綾戸智恵さんが語る福祉車両の魅力|東京モーターショー2013

11月24日(日)、東京モーターショー2013会場内にて福祉車両のイベント、綾戸智恵トーク&ライブ「知らんともったいない!~暮らし広がる福祉車両~」が開催された。

ユーモアあふれるトークと心をゆさぶる歌声で人気のジャズシンガー、綾戸智恵さん。自身の介護生活を綴った本やテレビのドキュメント番組でご存知の方もいらっしゃるだろうが、母親の介護を通して心身ともにボロボロになった綾戸さんを救ったのは1台の福祉車両だった。

愛車はトヨタ アルファードのサイドリフトアップシート車。「今ではこの車を見ると、母がどこにいくの? とうれしそうに聞いてくる。この車は母親の生きがいまで運んできてくれました」と綾戸さん。母親を救ってくれた愛車に対する感謝の気持ちに満ちあふれた素敵なトークイベントだった。

人や物だけじゃなく、夢や希望も運んでくれる

イベント会場に用意された80席はあっという間に満席。会場内は立ち見であふれ、さらにそれを取り囲むように黒山の人だかり。綾戸さんをひと目見ようと押しかけた人も多いだろうが、その彼女が語る福祉車両の魅力に興味を持った人々もたくさんいたようだ

イベント会場に用意された80席はあっという間に満席。会場内は立ち見であふれ、さらにそれを取り囲むように黒山の人だかり。綾戸さんをひと目見ようと押しかけた人も多いだろうが、その彼女が語る福祉車両の魅力に興味を持った人々もたくさんいたようだ

彼女の代表曲「テネシーワルツ」を含め、3曲を披露してくれた綾戸さん。介護をしながら仕事もこなすうちに、自分まで「棺桶に足を入れかけた」ほどボロボロになり、そのパワフルな歌声が、ほとんど出なくなったという。そんな彼女と母親を救ったのが福祉車両だ

彼女の代表曲「テネシーワルツ」を含め、3曲を披露してくれた綾戸さん。介護をしながら仕事もこなすうちに、自分まで「棺桶に足を入れかけた」ほどボロボロになり、そのパワフルな歌声が、ほとんど出なくなったという。そんな彼女と母親を救ったのが福祉車両だ

自身は運転免許がないため運転は息子さんがされるのだそう。「この車があるおかげで、母を温泉に連れて行けるんです。一緒に全国を回れるんです」。それまでは、仕事のたびに母親を自宅に置いて出かけなければならなかったが、福祉車両のおかげで一緒に全国ツアーを回れるようになった

自身は運転免許がないため運転は息子さんがされるのだそう。「この車があるおかげで、母を温泉に連れて行けるんです。一緒に全国を回れるんです」。それまでは、仕事のたびに母親を自宅に置いて出かけなければならなかったが、福祉車両のおかげで一緒に全国ツアーを回れるようになった

「エコカー減税だけでなく“福祉車両減税”なども導入して、福祉車両をもっと買いやすく身近にしてほしい!」と綾戸さん。「皆さんもこれを機に、どんどん要望していきましょう。東京モーターショーの来場者アンケートに書きましょう!」と訴えていた

「エコカー減税だけでなく“福祉車両減税”なども導入して、福祉車両をもっと買いやすく身近にしてほしい!」と綾戸さん。「皆さんもこれを機に、どんどん要望していきましょう。東京モーターショーの来場者アンケートに書きましょう!」と訴えていた