スバル WRX STI 予想イラスト|ニューモデル速報

スバリストのみならずスポーツカー好きにとって次期WRX STIは気になる存在だろう。現在、ニュルブルクリンクで鋭意テスト中だという次期型の情報をキャッチした。外観も中身も大きく刷新されるようだ

スポーツカーファン必見! 次期WRX STIの情報をキャッチ

ダウンサイジングユニットはスポーツカーにも波及

エクステリアは、ベースとなるインプレッサG4から大きく変更される。いちばん大きい相違点はフロントフェイスだ。バンパーはもちろん、インプレッサG4とはまったく異なる形のフロントグリルとなる。また、フロントグリルやエアインテークの開口部が冷却のために大きくなるなど、スポーツ度数がアップしている。

リアビューは従来型と同様に大型ウイングに目を奪われるが、ポイントとなるのはバンパー下部だ。4本出しのエキゾーストや整流(気流を一方向に流す)効果を得るためのディフューザーが設けられる。また、リアコンビネーションランプの形状も専用となるだろう。

気になるパワートレインは、現行モデルの2Lと2.5Lのエンジンを一新。世界的なダウンサイジングの流れを受けて、メインは1.6L水平対向ターボになる可能性が高い。現行モデルと比べ、燃費を考慮してトルク重視になると思われる。しかし、その場合でも250ps程度の最高出力は確保される見込みだ。

この1.6Lエンジンだけでなく、2Lターボ仕様が用意されるという情報もある。事実ならば、このユニットのパワーは当然1.6Lターボエンジンより強大な330ps程度となるだろう。

エンジンだけではなく、サスペンションやブレーキなど様々な箇所が強化され、スバルのスポーツモデルにおけるフラッグシップとして存在感を増す次期WRX STI。国内発表は2014年7月が予定されている。

※2013年7月2日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

バンパーやグリルなど、ベースとなるG4(写真)とは大きく異なる模様。次期型はスポーツモデルとしてより魅力的なデザインとなるだろう

バンパーやグリルなど、ベースとなるG4(写真)とは大きく異なる模様。次期型はスポーツモデルとしてより魅力的なデザインとなるだろう

リアもG4に比べマッシブな方向に変更される。リアフェンダーやリアドアが専門設計され、大型タイヤとホイールが採用されるようだ

リアもG4に比べマッシブな方向に変更される。リアフェンダーやリアドアが専門設計され、大型タイヤとホイールが採用されるようだ

予想発表時期2014年7月
全長×全幅×全高4595×1780×1450(mm)
搭載エンジン1.6L 水平対向4+ターボ
■Photo&Text/マガジンX編集部