スバル インプレッサ ビームスエディション フロントスタイル|ちょい乗り試乗 スバル インプレッサ ビームスエディション リアスタイル|ちょい乗り試乗
スバル・インプレッサのBEAMS EDITION(ビームスエディション)に試乗する機会がありました。
このモデルは、インプレッサの15Sと20Sをベースに、セレクトショップBEAMSの監修にて、オリジナルの内外装に仕立てられた車です。

まず目を引くのが、写真のオレンジのボディカラー。ほかにもBEAMS EDITIONにはスティールシルバー・メタリック、ブリリアントブラウンパールが用意されており、内装色やシート色が合わせて変わるのですが、この“ビームスオレンジ(カタログではアクティブオレンジ・パール)”が断然目を引きます。このオレンジ色、BEAMS側の意向を反映するため、決定に至るまで何度もやり取りされたというこだわりの色らしいです。
実際、本誌デスクやスバル広報S氏がこの車に乗っていた時に、女性に「これはどこの車なんですか?」と声をかけられたとか。女子ウケは必至ですね。

そのほか、シートヒーター付きオリジナル本革シート(ボディカラーがオレンジの場合はブラック。写真下の左)、BEAMSのマークが入りオレンジに縁取りされたオリジナルメーター(写真下の中)、BEAMSのエンブレム(写真下の右)、オレンジのステッチが入った本革巻きステアリング、15Sには205/55R16タイヤ&アルミホイール(ノーマルは195/65R15のスチール)、20Sは205/50R17(ノーマルは205/55R16のスチール)…といった特別装備をまといます。
スバル インプレッサ ビームスエディション シート|ちょい乗り試乗 スバル インプレッサ ビームスエディション メーター|ちょい乗り試乗 スバル インプレッサ ビームスエディション エンブレム|ちょい乗り試乗
今回試乗したのは20SのBEAMS EDITION。タイヤやホイールがインチアップ&偏平&アルミになったくらいで、あとは内外装の変更ですから、正直乗り心地は特に期待していなかったのですが…。いや、良い意味でその期待を裏切ってくれました。すごくいい!
確かに以前インプレッサの試乗会で乗った際も、20Sのしなやかな乗り心地には高評価でした。しかし、その時以上に今回の印象はいいです。しなやかさの次元がもう少し上がったというか、欧州車っぽいんです。特に高速道路など、ちょっと車速が上がるとさらにシュルッと走る。ステアリングに対する車の反応もSTIほどではないけど、十二分にシャープで楽しい。ちょうどこの1週間前にVWゴルフの1.4Lツインチャージャー版に乗ったのですが、乗り心地はあれに近いかな。でもゴルフよりは明らかにボディが軽く感じられ、ドライブ感が軽快。
いいもの見つけちゃった!という感じです。
優男ですました顔してるけど、話してみると実はとってもいいヤツだった。そんな感じ。見た目だけでなく魅力的な車ですね。
<カーセンサーnetデスク・ぴえいる>