ホンダ 大空間・軽ワゴン【スクープ!】
2010/11/25
ホンダ 大空間・軽ワゴン
※2010年11月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
Photo/マガジンX編集部
予想発表時期 | 2012年2月 |
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●全長x全幅x全高:3395×1475×1740(mm) | |
●搭載エンジン:660cc 直3 |
ライバルの独走を止めるべく投入されるモアハイト系軽ワゴン
ホンダの軽自動車事業は苦境に立たされている。ゼストは不発、そして挑戦的なデザインから一転して当たり障りのない無難なルックスに変わったライフも精彩を欠いている。
軽乗用車マーケットでは、スズキとダイハツに次ぐシェア3位のメーカーだったはずなのに、OEMモデルだけを展開している日産に追い上げられ、いまや逆転の危機もある。そこで送り出されるモデルがここに紹介する大空間ワゴンだ。
すっかり、軽自動車のトレンドとなったモアハイト系軽ワゴンのカテゴリーに属するモデルで、先行するダイハツ タント(写真右下)、スズキ パレットに対抗する車に仕立てられる模様。広いキャビンスペースを確保すべく、各ピラーは立てられ、前後にも上下にも余裕ある空間が作り出されるだろう。リアドアは利便性の高い両側スライドドアが採用される。
先行車との差別化や独自性に乏しいと思いきや、ホンダらしい独創性に富んだモデルも予定されている。「ホビー」という名称で、おそらくバモスホビオのような遊びのツールにも使えそうな別シリーズではないだろうか? もしかしたらフリードスパイクのようにクォーターウインドウがふさがれ樹脂仕上げの荷室が与えられるかもしれない(写真右上)。
さらにタントカスタムやパレットSWのような、精悍なマスクやブラック内装をもつカスタムモデルも用意されるようだ。その場合、ステップワゴンに設定されているスパーダの弟分とも呼べそうなキャラクターとなるだろう。パワートレインはおそらく一新され、待望のCVTが用いられる可能性もある。このモデルで逆襲に乗り出すホンダ。正念場は1年後にやってくる。