島と島をつなぐ海の道「しまなみ海道」を行く 【CS探偵団】
カテゴリー: ドライブ
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2008/12/05
■瀬戸内海に広がる海の道で潮風を満喫!
みなさん「しまなみ海道」をご存じですか? 広島県の尾道から瀬戸内海を通りつつ、6つの島を経由して愛媛県の今治市へつながる、その名のとおり海の道。正式には「西瀬戸自動車道」という名称がありますが、一般的には、本州四国連絡橋公団が公募した「しまなみ海道」で呼ばれています。
この道は、西瀬戸尾道IC~今治IC(59.4km)を結ぶ有料道路で、通行料金は神奈川県川崎と千葉県木更津をつなぐアクアラインよろしく、距離の割にちょっと高めな4700円(普通乗用車)。
本州側の西瀬戸尾道ICをスタートして、6つの島のうち最初に到達するのが向島。そこから次の因島に向かいますが、そこに架かる因島大橋がまずデカい。全長は1270m。東京の芝浦とお台場を結ぶレインボーブリッジでも、長さは798mなので、約1.5倍です。
初っ端からそのスケールに圧倒されつつ、次に向かったのは生口島。
因島と生口島をつなぐ生口橋はそれほど大きくはありません。でもそれって最初に因島大橋の大きさを見ちゃったからこそ。生口橋だって全長790mあるんですからね。前に挙げたレインボーブリッジとほぼ同じ長さです。
そして次に迎えたのが、生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋。
この橋は鶴見つばさ橋(東京方面から行くと、神奈川県にある横浜ベイブリッジの手前にある橋)によく似てるのですが、スケールが違います。つばさ橋の長さは1020mなのですが、多々羅大橋は1480m。斜張橋(吊り橋)としては世界一の長さを誇ります。橋の上を走っている時は、まるで橋に囲まれているような感覚になるほどです。
この橋はしまなみ海道で最初にできた橋で、円弧を描くアーチ型。今までが今までだったので、ちょっと小ぢんまりした印象を受けます。
ほどなく伯方島に到着。
伯方といえばやはり塩。本場で伯方の塩を買おうと、マリンオアシスはかたに立ち寄ります。ありましたよ伯方の塩。でもパッケージは関東のスーパーで売っているものとまったく同じ。しかし、本場で買うことに意義がある、と自分自身を納得させ、中年になり出っ張ってきた腹を塩もみ。するとどうでしょう。左下の写真のようにすっかりスリムに…。なんてバカなことをやっている場合じゃありませんね。
伯方の塩を購入したマリンオアシスはかたからは、伯方島と次に渡る大島をつなぐ大島大橋が見えるのですが、それがまた絶景。デートスポットにもってこいと思いきや、辺りを見回せばカップルばかりでした。
これは世界初の3連吊り橋で、その長さはなんと4105m。その姿が見えてきた時は「なんだこりゃあ」とかなり驚きました。橋を越えたあとにあるSAに立ち寄って写真を撮ろうとしたのですが、あまりにも大きすぎて入りきらないほどだったんです。
橋のスケールに圧倒されっぱなしだったしまなみ海道。そこで、SAにいた地元の方に「この橋すごいですね」と話しかけたところ、「ん、そうね。有名ではあるわな」と、さほどでもない様子。地元の人にとっては当たり前の存在なのかもしれませんが、見たことのない人には一見の価値あり! 圧倒されること間違いなしです。
そうそう、今回は車で足早に通っただけだったのですが、レンタサイクルもあるんです。今回ご紹介した橋は、自転車で渡ることも可能なので、じっくり楽しみたい人は、車で行って、現地でレンタサイクルを借りるというのがオススメです。海の風を全身に受けながら、楽しいサイクリングができるはずですよ。
■しまなみ海道の代表的な観光スポット
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みなさん「しまなみ海道」をご存じですか? 広島県の尾道から瀬戸内海を通りつつ、6つの島を経由して愛媛県の今治市へつながる、その名のとおり海の道。正式には「西瀬戸自動車道」という名称がありますが、一般的には、本州四国連絡橋公団が公募した「しまなみ海道」で呼ばれています。
この道は、西瀬戸尾道IC~今治IC(59.4km)を結ぶ有料道路で、通行料金は神奈川県川崎と千葉県木更津をつなぐアクアラインよろしく、距離の割にちょっと高めな4700円(普通乗用車)。
↑しまなみ海道のハイライトとも言える来島海峡大橋。「4105m」と書くと短く感じるが、実際に橋の上を走っていると、どこまで続くの?と錯覚してしまうほどだ
聞けばこのしまなみ海道、雄大な景色と島を結ぶ橋のスケールがハンパじゃないとか。その雄大な光景を目に焼き付けるべく、しまなみ海道に行ってきました。本州側の西瀬戸尾道ICをスタートして、6つの島のうち最初に到達するのが向島。そこから次の因島に向かいますが、そこに架かる因島大橋がまずデカい。全長は1270m。東京の芝浦とお台場を結ぶレインボーブリッジでも、長さは798mなので、約1.5倍です。
初っ端からそのスケールに圧倒されつつ、次に向かったのは生口島。
因島と生口島をつなぐ生口橋はそれほど大きくはありません。でもそれって最初に因島大橋の大きさを見ちゃったからこそ。生口橋だって全長790mあるんですからね。前に挙げたレインボーブリッジとほぼ同じ長さです。
そして次に迎えたのが、生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋。
この橋は鶴見つばさ橋(東京方面から行くと、神奈川県にある横浜ベイブリッジの手前にある橋)によく似てるのですが、スケールが違います。つばさ橋の長さは1020mなのですが、多々羅大橋は1480m。斜張橋(吊り橋)としては世界一の長さを誇ります。橋の上を走っている時は、まるで橋に囲まれているような感覚になるほどです。
↑海岸沿いの平地に住居が密集している因島(左) 因島側から見る因島大橋(中) 吊り橋として世界一の長さを誇る多々羅大橋。2本の支柱で吊っています(右)
大三島と伯方島を結ぶのは大三島橋。この橋はしまなみ海道で最初にできた橋で、円弧を描くアーチ型。今までが今までだったので、ちょっと小ぢんまりした印象を受けます。
ほどなく伯方島に到着。
伯方といえばやはり塩。本場で伯方の塩を買おうと、マリンオアシスはかたに立ち寄ります。ありましたよ伯方の塩。でもパッケージは関東のスーパーで売っているものとまったく同じ。しかし、本場で買うことに意義がある、と自分自身を納得させ、中年になり出っ張ってきた腹を塩もみ。するとどうでしょう。左下の写真のようにすっかりスリムに…。なんてバカなことをやっている場合じゃありませんね。
伯方の塩を購入したマリンオアシスはかたからは、伯方島と次に渡る大島をつなぐ大島大橋が見えるのですが、それがまた絶景。デートスポットにもってこいと思いきや、辺りを見回せばカップルばかりでした。
↑伯方の塩で塩もみ。こんなに細くなる!?(左) マリンオアシスから望む大島大橋。浜がキレイ(中) 来島海峡SAから見る瀬戸内海。美しい景色に息を呑む(右)
そして最後に控えるのは、大島から愛媛県今治を結ぶ来島海峡大橋。これは世界初の3連吊り橋で、その長さはなんと4105m。その姿が見えてきた時は「なんだこりゃあ」とかなり驚きました。橋を越えたあとにあるSAに立ち寄って写真を撮ろうとしたのですが、あまりにも大きすぎて入りきらないほどだったんです。
橋のスケールに圧倒されっぱなしだったしまなみ海道。そこで、SAにいた地元の方に「この橋すごいですね」と話しかけたところ、「ん、そうね。有名ではあるわな」と、さほどでもない様子。地元の人にとっては当たり前の存在なのかもしれませんが、見たことのない人には一見の価値あり! 圧倒されること間違いなしです。
そうそう、今回は車で足早に通っただけだったのですが、レンタサイクルもあるんです。今回ご紹介した橋は、自転車で渡ることも可能なので、じっくり楽しみたい人は、車で行って、現地でレンタサイクルを借りるというのがオススメです。海の風を全身に受けながら、楽しいサイクリングができるはずですよ。
■しまなみ海道の代表的な観光スポット
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<Report/金子剛士>
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