漂うハイウェイスターシリーズや、押し出し感を高めたライダーシリーズの中古車がたくさんある3代目セレナがオススメ。セレナはメーカー純正エアロをまとったグレードも低予算で探しやすくなっています。気が早いかもしれないですが、家族ができてもそのまま乗り続けられますしね!
予算50万円だと2008年11月までの前期型から探すことになりますが、うまくいけばライトのデザインがシャープになった後期型が見つかるかも。
価格帯 :1万~210万円
流通量 :約1770台(本体価格50万円以下は約450台)
燃費(JC08モード):12.0km/L
流行のSUVが太刀打ちできない走破性と圧倒的な存在感――スズキ ジムニー(現行型)
せっかく車を買うなら1台でいろいろなことに使えた方が便利ですよね。一方で20代で初めて車を買うなら、年齢を重ねてからでは選びにくくなるスペシャルな1台に乗りたいと言う人もいるでしょう。そうなると俄然オススメしたくなるのがスズキ ジムニーです。
「ジムニーって四駆を軽自動車にしただけでしょ?」となめたらダメ! もともと雪深い地方や山岳地帯でも使える車を目指して開発されたモデルです。堅牢なボディ、2WDと4WD、さらに4WDロックモードを自由に切り替えられるドライブアクション4x4、突然現れる急な上り坂などにも対処できるアプローチアングルなど、並大抵のSUVとは比較にならないほどの悪路走破性を備えているんです。
趣味用・通勤用としてはもちろん、雪国需要や業務需要も高いモデルなので中古車相場も高めで推移しています。それでもデビューから15年以上たち、予算50万円で買えるものが増えてきました。
価格帯 :10万~290万円
流通量 :約1950台(本体価格50万円以下は約490台)
燃費(JC08モード):13.6~14.8km/L
所有するだけで毎日を楽しくしてくれる相棒――ミニ ミニ(初代)
通勤で乗る車だからこそ一緒にいて楽しくなるものがいい。洋服にこだわるようにデザインがおしゃれなものを買いたい。だったらミニを選んでハッピーな毎日をスタートさせませんか?
クラシックミニをモチーフにしたミニは、黒や白はもちろん、青や赤、黄色などの明るい色を選ぶこともできます。グレードはワン、クーパー、クーパーSの3種類が基本。スタイル重視ならワンやクーパー。スポーティな走りを楽しむならクーパーSがオススメです。
予算50万円なら2007年1月までの初代から探すことになりますが、スタイルが大きく変わっていないので古い車に乗っているという気分になりづらいのがいいですね。オープンカーに乗ってみたい人は予算を増やしてミニコンバーチブルを!
価格帯 :10万~220万円
流通量 :約780台(本体価格50万円以下は約270台)
燃費(10・15モード):10.4~15.4km/L
いかがでしたか? 初めての車選びというと「とりあえず安いものを」「運転に慣れていないし、ぶつけちゃうかもしれないから何でもいい」と考えてしまう人も少なからずいるはず。でもせっかく高いお金を出すのですから、とことんこだわって選んだ方が買ってからの満足度が高まるし、車に乗ることが楽しくなりますよ。予算が少なくたって、自分のこだわりを手に入れられるのが中古車の魅力なのですから!
※中古車価格帯、流通量はすべて3月16日時点のものになります。
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