マツダのスカイアクティブテクノロジーが誕生から1年を迎えました。これを記念し、東京・六本木の六本木ヒルズで「SKYACTIV TECHNOLOGY 1st アニバーサリーイベント」が行われ、スカイアクティブ・アンバサダーとしてテレビCMに出演するサッカー日本代表でセリエAの強豪インテルナツィオナーレ・ミラノで活躍する長友佑都選手が駆けつけました。

イベントではマツダの山内孝社長と長友選手のトークショーが行われ、お互いの「走り」へのこだわりについて熱く語り合いました。トークショーの中では、長友選手が今シーズン2度の監督交代によりスタメン出場できなかったエピソードを披露し、「自分の実力がないからで、自分が世界一のサイドバックだったら誰が監督でも使っていたでしょう。この逆境が自分の成長につながった」と語ると、山内社長も「歴史的な円高などによりマツダも逆境に立たされている。長友さんに負けないようにこの逆境に立ち向かっていきたい」と語りあう一幕も。

長友選手自身、イタリアではスカイアクティブテクノロジーを搭載する黒いCX-5のステアリングを握り、試合のない日にはヨーロッパを代表するリゾート地のひとつ、コモ湖へのドライブを楽しんでいるとのこと。CX-5はインテルのチームメイトからもかなり高い関心を集めているなど自身のカーライフに関するエピソードなども披露してくれました。

最近は電気自動車が話題になっていますが、マツダは2020年を迎えてもその普及率は10%程度と予想。山内社長はハイブリッドカーを含む内燃機関の技術を進化させ続けることこそ我々の使命と、スカイアクティブテクノロジーを進化させ、搭載モデルを今後も増やしていくと宣言。世界一のサイドバックを目指す長友選手とともに世界の頂点を目指すと力強くコメントしました。


Text/カーセンサー編集部

山内社長と長友選手

マツダの山内社長と握手を交わす長友選手。世界一を目指す気持ちをお互い確認しあった

長友選手トークショー

イタリアではCX-5のステアリングを握りドライブを楽しんでいるエピソードを披露した長友選手