ジープ レネゲード▲色やデザインが多様化して選択の幅が増えているSUV。こちらは表紙に描いてもらったジープ レネゲード。都内的な雰囲気が馴染む

「映える」SUV、集めました

カーセンサー9月号(7月20日発売)の特集は、見た目だけで欲しくなるカッコいいSUVを取り上げています。

本格クロカンからコンパクトカーベースのモデルまで、いろんな性格のSUVがあるけれど、今回紹介するのはとにかく見た目がイケてること。

走行性能や機能面はいったん置いといて、「なんかいいなぁ!」「映える~!」と思えるモデルを集めました。

▲ジープ レネゲード▲もちろん都会的なシーンに限らず、オフロードでもばっちり映える

せっかく買い替えるなら、外出がワクワクするモデルを

日常生活で使用する車を買うとき、多くの人が重視するのは燃費や維持費といったお金の部分。

でも、毎日乗る(もしくは乗らなくても駐車場で目にする)車だからこそ、見た目が気に入っているかどうかってとても大事なポイントだと思います。

そう考えたとき今、流行のジャンルであるSUVは、燃費や大きさという要素を最優先にはしていないので、ボディサイズやデザインに制約が少ない。

そのためSUVは、ちょっと殻を破って自由な意匠をまとった、見た目で選ぶには格好のジャンルの車だと言えるのです。

吉田由美 ボルボ XV40▲その見た目に惹かれ、初めてSUVを購入したというカー・ライフ・エッセイストの吉田由美さん。本誌ではインタビューも掲載している

湖上で100万円のライカを使うという無謀な撮影

そんな最新のSUVを紹介すべく、「こんな場所が似合うよね」というフィールドに車を持ち込んで撮影しました。

なかでも結構頑張ったのが、長野県のライジングフィールド白馬という湖畔のキャンプ場で撮影をしたスバル XV。

都会的なスタイリッシュな見た目を残しつつ、最低地上高を高くしたことでワイルドさも兼ね備えたデザインのコンパクトSUVです。

緑の中でも映えるビビッドな水色のボディと湖面を一緒に撮りたくて、SUP(スタンドアップパドルボード)を出して阿部カメラマンに湖上からの撮影を依頼しました。

しかし地面と違って足元が不安定なことに加え、SUPの操作にもなれず悪戦苦闘。しかも撮影に使用していたのは、100万円を超えるライカのカメラということもあって、アングルが整ってシャッターを押すまでに30分以上の時間がかかりました……!

湖上から撮影する際のポイントは、確定させた場所にとどまる能力のある人を同乗させること! そして、くれぐれも落とし物をすることがないようお気をつけください。(そんな機会あるかは分かりませんが……)

他にもSUVを持ったら、思わず写真に収めたくなるようなポイントを探し、撮影をしました。

ぜひ誌面でチェックしてみてください。

スバル XV▲試行錯誤の末、湖の上から撮影した1枚
スバル XV▲見た目のゴツさはないものの、悪路走破性の高いスバル XV
▲トヨタ RAV4▲ちなみに担当の今泉がイチオシしたいSUVはトヨタ RAV4。迫力あるフロントマスク。実際の大きさ以上に存在感がある
▲トヨタ RAV4▲アーバンカーキのボディカラーは、コンクリートジャングルにもよく馴染む
文/編集部 今泉翔太 イラスト/遠藤イヅル 写真/阿部昌也、篠原晃一、柳田由人
今泉翔太

カーセンサー編集部

今泉翔太

どちらかというと輸入車が好きな34歳。長いものに巻かれる性格からか、車も大きいタイプが好み。3人目の子供の誕生を機に、3列シートのSUVを検討中。ちなみについ最近まで、すべての4WD車は常に四輪が駆動していると思っていた。