初心者のための野外フェス入門!服装や持ち物など知っておくべきこと|Carsensor IN MY LIFE


クルマで行きたいイベント。海やキャンプ。そして野外フェス! 普段とは違う空間で、気の合う仲間たちと気ままに音楽を楽しめる。 今夏にフェスデビューし「来年も参加しよう!」と早くも決意した人もいることだろう。一方で、これから初参加を予定していて「どんな準備が必要なの? どう楽しめばいいの?」と不安を感じている人もいるかもしれない。

そこで『ROCK IN JAPAN』を舞台に、DJとしても活躍するフェス歴10年のモデル・佐藤さきさんが、フェス初心者の女優・生田佳那さんにフェスのポイントをレクチャー。2人と一緒にフェスの楽しみ方を学んでいこう。これで、初めてのフェスでも問題なしだ!

好きなアーティストのライブが観れるようにダンドリを組もう

佐藤さき・生田佳那

「フェスってとにかく音楽好きな人が集まって各々が楽しんで盛り上がっているイメージがあるから、ワクワクというより馴染めるか心配です……」

そう話すのは、女優でありながら「美人すぎるタクシー運転手」として知られる生田佳那さん。たしかにライブ中のモッシュやサークルというお客同士がぶつかり合う少し危ないイメージが、野外フェスにはあるかもしれない。しかし、観るスポットやアーティストを事前に考えておけば安全にフェスを楽しめる。

佐藤さき・生田佳那

「よし! 今回はこのアーティストを観に行こうか!」

フェス通の佐藤さんは会場に入って早々にタイムスケジュールを見て、どのアーティストを観るのかチェック。それも、そのはず。多数のアーティストが集まるフェスでは、タイムスケジュールを先に決めておくのが鉄則だ。ステージは各エリアに設けられており、会場内は歩いて移動する。無駄に時間は過ごせないから、事前のスケジュール管理が必要だ。

なお経験上、休憩などの時間を考えるとアーティストは観れても4~5組。まず絶対観たいアーティストを決めて、そこから時間に応じて第2候補、第3候補と決めていくのがオススメ。

フェスでのファッションはオシャレだけでなく身軽さも大切

佐藤さき・生田佳那

フェス、特に夏フェスに“ならでは”のファッションで参加するのも楽しみ方の一つ。今回参戦したROCK IN JAPANは『フジロック』など大自然の中でのフェスとは異なり、都市内で行われるフェスなので気軽にファッションを楽しめる。

とはいっても、普段のファッションではさすがにNG! 必要最低限の荷物に抑え、両手の空くスタイルが好ましい。バッグは斜めがけのサコッシュやボディバッグ、足元はスニーカー、トップスは涼しげなTシャツなどがベターだ。

ウェットティッシュや日焼け止め、虫除けスプレーなどを持っていこう

佐藤さき・生田佳那

また、ROCK IN JAPANのような夏フェスなら、暑さと日差しの戦いにもなる。サングラスや電池で動くミニ扇風機、首から下げれるペットボトルホルダーなどがあれば、かなり便利だ。

ウェットテッシュも必需品だ。ウェットテッシュがあればフードを食べた後にサッと手を拭けるし、砂ホコリなどで汚れた身体もリフレッシュできる。

佐藤さき・生田佳那

日差しには気をつけたいところだが、日傘を差すのはNG。人が多く来場するフェスでは日傘は邪魔になってしまう可能性がある。日差しを防ぎたいのであれば、キャップやバケットハットといった便利な帽子を持参しよう。

当然、日焼け止めの携帯も必須。長時間外にいることになるので、自分の肌を守るためにも日焼け止めは常備しておくこと。さらに、ROCK IN JAPANのようなタウンで開催されるフェスだからと油断をする人も多いが、虫刺されにも注意が必要だ。虫除けスプレーを持っていけばフェスがグッと快適になる。

フェスによっては、クルマで行った方が便利かつ快適に楽しめる!

佐藤さき・生田佳那

生田さん「え! フェスってキャンプもできちゃうの!?」

佐藤さん「そうそう。フェスにはキャンプインフェスっていう種類があって。テントサイトの中ならキャンプもできるんだ。だからフェスにはクルマで行くのもアリだよ!」

佐藤さき・生田佳那

佐藤さんが説明してくれたように、フェスにはキャンプも楽しめるキャンプインフェスがある。2日、3日と連続で開催されるフェスも多いので、キャンプ場で夜を過ごす人も少なくはない。また、フェス会場は最寄りの駅から離れていることもしばしばあるので、クルマで参戦したほうが何かと便利なのだ。

ただ、キャンプインフェスを楽しみたい場合は入場料とは別途でお金がかかる。行きたいフェスのHPをチェックして万全の準備で望むのがオススメだ。

文/笹谷淳介 写真/鈴木寿教

PROFILE
生田佳那:タレント、女優。「美しすぎるタクシードライバー」として知られている。現在はタクシードライバーでありながらタレント、女優としてバラエティ番組、ドラマ、映画などマルチに活躍中。

佐藤さき:モデル。さまざまなファッションイベントに参加する他、MV出演やアパレルブランドとのコラボアイテム開発など、幅広く活動する。モデル業の他にサマーソニックなどの大舞台も経験しているDJとしての顔も持っている。