ホンダ 低燃費軽自動車【スクープ!】
2012/06/07
ホンダ 低燃費軽自動車
※2012年6月7日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
Photo/マガジンX編集部
予想発表時期 | 2014年7月 |
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●全長x全幅x全高:3395×1475×1510(mm) | |
●搭載エンジン:660cc 直3 |
ホンダ軽も30km/L台に殴り込み
ガソリン価格がジワジワと上がり続けている中、軽自動車の世界では0.1km/Lの争いが激しくなっている。ダイハツのミライースがデビューしたかと思えば、2ヵ月後にスズキはアルトECOを投入している。
グローバル展開やハイブリッドカーの開発に追われ、軽自動車事業を放置してきたホンダが、軽自動車強化を宣言しN BOXを投入したのは、2011年11月。売れ行きも良く、好調な滑り出しと言えるだろう。
モアスペース系のN BOXで復活(?)をとげたものの、やはりこのご時世に低燃費を前面に打ち出した軽自動車は必須。ホンダも“燃費チャンピオン”の軽自動車を開発している。2012年冬までに登場するといわれているN-ONE(写真右上)のプラットフォーム(写真右下)やパワートレインが用いられる。
エンジンは、N BOXに搭載される新世代ホンダ軽用のユニット。ただし、燃費向上のため徹底的な改良が加えられる。フリクションの低減やアイドリングストップ機構に細かい改良を積み重ねることになりそうだ。この改良型エンジンはまず、N-ONEに先行搭載される見込みだ。
この低燃費軽、デビューは2014年夏と見られるが、中止のウワサも。「コンマ数キロの燃費競争にしのぎを削るのは不毛」という意見がホンダ社内で浮上しているらしい。これまでにもパワー競争やスペース競争など、骨肉の争いを演じてきた軽自動車の世界だが、キレイごとだけでは売れないのも事実。果たしてホンダ低燃費軽の運命やいかに。