Report / 古賀 貴司

二股かけても許されるのがカーライフ。楽しみましょう!

異性とつき合うとき、2人同時に選ぶことはタブーです。でも車の場合は自由なんです。癒し系とワイルド系、両方いっぺんにつき合っていいんです! しかもモノによっては、かなりお得に狙えます。総額100万円でも、2台体制が完成します。ボーナスで、思い切って試してみては? 気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。

第10位はBMW Z3ロードスター(絶版)。2シーターオープンカーは、セカンドカーとして選ぶに最もふさわしいカテゴリーでしょう。2人しか乗れませんし、荷物もちょっとしか積めません。実用性よりも、車を楽しむ“濃度"を重視しているからです。なかでもZ3をオススメするのは、その安さからです。かつてのボンドカーも50万円くらいから探せるんですから、今となっては相当にリーズナブル。あとは普段使いの車を何にするのか、ですね。“真逆"な性格がいいのでは?

第9位はランドローバーディスカバリー(旧型)。オフロードを楽しむもよし、アウトドア用品をたくさん積み込んで、家族や友人と出かけるもよし。これ一台ですべての用途に事足りるのはわかっていますが、あえて超実用セカンドカーとしてオススメします。あらゆる意味で強い車ですから、ラフに使うとカッコいいです。平日はコンパクトカー、休日はディスカバリーって組み合わせ、オシャレじゃないですか? この組み合わせなら、燃費で懐を痛める心配も軽減されますし。

第8位はダイハツミゼットII(絶版)。ミゼットIIは一人乗りのノスタルジックカーです。“復刻版"なので、デザインはオリジナルをベースに進化しています。友達との集まりにミゼットIIで登場したら、相当ウケることでしょう。ミゼットIIで旅に出て、ミゼットIIのある風景写真を撮っても楽しいかもしれません。ちょっと人間関係に疲れた人に、オススメしたいユニークなパートナーです。本来、複数で乗れる車に1人でしか乗れない不便さは、これでしか味わえません。

第7位はスズキキャリートラック(旧型)。商用軽トラックをどのように使うかは、乗る人の想像力次第でしょう。サーフボードを積んでも、BBQセットを積んでも、キャンプに出かけても、マウンテンバイクを積んでも、何をしても“意外性"が似合うと思います。商用軽トラックを遊びや趣味に使うんですから。しかも運転すると、面白いほどワクワクするんです。普段、商用軽トラックなんて運転しないじゃないですか。走りがいいというわけではなく、冒険心を味わえます。

第6位はジャガーXJ(旧型)。一般的に大型高級セダン、特に輸入車は経過年数とともに中古車相場は大幅に下落します。現在、XJは50万円ほどから十分狙えるんです。平日は実用性重視の国産ミニバン、休日はちょっとエレガントにXJってカッコいいと思います。しかもXJの不思議な魅力は、たとえ古くなっても安っぽく見えないところです。言葉で表現しにくいのですが、高級車のオーラが色褪せません。休日のデートをエレガントに演出するパートナーにもってこい、です。

フォトコレクション

写真:第10位:BMW Z3ロードスター(絶版)|なんでもベスト10

第10位:BMW Z3ロードスター(絶版)

写真:第9位:ランドローバーディスカバリー(旧型)|なんでもベスト10

第9位:ランドローバーディスカバリー(旧型)

写真:第8位:ダイハツミゼットII(絶版)|なんでもベスト10

第8位:ダイハツミゼットII(絶版)

写真:第7位:スズキキャリートラック(旧型)|なんでもベスト10

第7位:スズキキャリートラック(旧型)

写真:第6位:ジャガーXJ(旧型)|なんでもベスト10

第6位:ジャガーXJ(旧型)