▲断片的に入手した情報をまとめて再現した新型レクサス RXの予想イラスト。ホイールベースが延長され、伸びやかなスタイリングとなる ▲断片的に入手した情報をまとめて再現した新型レクサス RXの予想イラスト。ホイールベースが延長され、伸びやかなスタイリングとなる

新型レクサス RXの新情報をキャッチ!

レクサスのSUVラインナップにコンパクトサイズのNXが加わったことを受け、2015年に登場が予定されている新型RXの情報が次第に明らかになってきた。

RXは、初代からクーペスタイルをモチーフにしたエクステリアが魅力のひとつに掲げられてきた。次世代モデルでもそのアイデンティティは継承される。NXが導入されたことでボディサイズは拡大され、伸びやかな印象になるようだ。全長は現行型比+100mm、ホイールベースも50~100mm延長される見通しだ。延長分はほとんどが後席の居住性に充てられる模様。

エクステリアで最も特徴的なポイントは、クォーターウインドウの形状だ。ドアから続くクォーターウインドウは、黒いストライプと化してリアへと回りこむ。また、ウエストラインを兼ねるウインドウ下部はリアドアでキックアップし、メッキモールとともにアクセントとなる。

フロントには、巨大なスピンドルグリルが備わる。バンパー下部に届くグリルには水平バーが配され、押し出し感と安定感が演出される。メッキ処理も施され、質感の高さがアピールされるようだ。

エンジンは2L直4ターボ&新V6をラインナップ!

パワートレインの一新も大きな話題となるだろう。中でも海外で支持されているV6ユニットの刷新が注目を集めそうだ。排気量は3.5Lに据え置かれるが、状況に応じてポート噴射とシリンダー内噴射が使い分けられるD-4Sが採用される。

さらに低フリクション化や冷却性能改善などの技術も用いられる。圧縮比の引き上げなどが行われ、最高出力290ps/最大トルク36.5kg−m程度まで引き上げられる。環境性能とパワーの両方がバランス良く向上する見通しだ。

直4モデルには、2Lターボを採用。低負荷時の燃費が改善される。競合車と同じく、ダウンサイジング過給を取り入れることで商品力が高められる。

なお、エンジンの搭載方法にもメスが入り、ノイズと振動が抑えられて高級車にふさわしい静粛性が実現されるようだ。

※2015年1月13日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表次期:2015年8月
■全長×全幅×全高:4870×1885×1690(mm)
■搭載エンジン:2L直4ターボ他

text&photo/マガジンX編集部