東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

リチウムイオンバッテリーの採用で、家庭での充電も可能に

トヨタ プリウス プラグイン ハイブリッド コンセプト フロントスタイル|日刊カーセンサー
トヨタ プリウス プラグイン ハイブリッド コンセプト リアスタイル|日刊カーセンサー トヨタ プリウスプラグインハイブリッド コンセプト 充電口|日刊カーセンサー

現行プリウスのように見えるが、次世代を見こした、プラグインハイブリッドシステム(PHV)が搭載されたコンセプトモデル。トヨタ車の駆動用バッテリーとしては、初となるリチウムイオンバッテリーが採用されている。

プラグインとは、外部電源からのバッテリー充電を意味する。つまり、家庭用電源などからバッテリー充電することで、町中など近距離走行時はEV(電気自動車)として走行することができるのが特長。もちろん、都市間移動などの中長距離走行時には、現行プリウス同様のハイブリッド車として走行できる。

従来のニッケル水素バッテリーより、容量も発電量も大きいリチウムイオンバッテリーが搭載されたことで、従来のハイブリッドよりは、かなり電気自動車的な使い方が可能になっている。ガソリンエンジンも搭載されているので、バッテリーの残存量や充電インフラの整備状況にかかわらず使用可能。

フルチャージの状態でのEV走行距離は20km以上が目標。町中をちょこちょこ走り回る分には、充分な距離だろう。充電に要する時間は100V電源で約180分、200Vでは、約100分を目指しているという。ハイブリッド車としての総合燃費は55km/L以上を目指している。

当初は2010年はじめと言われていた発売時期だが、どうやら早まりそうだ。

■SPECFICATIONS
・全長×全幅×全高:4460×1745×1490mm ・エンジン種類:- ・総排気量:- ・最高出力:-
・最大トルク:- ・トランスミッション:- ・駆動方式:- ・車両重量:-