第173回 メルセデス・ベンツ Cクラス/Cクラスワゴン スポーツエディション【見つけたら即買い!?】
2011/07/20
■定番グレードをスポーティに味つけした3つの特別仕様車
現行型の登場から4年を経て、マイナーチェンジも行われた現行型メルセデス・ベンツCクラス。質感が高く、走行性能に優れ、使い勝手も良い三拍子揃った素晴らしい車ですが、「メルセデス・ベンツ」ブランドの威光からか、現時点では中古車市場でも高値を維持しています。筆者を含め、まだなかなか手が届かないという方も多いのではないでしょうか。一方で旧型Cクラスはかなりお求めやすい相場となってきました。2000年9月から2007年6月まで販売された息の長いモデルであり、ひょうたん形のヘッドランプ形状に象徴される優雅なデザインが人気を博したヒットモデルでもあります。今回はこの旧型に設定された3種類の「スポーツエディション」をご紹介します。
最初に登場したのは2005年5月発売の「C230 コンプレッサー スポーツエディション」。セダンのみの300台限定で、AMGスタイルのフロントスポイラーやサイド&リアスカート、17インチアルミホイール&ワイドタイヤ、シートヒーター付きの前席スポーツシート、専用デザインのメーターパネルなどの特別装備を装着。スポーツサスペンションや大型ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドブレーキディスクなど、スポーティな走行を後押しする装備も備えられています。
第2弾の「C180 コンプレッサー スポーツエディション」は2005年9月に登場。セダン700台、ワゴン350台の設定で、17インチアルミホイール&ワイドタイヤにクロームエグゾーストエンド、前席シートヒーター付きブラックレザーツインシート、ステンレスアクセル&ブレーキペダル、専用デザインのメーターパネルなどを採用。さらにバイキセノンヘッドライトやコーナリングライトなど、機能性も向上。足回りはタイヤ&ホイール以外の変更はありません。
第3弾は2006年10月に登場した「C200 コンプレッサー スポーツエディション」。セダン400台、ワゴン200台の設定です。こちらはAMGスタイリングパッケージや17インチアルミホイール&ワイドタイヤ、クロームエグゾーストエンドのほか、本革巻きステアリングや専用メーターパネル、アルミコンソールパネル、ステンレスアクセル&ブレーキペダルなどインテリアの質感を向上。HDDナビゲーションシステムも標準で装備されています。
7月19日時点でカーセンサーnetに掲載されている旧型Cクラススポーツエディションの中古車は13台。C230が3台、C180が1台、C200が9台となっています。価格は138万~243.6万円ですが、ベースモデルに関係なく、登場が早いモノほど相場がお値打ちという状態。全車修復歴なし、走行距離は最長でも5.6万kmと状態の良い中古車が多そうです。
定番となる商品には定番となる理由があります。世界中でコンパクトセダンの王道を歩んでいるメルセデス・ベンツCクラスは、旧型となっても「一度は乗ってみるべき」という輝きをもっています。体感したことのない方は、ぜひ一度お試しを。興味をもったら下の検索窓に「Cクラス スポーツエディション」と入力して検索してみてください。
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