BMW i8コンセプト【東京モーターショー2011】
2011/12/01
フロントにモーター、リアにエンジンを搭載するPHV
BMW i8コンセプトは、フロントアクスルにBMW i3コンセプトから改良した電気駆動システムと、リアに164kWを発生する3気筒高性能エンジンを搭載するプラグインハイブリッド車(PHV)。
必要に応じてモーターだけで駆動し、また2種類の駆動システムをタンデムで使用、それぞれの特徴をフルに活用することにより、スポーツカーの性能とスモールカーの燃費を両立させている。0→100km/h加速タイムで5秒以下を達成しつつ、EUテストモードで3L/100km(約94mpg imp)以下の燃費性能をクリアしている。
家庭用電源で充電可能な大型リチウムイオンバッテリーの採用により、i8コンセプトはモーターだけで最長35kmを走行でき、日常の短距離移動の大部分はゼロエミッションでまかなえる。
また、ドライバーがブレーキを操作するたびに、フロントアクスルのモーターがエネルギーを最大限に回生し、エンジンの高電圧オルタネーターが必要に応じてバッテリーを充電するので、電気の地産地消も可能。その結果、i8コンセプトの効率は前後両方のアクスルでエネルギーを生成できることになり、さらに強化される。
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