調査報告書 2010年2月
File No.025

ホンダ CR-Z

※2010年2月18日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

ホンダ CR-Z|ニューモデル速報
ホンダ CR-Z リヤビュー|ニューモデル速報ホンダ CR-Z インパネ|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

予想発表時期2010年2月
●全長x全幅x全高:4080×1740×1395(mm)
●搭載エンジン:1.5L直4+モーター

待望の2+2ランナバウトクーペ

2007年の東京モーターショーでスタディモデルが披露されて以来、「走りのホンダ」を期待するファンの間で、もっとも待ち望まれていたモデルがこのCR-Zではないだろうか。2010年2月25日の発表日を待ちきれないという方に、直前情報を紹介する。

写真左は、量産仕様の確定写真だ。フロントには、異形ヘッドランプと個性的な台形グリルが配されて、ベースとなったインサイトとは、ひと味違うオリジナリティあるデザインが与えられている。

写真右上はリアビューの確定写真。バンパー下のディフューザー処理や16インチアルミホイールなど、コンパクトながらも迫力満点。ハッチゲート垂直面のエクストラウインドウとガラスルーフは2代目CR-Xを思い起こさせる。写真右下はインストルメントパネルの模様。各種スイッチをドライバーの手元に集約。タイトでスポーティな空間が演出された。

先述のとおり、2代目CR-Xを想起させるボディスタイリングだが、ただのスペシャリティクーペではないという。CR-Zとは「コンパクト・ルネッサンス・ゼロ」の頭文字。コンパクトカーの新たな方向性を示唆することがメインコンセプトなのだ。先頃行われた2010年東京モーターショーでのキャッチフレーズ「ないものを作れ」を具現化したモデルといえるだろう。

パワートレインは、114ps/14.8kg-mを発生する1.5Lのi-VTECエンジンと14ps/8.0kg-mの電気モーターによるハイブリッドシステムに6速MT、もしくはパドルシフト付きCVTが組み合わされる。気になる燃費性能は6速MTで22.5km/L、CVTは25.0km/Lをマーク。ハイブリッドによる軽快でスポーティな走りは、期待大だ。

以上