日産の新型エルグランドの続報を入手! Lクラスミニバンの中古車市場は!? 【トレンドワードで中古車探し】
2010/08/23
日産の新型エルグランドの販売が絶好調! 月間計画の3倍超え
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日産自動車が2010年8月18日水曜日、新型エルグランドの販売台数が発売後2週間で月間販売計画の3倍以上にあたる6386台に達したと発表しました。やはりこの結果は、エコカー補助金の終了が間近というタイミングも後押ししたようです。実は発売日となる2010年8月4日にもこの企画で、新型エルグランドとそのライバル車を紹介した記事をお届けしましたので、今回はその続報となります。
新型エルグランドの受注別グレード内訳は、排気量2.5Lエンジン搭載の250イウェイスターが45%と約半数を占め、年齢層別では40歳代が最も多く全体の35%という結果に。
ボディカラーはファントムブラックが44%と人気が高く、次いでブリリアントホワイトパールが39%でした。排気量別では2.5Lが55%、3.5Lが45%。駆動方式タイプ別では2WDが74%を占めました。オプション装備ではカーウイングスナビゲーションシステムやワンタッチオートスライドドアの人気が高いようです。
このように売り上げ好調の新型日産エルグランドは、ミニバンのなかでも最もサイズが大きいLクラスに属しています。このLクラスに属するミニバンには、エルグランドのほかにどんなライバル車が存在するのでしょうか?
高級感と居住性&快適性を備えたLクラスミニバンが5000台!
現在、カーセンサーnetに掲載されているLクラスミニバンは5000台あまり。メーカー別に見ると、トヨタ車が2400台以上で、全体のおよそ50%を占めています。そんなトヨタが誇るLクラスミニバンは、グランビアやヴェルファイアなど全5車種ですが、なかでもアルファードの台数は約1800台と圧倒的です。
トヨタアルファードは日産エルグランドのライバル筆頭候補で、2002年のデビューののち、2008年に一度フルモデルチェンジを行っています。車名のアルファードとは、星座の中で最も明るい星の呼称に由来する造語で、同カテゴリーで、最も輝きを放つモデルになることを目標としてつけられた名称です。
ターゲットユーザーはミニバンを乗り継ぐことによってその良さを熟知し、「もうミニバン以外、乗りたくない」という層のいわゆる「ミニバン確信派」で、このような目の肥えたユーザーでも、あらゆる面で満足できる車が目指されました。その結果、しっかりした足回りながら快適性も両立されたわけです。
一方、国産車だけでなく輸入車も台数は少ないものの、アメリカ車とドイツ車が名を連ねています。
特にシボレーアストロは、かつて日本に「アストロブーム」を起こしたほどの人気アメリカ車です。商用車のプラットフォームに、ミニバンの室内をあつらえただけといっても過言ではない簡素なつくりで、国産ミニバンと比べてしまうと乗り心地は劣りますが、商用車ならではの広さとワイルドさは健在。しかも今となっては、かなりの安値で流通しています。
日本には1993年3月に登場。全長約4.8m、全幅と全高は約2mという堂々たるボディは、箱を思わせる角張ったものです。インテリアはコラムシフトの採用やフラットフロアによって前席から3列目のシートまでウォークスルーが可能です。エンジンは4.3LのV6ですが、2WD用と4WD用では異なるチューニングが施され、4ATとの組み合わせになります。
新型エルグランドは欲しいけれど、まだまだ中古車市場には出回っていないし、新車で買うには予算的にちょっと厳しいという皆さん。右の検索ボタンをクリックして、新型エルグランドをしのぐような隠れた魅力をもつ一台を探してみてください。
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