車で広がる行動範囲は、人だけでなく、わんこにとっても大きな魅力のはず。普段とは違った景色を眺め、飼い主と同じ気持ちで過ごせるのだから。日々の生活から趣味の時間までをともに過ごす家族の姿は、車もわんこも大好きなみなさんの夢をかなえる一助になるに違いない。

▲ライトブラウンにカスタムされたエクストレイルに乗る牛田さんと愛犬のラルフ君▲ライトブラウンにカスタムされたエクストレイルに乗る牛田さんと愛犬のラルフ君

名物アタッシュ・ドゥ・プレスの相棒

牛田浩一さんはアウトドア業界では知らぬ者のいない、名物アタッシュ・ドゥ・プレス(広報担当者)だ。

アウトドアのスペシャリストとして、様々なブランドのギアやウェアなどをPRするために、各地のアウトドアイベントに出かけることも多い。

傍らには愛犬のラルフ君。ジャックラッセルテリアの血統を受け継ぐ元気なわんこだ。

「実家にいた頃、最高で5頭の犬がいたので、自分でも常々飼いたいと思っていました。はじめはボーダーコリーの里親になるつもりで探していたのですが、その過程で出会ったのがラルフ。あと、今日は連れてきていませんが、もう1頭います。トイプードルとビーグルのミックス犬で、家族がペットショップで見つけたんです。2頭とも縁を感じますね」

▲運動量のわりに肉付きがいいラルフ君。でもかわいいのでOK! ▲運動量のわりに肉付きがいいラルフ君。でもかわいいのでOK!

よく走り、よく食べる!

▲エクストレイルから降り立ったところ ▲エクストレイルから降り立ったところ
▲狩猟犬らしくその土地のニオイをつけたがるようで、ひっくり返ってごろごろ ▲狩猟犬らしくその土地のニオイをつけたがるようで、ひっくり返ってごろごろ
▲悔いのないように(!?)念入りにごろごろ ▲悔いのないように(!?)念入りにごろごろ
▲「背中が気持ちいいっす!」(ラルフ君の気持ちを代弁しています) ▲「背中が気持ちいいっす!」(ラルフ君の気持ちを代弁しています)

牛田さんは毎朝、家の近くでランニングに励んでいるそう。

「痩せようと思って、でも走るのは好きじゃなかったので、最初は泳いでいました。だけど、だんだんプールに通うのが面倒になっちゃって」

おかげで以前よりも最大で26kgものダイエットに成功したという。一方で、ラルフ君は飼い主と違って太り気味。

「ランニングとは別に、犬の散歩も4~5kmはやっているのですが、一向に痩せる気配がありません。よく食べるからかな~」

今では『極太ソーセージ』の愛称が付いてしまったラルフ君だが、健康ならそれに越したことはなし。

▲愛称は『極太ソーセージ』だそうです! ▲愛称は『極太ソーセージ』だそうです!

愛犬ラルフは寒い時期の車中泊で大活躍

そんな牛田さんの仕事や愛犬ラルフとのお出かけに活躍するのが、4年ほど前に中古で購入した初代エクストレイル。

「週末はイベントで忙しく、宿も押さえにくいので、余裕ができたときにぱっと遊びに行けるキャンピングカーがいいなと思い、妻を説得して購入しました。」

不整地を走ることが多く、4WDが必須という牛田さんにとって、機能・デザインともに歴代で最もアウトドア寄りの初代は、まさに理想の1台といえる。

また、アウトドアには欠かすことのできない車中泊。後席を倒し寝袋を設置すればあっという間に快適な寝床になるのも、牛田さんにとって大きなポイントだ。

「寒い時期のキャンプでは、ラルフと一緒に寝るとぬくぬくして気持ちいいんです。こいつ意外と寒がりなんで……。暖房面で助かってます!」

これからも仕事に遊びに、エクストレイルは牛田さんとラルフの生活を支えていくだろう。

▲牛田さんは仕事でキャンプに行くと自分用のテントを張る時間がなく長距離移動も多いので、車内ですぐ休めるようにと、後席が6:4に分割できるエクストレイルを選んだ。シートを倒して敷いた寝袋に寄り添うラルフ君 ▲牛田さんは仕事でキャンプに行くと自分用のテントを張る時間がなく長距離移動も多いので、車内ですぐ休めるようにと、後席が6:4に分割できるエクストレイルを選んだ。シートを倒して敷いた寝袋に寄り添うラルフ君
文/櫻井 香、写真/見城 了
櫻井 香

フリーエディター

櫻井 香

男性総合誌の編集者を経て、フリーランスに。雑誌メディアを中心に、カルチャー、アウトドア、ファッションなど、様々な企画を編集・執筆。これらのジャンルとクロスオーバーする形で車の楽しみ方を俯瞰し、非マニア層にもわかりやすい企画を得意とする。