▲衝撃的なコンパクトさがデビュー時に注目を集めたトヨタ iQ。しかし、ただコンパクトなだけではありません▲衝撃的なコンパクトさがデビュー時に注目を集めたトヨタ iQ。しかし、ただコンパクトなだけではありません

コンパクトカーでもやっぱり高級感が必要

少々前の話ではありますが、昨年は2年に1度の東京モーターショーが開催された年でした。皆様ご存じ、国内最大の自動車関連イベントです。

会場ではマツダ RX-VISIONをはじめとするスポーツカーたちが注目を集めていましたが、それ以外にもキラリと光る車がありました。それは「小さな高級車」ともいうべきコンパクトさと質感の高さが特徴のスマート フォーフォー/フォーツーです。

一般的に、日本では大きな車であればあるほど高級という概念がまだあるようにも思います。しかし、たとえばお子さんが独り立ちしたご夫婦など、大きなセダンなどは少々持て余しがち。そんな方にぴったりなのが、コンパクトで内装や走りにも上質さを取り入れたスマートのような車です。

そしてこうしたスマートを見て思い出したのがとあるコンパクトカー。スマートと同じく高級感ある内装が特徴の車です。

▲こちらは新型スマート フォーフォー。姉妹車としてよりコンパクトなフォーツーもあります ▲こちらは新型スマート フォーフォー。姉妹車としてよりコンパクトなフォーツーもあります

質感も安全装備もバッチリなトヨタ iQ

その車とは、全長3mを切るコンパクトさが特徴のトヨタ iQ。デビューしたのは2008年10月です。先ほどお伝えしたとおり、一般には小さい車=内装もそれなり……というイメージがあるのですが、iQは小さくても質感が高いんです。

小さくても装備面においては高級車に負けないほど。コンパクトカーは安全面が気になるところですが、リアウインドウカーテンエアバッグなど9個のエアバッグを装備する他、もしものときにステアリングや駆動力、ブレーキを協調制御し、車両を安定させるS-VSCなども標準で装備しているのです。

大きめのセダンやミニバンからコンパクトカーへ乗り替えると、どうしても“仕方がない”と思わざるを得ない面が出てくることがありますが、iQの場合はそう感じる可能性は低いでしょう。可能性があるとしたらパワーだと思いますが、その場合は1Lモデルではなく1.3Lモデルという選択肢がありますしね。

さらにうれしいのが価格。ご長寿モデルだけあって(今もれっきとした現行モデルです)中古車の流通量も少なくなくありません。なので価格もこなれており、40~70万円、100万円未満がボリュームゾーンになっているんです。

ちょっと“ツウ”っぽく、高級感あふれるコンパクト。このiQ、かなりオススメな1台です。

▲エクステリアは、巻き貝や波紋などを基に自然界の造形美を生かした線や面を採用。他のどの車種とも異なるデザインとなっています ▲ エクステリアは、巻き貝や波紋などを基に自然界の造形美を生かした線や面を採用。他のどの車種とも異なるデザインとなっています
▲こだわり抜いた素材に加え、海中を舞うマンタをモチーフとしたパネルまわりのデザインにより、独特の質感高い車内空間を演出 ▲こだわり抜いた素材に加え、海中を舞うマンタをモチーフとしたパネルまわりのデザインにより、独特の質感高い車内空間を演出
photo/トヨタ自動車、メルセデスベンツ日本