車をもつことで広がる活動、コミュニケーションの場

新入生、新社会人の皆さん、車なんていらないって思っていませんか? たしかに日本においては公共交通機関が発達しているのは事実ですが、車があると楽しいのも事実です。ドライブ、デート、ゴルフ、サーフィン、スキーと活動範囲が広がります。コミュニケーションの場としても、車は欠かせないアイテムだと言えます。50万円で始めるカーライフ、思いのほか様々な選択肢が挙げられます。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。

第10位はトヨタウィンダム(絶版)。ウィンダムは海外でレクサスブランドから発売されていた、ミドルクラスセダン。ベースはカムリですが、高級感漂う作り込みが感じられます。デートするには程よく高級で、上司を乗せてゴルフに行っても周囲の車に見劣りすることはありません。こぢんまりしたボディサイズながらロングホイールベースのおかげで、リアシートのレッグスペースは意外に広いので驚かされます。初めて買う車として、かなりの安全パイだと思います。しかも男女問わずオススメ。

第9位はM・ベンツCクラス(旧々型)。旧型からどんどんスポーティになっているCクラスですが、旧々型は若々しさのなかにも重厚感がありました。特に高速道路を走ると、Sクラスに通じるものを感じさせてくれました。個人的には2.6LのV6エンジンを搭載したC240がベストバランスだと思っています。適度にトルクフルで、街中でも高速道路でも不満を感じさせません。ラグジュアリィブランドとしてのM・ベンツではなく、実用車としてのCクラスを味わってはいかがでしょう?

第8位はシトロエンエグザンティア(絶版)。あえてマニアックな車をファーストカーに選ぶと、きっとカーライフが豊かになると思います。エグザンティアはいわゆる“フツー”のモデルなのに、シトロエンらしい唯我独尊な雰囲気がたっぷり。ハイドロサスペンションがもたらす、独特な走り味はやみつきになります。そもそも新車販売台数が少ないうえにデビューから時間がたっているので、中古車の流通台数は少ないです。セダンでもワゴンでも、条件に合うものがあれば急ぎましょう。

第7位はVWニュービートル(現行)。元祖ビートルのデザインモチーフを生かしながら、復刻を遂げたニュービートルは愛くるしさたっぷり。かといって実用面で劣るのかと思いきや、意外なほど実力派。国産車で感じる軽快感こそ乏しいですが、高速での安定性はさすがアウトバーンでの走行を前提としたドイツ車と思わせてくれます。荷物もたっぷり積めるし、リアシートを折りたたむこともできます。すべてのウインドウの面積が大きいので、ボディサイズの割に開放感にあふれています。

第6位はホンダアヴァンシア(絶版)。相当なこだわりをもって投入されたアヴァンシアでしたが、もうラインナップされていません。当時のオデッセイとアコードワゴンを足して2で割ったようなコンセプトは、デビュー当時には斬新すぎたのかもしれません。前後ともにダブルウィッシュボーンサスペンションを奢り、直4とV6エンジンがありました。国産車ではあまり見かけない、上質なステーションワゴンという位置づけだったようです。思いのほか満足度の高い一台になるでしょう。

木曜日には第5位から1位を発表します。

フォトコレクション

写真:第10位:トヨタウィンダム(絶版)|なんでもベスト10

第10位:トヨタウィンダム(絶版)

写真:第9位:M・ベンツCクラス(旧々型)|なんでもベスト10

第9位:M・ベンツCクラス(旧々型)

写真:第8位:シトロエンエグザンティア(絶版)|なんでもベスト10

第8位:シトロエンエグザンティア(絶版)

写真:第7位:VWニュービートル(現行)|なんでもベスト10

第7位:VWニュービートル(現行)

写真:第6位:ホンダアヴァンシア(絶版)|なんでもベスト10

第6位:ホンダアヴァンシア(絶版)

Report / 古賀 貴司