中古車トップ >
日刊カーセンサー >
旬ネタ >
クルマ >
未来のお宝輸入車底値買い！ Part2
未来のお宝輸入車底値買い！ Part2
2009/08/06
緩やかな景気回復とともに、中古車相場も横ばいから上昇に転じそうな現在
ぜひ手に入れたいのが将来のお宝、すなわち長く愛される理由のある車だ
ひとたび人気に火がつくと、普通の車以上に値上がりする可能性が高いからだ
そんなお宝輸入車は、視点が変わればチョイスも異なってくる
そこで、3名の自動車ジャーナリストと、販売、撮影、相場の第一人者に
それぞれの考える未来のお宝を教えてもらった |
|
DAIMLER DOUBLE SIX
デイムラー ダブルシックス（初代） |
自動車ジャーナリスト 岡崎五朗のChoice
エンジンにしても足回りにしても、機械というより動物みたいなんですよ。V12エンジンはすごくスムーズなんだけど、その中に鼓動があるというか、それがアイドリングでも感じ取ることができる。ジャガーの足回りは猫足ってたとえられるけど、この車はその権化みたいなもの。2.5～3km/Lなんていう酷い燃費なことも含めて、こんな車、二度と出てこないと思います。（談） |
|
PORSCHE BOXSTER
ポルシェボクスター（旧型） |
自動車ジャーナリスト小沢コージのChoice
新旧どちらでもいいんだけど、ボクスターはいいね。スポーツカーとしての素性は911以上なのに、販売戦略的に新車からしてお買い得な値段で売られてるんだから。普通オープンっていったら屋根ありより高いはずなのに。旧型の中古車なら100万円台からあるでしょ。これ買っていろいろ手を入れてったら面白いと思うよ。デカくなった最近の911よりよっぽどポルシェらしいからね。（談） |
|
CITROËN XANTIA
シトロエン エグザンティア（絶版） |
自動車ジャーナリスト山口宗久のChoice
ハイドロニューマチックという油圧を使ったサスペンションが特徴的で、特別な乗り物を期待してオーナーになることが多いんですが、これ、実はすっごくフツーなんですよ。シトロエンの考えるフツーってだけで。だから最初はいかにも能動的な動き方をするサスが珍しくて楽しいんですけど、あっという間にそれがフツーになっちゃうんですよね。で、気がつけば虜ってやつです。（談） |
|
JEEP WRANGLER
ジープ ラングラー（旧型） |
中古車販売のプロ テルミー 今井恒人氏のChoice
未来のお宝輸入車なんてものがわかったら逆に教えてほしいぐらいですが、弊社の取り扱いの中でこれはって思うのはジープ・ラングラーじゃないでしょうか。それもMTのやつですね。ジープの名に恥じない悪路走破性は、やはり凄いなあと思ってしまいます。走行しながら2WDと4WDを切り替えられる本格派なんて、そうないですよ。せっかくだからMTでガンガン走ってほしいですね。（談） |
|
BMW Z4 COUPE
BMW Z4クーペ（絶版） |
本特集担当カメラマン 高島秀吉のChoice
ボクらカメラマンが撮影するときは、フィルターでボディへの映り込みを消してしまうんで、ラインがハッキリ見えちゃうんですよね。それで美しく見えるのって、やっぱり曲線が豊かな車。でも、それだけだと光を入れて撮ったときに面白みがないんで、適度にエッジがあってライティングが映える車がカメラマン的お宝なんです。Z4クーペとかポルシェケイマンなんか最高ですよ。（談） |
|
MERCEDES-BENZ C-Class
メルセデスベンツ Cクラス（初代） |
本誌中古車相場担当 阿部 真のChoice
価格の面から見て買い得感たっぷりなお宝候補はと言えば、初代Cクラスじゃないでしょうか。10万円の物件まであるぐらいですからね。世間的にはコストダウンがどうのなんて言われてますが、ステアリング形式にしても重いアクセルペダルにしても、これこそがラストメルセデスベンツだと思ってます。もちろんセダンもいいですが、道具っぽさを追求するという意味ではワゴンモデルもアリです。 |
|
|
|
|
 |
| 阿部 真＝文 |
| ※この記事は、インポートカーセンサー9号（7月25日発売）の特集をWEB用に再構成したものです |
未来のお宝輸入車底値買い！ Part2/旬ネタ
カタログを見る
Xをフォロー
