第155回 三菱 コルトプラス(現行型) 【おいしい中古車】
カテゴリー: クルマ
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2010/11/26
■今では貴重なコンパクトサイズのステーションワゴン
車選びというのは、やはり難しいものです。例えば、コンパクトカーだと小さいけれど、3ナンバーサイズが当たり前になったステーションワゴンだとちょっと大きい。その間に位置する車が欲しいという方もいるはずです。そんな方にオススメしたいのが、三菱のコルトプラスです。2004年10月に登場したコルトプラスは、その名のとおりハッチバックのコルトをベースした派生車で、ボディカテゴリー的にはステーションワゴンになります。ただ、最近の肥大化する一方のステーションワゴンとは違い、ボディサイズは扱いやすい5ナンバーサイズです。
コルト独自の流れるようなワンモーションフォルムをベースに、コルトプラスならではの個性を延長したリアオーバーハング部分で打ち出している(左右)
コルトプラスを一言で表現するなら、コルトの使い勝手や取り回しの良さはそのままに、ラゲージを広くした車といった感じです。コルトに比べてリアのオーバーハングを300mm延長し、ラゲージルームの容量は大幅に拡大。後席を畳まずとも大きな荷物を載せることができます。
奥さんは取り回しのいいコンパクトカーがいいみたいだけれど、ベビーカーなど子供の荷物を積むことを考えると、それでは容量不足、でも大きい車では奥さんが運転できない、そんな悩みをもっている方にピッタリです。
装備も充実していて、リアゲートは、スイッチを押すだけで自動開閉するエレクトリックテールゲートを標準装備。また、リアシートは荷室内のレバーを引くだけでシートが倒れるワンタッチフォールディングシートを採用するなど、装備だけでなく使い勝手もハイレベルなんです。
エンジンは1.5LのNAを中心に、ターボもラインナップ。2010年6月のマイナーチェンジでは1.3Lエンジンが追加されましたが、こちらは当然ながらまだ高いので、1.5LのNAモデルが狙い目です。
登場から6年たっても古さを感じさせないインテリア(左) 大人でも快適に過ごせる後席(中) 2008年10月以降は、ベリーシリーズ中心のグレード体系に(右)
■程度の良さそうな中古車が50万円以下!
ではどれほど安くなっているのか、そこが肝心なわけですが、程度の良さそうな中古車がもう50万円以下で売られています。例えば2005年式で走行2.4km、修復歴なしの1.5E。これが49万円です(しかもワンオーナー車!)。みなさんご存じでしょうが、50万円以下で、程度の良い“現行型”のステーションワゴンを買うのはなかなか難しいものがあります。しかしそれが、このコルトプラスなら可能です。
コンパクトカーだと小さい、でも最近のステーションワゴンだと大きい、そんな人にぜひオススメしたいコルトプラス。安く買えた分は、お金じゃ買えない家族の思い出づくりに使うなんていかがでしょうか?
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