注目したいアメ車ベスト10≪前編≫ 【なんでもベスト10】
カテゴリー: クルマ
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2008/03/03
アメ車の個性をしっかり受け止めてみては?
かつて日本において「アメ車」といえば、高級車の代名詞でした。それがいつしか、一部のエンスーにだけ愛されるカテゴリーになってしまいました。最近、ようやく高級SUVのセグメントで脚光を浴びつつありますけど、見逃しているモデルは意外にたくさんあります。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。
第10位はキャデラックエスカレード(現行)。堂々としたスタイルに、キャデラックというブランドを引っさげて、アメリカではセレブ御用達となりました。日本ではちょっと乗りづらいかな、と思う部分もありますが、意外と運転できるものです。女性が乗れば“ミスマッチ"なところがカッコ良く見えますし、男性が乗ればちょっとしたヒーロー気分を味わえます。いやっ、モテるとまで言っていいでしょう。300万円台からしか探せないって、かなりの高級車ですよね。
第9位はH2(現行)。H1の軍用車っぽいデザインを継承しながら、カジュアルな街乗り仕様になっています。車幅はたっぷりあって、車高もあり得ないくらい高くって、すべてが非日常体験です。いわゆるコスプレの域に足を突っ込んだSUV、と言ってもいいでしょう。早い話、ミリタリー柄のTシャツを着るような感覚ですね。クルマは単なる移動手段ではなく、ファッションだったり、自己主張だったり、乗り手の満足度、ということを全面で訴えることができます。
第8位はリンカーンコンチネンタル(絶版)。日本でいえばセルシオやシーマといったカテゴリーに入るクルマです。映画ではよくハイヤーとして登場する名車。マジメな話、最近クルマによって生産国の味つけがなくなりつつあります。そんななか、リンカーンコンチネンタルはアメ車独特のゆったりとした乗り味が出されています。運動性能はハッキリ言ってよくありません。でも高速道路をゆっくり“流せ"ば、その優雅なつ付けにハマること間違いなし。
第7位はシボレーコルベット(旧型)。リトラクタブルヘッドライトは、かつてスポーツカーの証でした。そんなノスタルジーに浸れて、かつ現代のスポーツカーに負けないのが旧型。ようやく200万円台から探せるようになって、グンと身近になってきました。それでいてポルシェやフェラーリに乗るよりも、ある意味目立ちます。作りの粗さがちょっと気になるところもありますけど、基本的にはよくできたスポーツカーです。意外と見逃されている中古車ですね。
第6位はLS(絶版)。日本では短命に終わってしまった、悲劇のモデルです。日本で乗りやすいボディサイズ、欧州車っぽい足回り、日本で受け入れられそうな要素たっぷりだったんですけどね。もっとも乗り味に関しては、やっぱりアメリカンな雰囲気たっぷり。それは決して否定的な意味ではありません。ゆったりと優雅な気分で走れるって、素敵なことですから。もう中古車の流通量も少なくなっていますから、味わうなら今のうち。100万円台前半は安い!
木曜日には第5位から第1位までを発表します。