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【伊達セレクション】異端の中古車評論家・伊達軍曹、VW ゴルフの神髄(?)を語る
【伊達セレクション】異端の中古車評論家・伊達軍曹、VW ゴルフの神髄(?)を語る
2013/05/29
写真上は向かって右が、日本へは正規輸入されなかった初代VW ゴルフGTI(※GTIではないグレードはヤナセにより正規輸入されました)。左が旧型にあたる6代目ゴルフの、こちらもGTI。代を重ねるたびに大きく・豪華になっていった歴代ゴルフだが、「上質なる中庸」という美点は初代から最新型まで変わっていない。特に直近の6代目はまだまだバリバリの現役を張れる実力あり。写真下はこのたび登場した最新型。
VW ゴルフとは「妻」のようなものである?
過日、7代目のVW ゴルフが日本でも発表され、多数のメディアやSNS住民などの注目を集めた。しかしそんな大注目のゴルフも、車雑誌の巻頭企画で「ゴルフ大特集!」的なモノをやると、なぜか雑誌の売れ行きが鈍る。いや「鈍る」と断言すると問題あるかもしれないが、少なくともそういう傾向は存在すると経験上思う。車自体はナンバーワン級の売れ行きなのに、「センター」として扱うと、いきなり雑誌の売れ行きが鈍る。これはいったいどういうことなのだろうか。
様々な解釈が可能だが、筆者が考えるのは「ゴルフ=奥さん説」である。「奥さん」の代わりに「太陽」とか「空気(酸素)」とかを当てはめてもいいのだが、要するに「普段はあまり意識しないが、なくなってみて初めて、その偉大さがわかるもの」ということだ。
日本人男性は一般的に、自分の妻に対して冷淡である。いや冷淡ってこともないのだが、アメリカ人男性のように1日10回ぐらい「佐代子(←仮名)、愛してるよ」と言う人は少ない。それが遠因で夫の静夫(←仮名)は佐代子から「アタシのこと本当に愛してるの!?」とたまに詰め寄られ、その場はムニャムニャとごまかしつつ、内心「確かに、俺はこの女を“愛している”のだろうか?」と自問する。それが、日本人男性だ。いや断言するのもアレだが、たぶん、そうだ。
だがそんな静夫もいざ佐代子を失ってみれば、佐代子の素晴らしさ、佐代子を愛していたことに、否応なしに気づかされるだろう。それまではあまりにも自然に、まるで空気や太陽のように当たり前にそばにあったため、佐代子という存在の大切さに気づかなかったのだ。
派手な生活にはない「日々の滋味」を味わうべし
これと同様に、(そういったことはありえないが)フォルクスワーゲン ゴルフという車がいきなりこの世から消えてしまい、残った輸入車はやたら高級なものと、そのほかは何かと安手すぎる輸入車ばかりになった世の中を想像してみてほしい。……なんとも微妙な世の中ではないか。
代を重ねるごとに豪華になっていったゴルフだが、その魅力の本質は「上質な中庸」という点にある。それは長年連れ添った夫婦間にある静かな愛にも似た、素晴らしいものではあるが、「中庸」であるがゆえ、どうしても化粧の濃い愛人のような(?)派手な車の陰に隠れてしまう。「雑誌のグラビアでまで妻の顔を見たいとは思わない」という人間心理が、車雑誌の巻頭企画で「ゴルフ大特集!」的なモノをやると、なぜか雑誌の売れ行きが鈍る、のメカニズムである。
しかしここまで暗喩してきたとおり、歴代のVW ゴルフは本当に素晴らしい車だ。最新型が「249万円~」という戦略的な新車価格をとってきたことで、200万円超級の中古ゴルフは存在意義が若干低下するかもしれない。しかし総額100万円台で狙える旧型の好条件物件や、さらに古い世代の大切に扱われたワンオーナー車などは、いまだ十分以上の強烈な商品力を備えている。酸いも甘いもかみ分けた大人の男性に選んでいただきたい逸品なのだ、依然として。
ということで、今回の伊達セレクションはずばりこちら。
VW ゴルフとの「静かな愛の日々」を、今こそ体験してみては?
文・伊達軍曹 text/Sergeant DATE
【伊達セレクション】異端の中古車評論家・伊達軍曹、VW ゴルフの神髄(?)を語る/旬ネタ
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<div class="img-disc">写真上は向かって右が、日本へは正規輸入されなかった初代VW ゴルフGTI(※GTIではないグレードはヤナセにより正規輸入されました)。左が旧型にあたる6代目ゴルフの、こちらもGTI。代を重ねるたびに大きく・豪華になっていった歴代ゴルフだが、「上質なる中庸」という美点は初代から最新型まで変わっていない。特に直近の6代目はまだまだバリバリの現役を張れる実力あり。写真下はこのたび登場した最新型。<br />
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<a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_58886/golf_2.jpg"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_58886/golf_2.jpg" alt="新型 VW ゴルフ|伊達セレクション" width="240" height="160" /></a>
<div class="img-disc">●伊達軍曹公式サイト「伊達軍曹.com」<br/>
<a href="http://www.sgt-date.com" target="_blank">http://www.sgt-date.com</a><!-- /.col-left --></div></div>
<div class="col-right">
<h3>VW ゴルフとは「妻」のようなものである?</h3>
<p><!-- short sentence start -->過日、7代目のVW ゴルフが日本でも発表され、多数のメディアやSNS住民などの注目を集めた。しかしそんな大注目のゴルフも、車雑誌の巻頭企画で「ゴルフ大特集!」的なモノをやると、なぜか雑誌の売れ行きが鈍る。<!-- short sentence end -->いや「鈍る」と断言すると問題あるかもしれないが、少なくともそういう傾向は存在すると経験上思う。車自体はナンバーワン級の売れ行きなのに、「センター」として扱うと、いきなり雑誌の売れ行きが鈍る。これはいったいどういうことなのだろうか。<br /><br />
様々な解釈が可能だが、筆者が考えるのは「ゴルフ=奥さん説」である。「奥さん」の代わりに「太陽」とか「空気(酸素)」とかを当てはめてもいいのだが、要するに「普段はあまり意識しないが、なくなってみて初めて、その偉大さがわかるもの」ということだ。
<br /><br />
日本人男性は一般的に、自分の妻に対して冷淡である。いや冷淡ってこともないのだが、アメリカ人男性のように1日10回ぐらい「佐代子(←仮名)、愛してるよ」と言う人は少ない。それが遠因で夫の静夫(←仮名)は佐代子から「アタシのこと本当に愛してるの!?」とたまに詰め寄られ、その場はムニャムニャとごまかしつつ、内心「確かに、俺はこの女を“愛している”のだろうか?」と自問する。それが、日本人男性だ。いや断言するのもアレだが、たぶん、そうだ。
<br /><br />
だがそんな静夫もいざ佐代子を失ってみれば、佐代子の素晴らしさ、佐代子を愛していたことに、否応なしに気づかされるだろう。それまではあまりにも自然に、まるで空気や太陽のように当たり前にそばにあったため、佐代子という存在の大切さに気づかなかったのだ。
<br /><br />
</p>
<h3>派手な生活にはない「日々の滋味」を味わうべし</h3>
<p>
これと同様に、(そういったことはありえないが)フォルクスワーゲン ゴルフという車がいきなりこの世から消えてしまい、残った輸入車はやたら高級なものと、そのほかは何かと安手すぎる輸入車ばかりになった世の中を想像してみてほしい。……なんとも微妙な世の中ではないか。
<br /><br />
代を重ねるごとに豪華になっていったゴルフだが、その魅力の本質は「上質な中庸」という点にある。それは長年連れ添った夫婦間にある静かな愛にも似た、素晴らしいものではあるが、「中庸」であるがゆえ、どうしても化粧の濃い愛人のような(?)派手な車の陰に隠れてしまう。「雑誌のグラビアでまで妻の顔を見たいとは思わない」という人間心理が、車雑誌の巻頭企画で「ゴルフ大特集!」的なモノをやると、なぜか雑誌の売れ行きが鈍る、のメカニズムである。
<br /><br />
しかしここまで暗喩してきたとおり、歴代のVW ゴルフは本当に素晴らしい車だ。最新型が「249万円~」という戦略的な新車価格をとってきたことで、200万円超級の中古ゴルフは存在意義が若干低下するかもしれない。しかし総額100万円台で狙える旧型の好条件物件や、さらに古い世代の大切に扱われたワンオーナー車などは、いまだ十分以上の強烈な商品力を備えている。酸いも甘いもかみ分けた大人の男性に選んでいただきたい逸品なのだ、依然として。
<br /><br />
ということで、今回の伊達セレクションはずばりこちら。<br />
<a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=VW_S004*VW_S041*VW_S005&PMAX=2000000&YMIN=2008&TCOST=1&OPTCD=REP0*WOF1&ROUTEID=edge">VW ゴルフとの「静かな愛の日々」を、今こそ体験してみては?</a><br />
<br /><br />
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<h3>VW ゴルフとは「妻」のようなものである?</h3>
<p><!-- short sentence start -->過日、7代目のVW ゴルフが日本でも発表され、多数のメディアやSNS住民などの注目を集めた。しかしそんな大注目のゴルフも、車雑誌の巻頭企画で「ゴルフ大特集!」的なモノをやると、なぜか雑誌の売れ行きが鈍る。<!-- short sentence end -->いや「鈍る」と断言すると問題あるかもしれないが、少なくともそういう傾向は存在すると経験上思う。車自体はナンバーワン級の売れ行きなのに、「センター」として扱うと、いきなり雑誌の売れ行きが鈍る。これはいったいどういうことなのだろうか。<br /><br />
様々な解釈が可能だが、筆者が考えるのは「ゴルフ=奥さん説」である。「奥さん」の代わりに「太陽」とか「空気(酸素)」とかを当てはめてもいいのだが、要するに「普段はあまり意識しないが、なくなってみて初めて、その偉大さがわかるもの」ということだ。
<br /><br />
日本人男性は一般的に、自分の妻に対して冷淡である。いや冷淡ってこともないのだが、アメリカ人男性のように1日10回ぐらい「佐代子(←仮名)、愛してるよ」と言う人は少ない。それが遠因で夫の静夫(←仮名)は佐代子から「アタシのこと本当に愛してるの!?」とたまに詰め寄られ、その場はムニャムニャとごまかしつつ、内心「確かに、俺はこの女を“愛している”のだろうか?」と自問する。それが、日本人男性だ。いや断言するのもアレだが、たぶん、そうだ。
<br /><br />
だがそんな静夫もいざ佐代子を失ってみれば、佐代子の素晴らしさ、佐代子を愛していたことに、否応なしに気づかされるだろう。それまではあまりにも自然に、まるで空気や太陽のように当たり前にそばにあったため、佐代子という存在の大切さに気づかなかったのだ。
<br /><br />
</p>
<h3>派手な生活にはない「日々の滋味」を味わうべし</h3>
<p>
これと同様に、(そういったことはありえないが)フォルクスワーゲン ゴルフという車がいきなりこの世から消えてしまい、残った輸入車はやたら高級なものと、そのほかは何かと安手すぎる輸入車ばかりになった世の中を想像してみてほしい。……なんとも微妙な世の中ではないか。
<br /><br />
代を重ねるごとに豪華になっていったゴルフだが、その魅力の本質は「上質な中庸」という点にある。それは長年連れ添った夫婦間にある静かな愛にも似た、素晴らしいものではあるが、「中庸」であるがゆえ、どうしても化粧の濃い愛人のような(?)派手な車の陰に隠れてしまう。「雑誌のグラビアでまで妻の顔を見たいとは思わない」という人間心理が、車雑誌の巻頭企画で「ゴルフ大特集!」的なモノをやると、なぜか雑誌の売れ行きが鈍る、のメカニズムである。
<br /><br />
しかしここまで暗喩してきたとおり、歴代のVW ゴルフは本当に素晴らしい車だ。最新型が「249万円~」という戦略的な新車価格をとってきたことで、200万円超級の中古ゴルフは存在意義が若干低下するかもしれない。しかし総額100万円台で狙える旧型の好条件物件や、さらに古い世代の大切に扱われたワンオーナー車などは、いまだ十分以上の強烈な商品力を備えている。酸いも甘いもかみ分けた大人の男性に選んでいただきたい逸品なのだ、依然として。
<br /><br />
ということで、今回の伊達セレクションはずばりこちら。<br />
<a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=VW_S004*VW_S041*VW_S005&PMAX=2000000&YMIN=2008&TCOST=1&OPTCD=REP0*WOF1&ROUTEID=edge">VW ゴルフとの「静かな愛の日々」を、今こそ体験してみては?</a><br />
<br /><br />
</p>
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[description] => 原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車を紹介するこの企画。今回、2013年5月21日に発見したのは「スズキ フロンテ」です。スズキ アルトの前身で、コンパクトなハッチバックのような形(リアのハッチは開きません)をしていますが、当時は「2ドアセダン」と呼ばれていました。昔の軽自動車規格ですから、今見るとオモチャみたいで愛くるしいです。街中で見かける機会は少ないので差別化にはうってつけな車です。
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<p><!-- short sentence start -->原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車を紹介するこの企画。今回、2013年5月21日に発見したのは「スズキ フロンテ」です。スズキ アルトの前身で、コンパクトなハッチバックのような形(リアのハッチは開きません)をしていますが、当時は「2ドアセダン」と呼ばれていました。昔の軽自動車規格ですから、今見るとオモチャみたいで愛くるしいです。街中で見かける機会は少ないので差別化にはうってつけな車です。<!-- short sentence end -->
<br/><br/>
360ccの2サイクル3気筒エンジンを搭載しており最高出力は34ps。しかし、車重は500kgに満たない超軽量な車なので、都心部での移動手段には十分でしょう。<br/><br/>
当該中古車は3代目にあたるフロンテで、空冷と水冷エンジンの2種類を用意。廉価モデルには空冷エンジンが、高級モデル(今回取り上げる車両)には水冷エンジンが搭載されていたんです。ちなみに、フロンテはFF車として登場しましたが、2代目から4代目まではRR(リアエンジン後輪駆動)だったんです。
<br/><br/>
一般的に新車時登録から相当期間がたっても流通する車は、有名どころの輸入車や新車時価格の高いものが多いんです。車は新車時から“価値”が下がっていきますし、車検を何回も通していくうちに「下取りに出しても値段がつかないし廃車かなぁ」なんて思いがよぎるからです。このフロンテのように国産軽自動車が新車時から41年間も様々なオーナーのもとを渡り歩いて、中古車市場に流通するのはまれなことです。
<br/><br/>
クラシックカー遊びはおいそれと手を出せる道楽ではありませんが、総額65万円で41年前の車と向き合う生活って意外とお手頃。携帯電話を肌身離さず持ち歩いている昨今でも、機械式のアンティーク腕時計を愛用するようなファッション感覚で付き合うと楽しいと思いますよ。
<br/><br/>
エアコンがなかったり、パワーステアリングがなかったり、不便なことはたくさんあるでしょう。でも「運転する」という行為に真摯に向き合え、現代の車の快適性をあらためて認識できるはずです。お金を払ってサウナに行く人たちがいるなか、普通に運転するだけで汗もかけますし(笑)。
<br/><br/>
最近の「出来の良い」移動車に飽きてきたなら、フロンテは刺激的なパートナーになりえます。速さを求めたら上には上がいますが、フロンテならのんびり、ゆっくり……。私なら、あえて毎日の移動に使ってみたいです。<br/><br/></p>
<!-- nodisplay start --><p>Text/古賀貴司(自動車王国)</p><!-- nodisplay end -->
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<ul class="Base_Templete_Link2">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/shashu/bSZ/index.html">スズキの中古車を探す</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/catalog/suzuki/">スズキのカタログを見る</a></li>
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<!-- nodisplay start --><p>スズキ フロンテ</p><!-- nodisplay end -->
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<tr><td class="BgGray">走行距離</td><td>8.2万km</td></tr>
<tr><td class="BgGray">年式</td><td>1972(S47)年式</td></tr>
<tr><td class="BgGray">車検</td><td>2014(H26)年9月</td></tr>
<tr><td class="BgGray">整備</td><td>付</td></tr>
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<a href="https://www.carsensor.net/usedcar/inquiry_mm.php?STID=CS211400&BKKN=CU1337160275">在庫確認・見積もり依頼をする(無料)</a></div>
<div class="Temp_Btn2">
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<p class="Temp_txt_link">
<a href="//www.carsensor.net/shop/fukuoka/202972001/?BKKN=CU1337160275">販売店の詳細情報を見る</a>
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<p class="mT5"><!-- short sentence start -->2008年5月の現行モデル登場から5年が経とうとしているが、いまだに高い人気を誇るトヨタのアッパーグレードミニバン、ヴェルファイア/アルファード。次期モデルはどのようになるのだろうか?<!-- short sentence end --></p>
<h3 class="Temp_h3">よりゴージャスに、よりワル風に進化</h3>
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<h4 class="Temp_h4">キャラクター分けはより鮮明に</h4>
<p>ヴェルファイア/アルファードの販売はいまだに堅調だ。2013年3月の販売台数(日本自動車販売協会連合会調べ)では、ヴェルファイアが5290台を記録し登録車全体で16位、アルファードが3687台で同27位となっている。一番安いモデルでさえ300万円~の車がここまで売れているのは、車が売れないといわれている国内市場にあって驚異的といえる。
<br/><br/>
そのような事情もあり、次期型は現行モデルからコンセプトを大きく変えるとは考えにくい。ヴェルファイアはワルっぽさを強調して人気。アルファードはミニバンらしからぬラグジュアリーさが自慢だ。次期モデルでも、このキャラクターは踏襲されるはず。ヴェルファイアはよりワルっぽく進化し、アルファードはよりゴージャスになるのではないだろうか。
<br/><br/>
次期モデルに関してスクープ班が掴んでいる情報は3つ。1つ目は、現行モデルと比べてホイールベースは50mm延長されること。2つ目は、空力を考え全高を低くするミニバンが多い中、次期モデルは現行モデル並みの全高を維持すること。3つ目は、現行モデルとデザイン的に差別するためかノーズが数センチダウンされることだ。
<br/><br/>
以上の情報を元に作成したのが次期ヴェルファイア予想イラストだ。いまのトヨタデザインを考えると、よりアクの強いフロントデザインになると思われる。最大の変更点はリアビュー。トヨタ社内にはアグレッシブなデザインを求める傾向があり、フロントエンドは現行モデルのイメージを踏襲する必要があるものの、リアは思い切ったデザインになるだろう。
<br/><br/>
最後にパワートレインの情報を。次期ヴェルファイア/アルファードには、2.5L直4(アイドリングストップ付)と、2.5Lハイブリッド、現行モデルから継続設定される3.5L V6が用意される模様。ただし、このV6エンジンには動力性能と燃費性能を両立させたトヨタ独自の直噴技術「D-4S機構」を追加する計画も持ち上がっている。次期モデルの登場予定は、2015年1月だ。<br/><br/>
※2013年6月6日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
</p>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bTO/s200/index.html">トヨタ ヴェルファイアの中古車を探す</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/souba.php?STID=CS211100&T=1&BRDC=TO&CARC=S200&BODY=&PLCC=">トヨタ ヴェルファイアの中古車相場を見る</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/catalog/toyota/vellfire/">トヨタ ヴェルファイアのカタログを見る</a></li>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bTO/s009/index.html">トヨタ アルファードの中古車を探す</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/souba.php?STID=CS211100&T=1&BRDC=TO&CARC=S009&BODY=&PLCC=">トヨタ アルファードの中古車相場を見る</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/catalog/toyota/alphard/">トヨタ アルファードのカタログを見る</a></li>
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<table class="Base_Temp_Table">
<tr><td class="BgGray">予想発表時期</td><td>2015年1月</td></tr>
<tr><td class="BgGray">全長×全幅×全高</td><td>4935×1845×1870(mm)</td> </tr>
<tr><td class="BgGray">搭載エンジン</td><td>2.5L 直4+モーター、3.5L V6ほか</td></tr>
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<div class="author">■Photo&Text/マガジンX編集部 </div>
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