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【妄想車ラブストーリー】ひたすらデカイ車で年下男子の“男”を垣間見るドキッとドライブ
【妄想車ラブストーリー】ひたすらデカイ車で年下男子の“男”を垣間見るドキッとドライブ
2016/02/20
▲ド迫力の車体なら、どんな長身女子も華奢で可愛く見える不思議
社内の年下男子が見せる、車内の「男」の顔に戸惑う女・age35
「お待たせしましたー!」目の前の視界いっぱいに広がる黒い巨大な車体。車の向こう側の景色は遮られて何も見えないほど、高さも横幅も奥行きも迫力は圧巻。そこから爽やかな笑顔で降りてきたのは、会社の後輩の熊川くん(30)。
会社ではでしゃばるタイプではないけれど、ウイットに富んだ話術が光る理系出身のスマートな後輩くんだ。仕立てのいいシャツのハリが清潔感に溢れ、上質な革靴はいつも磨かれているなど、さりげなくおしゃれに気を遣っているのは女子ならチェック済み。そんなインテリジェンスの香り高い熊川くんが、こんなワイルドな車に乗っているなんて少し意外だ。そのギャップに熊川くんの知らない一面を見た気がして不覚にもドキドキしてしまう。
今日は社内レクリエーション。休みの日に課のメンバーが集まって箱根の温泉に出向くのだ。普段はスーツ姿のメンバーの私服は、その人の印象を随分変える。熊川くんも、今日はいつものビジネス仕様ではなくダウンにチノパンなのが新鮮だ。カナダグースのダウンなんてミーハーだと思っていたけれど、熊川くんが着ると不思議といやらしさがない。
「みんな乗ってー」。熊川くんが後部座席のドアを開けてメンバーを誘導する。広々とした車内は3列シートの8人乗り。全部で6人の我がチームには余裕の広さだ。快適な道中を過ごす予感にメンバーは早くもテンションが上がっている。「俺、3列目ー!」と男性軍は後ろでゲームを楽しみ、女子は「テレビつけてー」と乗りこんだ2列目で座席後部についたパーソナルモニターを視聴しながらすっかり寛いでいる。
▲サードシートは格納可能で収納も広々。ゴルフバッグやスキー道具とともに、グループ交際から始まる恋の予感も積んではいかが?
EXILE好きだけじゃない! 大きな車の既成概念を覆すギャップに萌える女たち
こういう車に乗っているのは、上下パーカー、スエットでEXILEを大音量で流しているような体育会系マイルドヤンキーばかりかと思っていたが、乗ってみるとまるで印象が違う。ワイルドで猛々しい外見とは裏腹に、内装は茶色の革貼りで実にシック。ウッド調のあしらいに、インパネやステアリングのクロムパーツがアクセントになり、モダンな高級ホテルにいるようだ。
上質な革シートは体重を程よく吸い込み、適度なハリ感で体を支えてくれ、長距離の移動も苦にならない。雄々しさ溢れる見た目とは裏腹の、品格高き紳士的な二面性を併せ持ったこの車が、熊川くんの知られざる別の顔と重なってそわそわする。
▲メタリックでメカニックな装備は男性的。茶色と黒のコントラストも個性的でこだわりを感じさせる
助手席でナビをすることになった私を、「寒くないですか?」と優しく気遣ってくれるが、すでにシートヒーターは外の寒さを忘れさせるほどに心地よく暖かい。熊川くんがハンドルを切るたびにふわりと漂う涼やかな香りは、普段は気づかなかったが彼の香水なのだろうか。たまにタクシーが汗や体臭で充満しているとげんなりするが、いい香りはそれだけで気持ちが上がる。しかも熊川くんはタバコを吸わない。心の中の「いいね!」ボタンを小さく何度も押した。
冬のよく晴れた日の光は容赦なくフロントガラスに差し込み、熊川くんはさりげなくサングラスをする。色白でどちらかというと細身の熊川くんだが、手の甲に浮く血管の筋も相まって、垣間見える大人の男性の一面にドキッとする。外の景色を眺める振りをして、大きなサイドミラーで化粧のノリをこっそり確認するくらいには、私は熊川くんを意識せずにはいられなかった……。
エスコートという名のスキンシップでドキドキはクライマックスへ
▲スカートの時はなおさら気になる乗り降り。さっと助手席に回って女性をお姫様扱いすれば、あなたの株は急上昇間違いなし!
パーキングエリアで停車し、車を降りようとしてその結構な高さに悪戦苦闘する。なにしろこの大きさの車だ。身長165cmの私にとっても地上までの距離はかなりのもの。そんなとき、さりげなく手を貸してくれるのも熊川くんのにくいところだ。
普段は手が触れ合うシチュエーションになど絶対にならないけれど、今なら断る理由もない。私たちは、ごく自然に相手の手に触れる。冷たく、だけど大きな熊川くんの手が私を引き寄せて耳元でそっとささやく。
「先輩だけには話しますけど……、俺」
心臓の音が相手に聞こるんじゃないかと思うほど鼓動が速くなる。落ち着け、落ち着け……ぐっと足に力を入れていると、彼の声が続く。
「蓮沼と付き合ってるんです。内緒にしておいてくださいね」
一瞬何を言われたか分からずぽかんとする。パーキングエリアの入り口に向かって歩くメンバーに混じって、蓮沼さんがきれいに巻いた髪を揺らしながらはしゃぐ声が響く。彼女が寒そうに袖口を握りしめているのは、カナダグースのダウンだった。
「お揃い、なんだ」
努めて平然を装った私の声は、かすかに震えていた。照れくさそうに笑いながら熊川くんはその場を離れていく。取り残された私は、ふつふつと湧くやり場のない気持ちに悶々としてくる。この1時間勝手に彼にドキドキさせられ、告白していないのに振られたようなこの状況、一体なに!?
私は一人気抜けしたまま車に戻り、センターコンソール内のクールボックスを勝手に開けて中に入っていたペリエをがぶ飲みした。「こんな洒落たドリンク積んじゃってさ」と悪態をつきながら、上質な革の背にもたれてムーンルーフから覗く真っ青な空を見上げた。
しょうがない。全部、車のせいだ。
【今回登場した妄想車】
■モデル:トヨタ ランドクルーザー200 ■グレード:4.6 ZX 4WD ■乗車定員:8名
■エンジン種類:V8DOHC ■総排気量:4608cc
■最高出力:318/5600[ps/rpm]
■最大トルク:460/3400[n・m/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:6AT
■全長×全幅×全高:4950×1980×1870(mm) ■ホイールベース:2850mm
■車両重量:2690kg
■車両本体価格:682.6万円(税込)
【関連リンク】
text&photo/五十嵐琴音
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今日は社内レクリエーション。休みの日に課のメンバーが集まって箱根の温泉に出向くのだ。普段はスーツ姿のメンバーの私服は、その人の印象を随分変える。熊川くんも、今日はいつものビジネス仕様ではなくダウンにチノパンなのが新鮮だ。カナダグースのダウンなんてミーハーだと思っていたけれど、熊川くんが着ると不思議といやらしさがない。<br />
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「みんな乗ってー」。熊川くんが後部座席のドアを開けてメンバーを誘導する。広々とした車内は3列シートの8人乗り。全部で6人の我がチームには余裕の広さだ。快適な道中を過ごす予感にメンバーは早くもテンションが上がっている。「俺、3列目ー!」と男性軍は後ろでゲームを楽しみ、女子は「テレビつけてー」と乗りこんだ2列目で座席後部についたパーソナルモニターを視聴しながらすっかり寛いでいる。<br />
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<h3>EXILE好きだけじゃない! 大きな車の既成概念を覆すギャップに萌える女たち</h3>
<p>こういう車に乗っているのは、上下パーカー、スエットでEXILEを大音量で流しているような体育会系マイルドヤンキーばかりかと思っていたが、乗ってみるとまるで印象が違う。ワイルドで猛々しい外見とは裏腹に、内装は茶色の革貼りで実にシック。ウッド調のあしらいに、インパネやステアリングのクロムパーツがアクセントになり、モダンな高級ホテルにいるようだ。<br />
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上質な革シートは体重を程よく吸い込み、適度なハリ感で体を支えてくれ、長距離の移動も苦にならない。雄々しさ溢れる見た目とは裏腹の、品格高き紳士的な二面性を併せ持ったこの車が、熊川くんの知られざる別の顔と重なってそわそわする。<br />
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冬のよく晴れた日の光は容赦なくフロントガラスに差し込み、熊川くんはさりげなくサングラスをする。色白でどちらかというと細身の熊川くんだが、手の甲に浮く血管の筋も相まって、垣間見える大人の男性の一面にドキッとする。外の景色を眺める振りをして、大きなサイドミラーで化粧のノリをこっそり確認するくらいには、私は熊川くんを意識せずにはいられなかった……。<br />
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普段は手が触れ合うシチュエーションになど絶対にならないけれど、今なら断る理由もない。私たちは、ごく自然に相手の手に触れる。冷たく、だけど大きな熊川くんの手が私を引き寄せて耳元でそっとささやく。<br />
<br />
「先輩だけには話しますけど……、俺」<br />
心臓の音が相手に聞こるんじゃないかと思うほど鼓動が速くなる。落ち着け、落ち着け……ぐっと足に力を入れていると、彼の声が続く。<br />
「蓮沼と付き合ってるんです。内緒にしておいてくださいね」<br />
<br />
一瞬何を言われたか分からずぽかんとする。パーキングエリアの入り口に向かって歩くメンバーに混じって、蓮沼さんがきれいに巻いた髪を揺らしながらはしゃぐ声が響く。彼女が寒そうに袖口を握りしめているのは、カナダグースのダウンだった。<br />
「お揃い、なんだ」<br />
<br />
努めて平然を装った私の声は、かすかに震えていた。照れくさそうに笑いながら熊川くんはその場を離れていく。取り残された私は、ふつふつと湧くやり場のない気持ちに悶々としてくる。この1時間勝手に彼にドキドキさせられ、告白していないのに振られたようなこの状況、一体なに!?<br />
<br />
私は一人気抜けしたまま車に戻り、センターコンソール内のクールボックスを勝手に開けて中に入っていたペリエをがぶ飲みした。「こんな洒落たドリンク積んじゃってさ」と悪態をつきながら、上質な革の背にもたれてムーンルーフから覗く真っ青な空を見上げた。<br />
しょうがない。全部、車のせいだ。<br />
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<p>【今回登場した妄想車】<br />
■モデル:トヨタ ランドクルーザー200 ■グレード:4.6 ZX 4WD ■乗車定員:8名<br />
■エンジン種類:V8DOHC ■総排気量:4608cc<br />
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[title] => 【妄想車ラブストーリー】ひたすらデカイ車で年下男子の“男”を垣間見るドキッとドライブ
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲ド迫力の車体なら、どんな長身女子も華奢で可愛く見える不思議" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52440/top.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ド迫力の車体なら、どんな長身女子も華奢で可愛く見える不思議</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>社内の年下男子が見せる、車内の「男」の顔に戸惑う女・age35</h3>
<p><!-- short sentence start -->「お待たせしましたー!」目の前の視界いっぱいに広がる黒い巨大な車体<!-- short sentence end -->。車の向こう側の景色は遮られて何も見えないほど、高さも横幅も奥行きも迫力は圧巻。そこから爽やかな笑顔で降りてきたのは、会社の後輩の熊川くん(30)。<br />
<br />
会社ではでしゃばるタイプではないけれど、ウイットに富んだ話術が光る理系出身のスマートな後輩くんだ。仕立てのいいシャツのハリが清潔感に溢れ、上質な革靴はいつも磨かれているなど、さりげなくおしゃれに気を遣っているのは女子ならチェック済み。そんなインテリジェンスの香り高い熊川くんが、こんなワイルドな車に乗っているなんて少し意外だ。そのギャップに熊川くんの知らない一面を見た気がして不覚にもドキドキしてしまう。<br />
<br />
今日は社内レクリエーション。休みの日に課のメンバーが集まって箱根の温泉に出向くのだ。普段はスーツ姿のメンバーの私服は、その人の印象を随分変える。熊川くんも、今日はいつものビジネス仕様ではなくダウンにチノパンなのが新鮮だ。カナダグースのダウンなんてミーハーだと思っていたけれど、熊川くんが着ると不思議といやらしさがない。<br />
<br />
「みんな乗ってー」。熊川くんが後部座席のドアを開けてメンバーを誘導する。広々とした車内は3列シートの8人乗り。全部で6人の我がチームには余裕の広さだ。快適な道中を過ごす予感にメンバーは早くもテンションが上がっている。「俺、3列目ー!」と男性軍は後ろでゲームを楽しみ、女子は「テレビつけてー」と乗りこんだ2列目で座席後部についたパーソナルモニターを視聴しながらすっかり寛いでいる。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲サードシートは格納可能で収納も広々。ゴルフバッグやスキー道具とともに、グループ交際から始まる恋の予感も積んではいかが?" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52440/sheets_2.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲サードシートは格納可能で収納も広々。ゴルフバッグやスキー道具とともに、グループ交際から始まる恋の予感も積んではいかが?</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>EXILE好きだけじゃない! 大きな車の既成概念を覆すギャップに萌える女たち</h3>
<p>こういう車に乗っているのは、上下パーカー、スエットでEXILEを大音量で流しているような体育会系マイルドヤンキーばかりかと思っていたが、乗ってみるとまるで印象が違う。ワイルドで猛々しい外見とは裏腹に、内装は茶色の革貼りで実にシック。ウッド調のあしらいに、インパネやステアリングのクロムパーツがアクセントになり、モダンな高級ホテルにいるようだ。<br />
<br />
上質な革シートは体重を程よく吸い込み、適度なハリ感で体を支えてくれ、長距離の移動も苦にならない。雄々しさ溢れる見た目とは裏腹の、品格高き紳士的な二面性を併せ持ったこの車が、熊川くんの知られざる別の顔と重なってそわそわする。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲メタリックでメカニックな装備は男性的。茶色と黒のコントラストも個性的でこだわりを感じさせる" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52440/accesary.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲メタリックでメカニックな装備は男性的。茶色と黒のコントラストも個性的でこだわりを感じさせる</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>助手席でナビをすることになった私を、「寒くないですか?」と優しく気遣ってくれるが、すでにシートヒーターは外の寒さを忘れさせるほどに心地よく暖かい。熊川くんがハンドルを切るたびにふわりと漂う涼やかな香りは、普段は気づかなかったが彼の香水なのだろうか。たまにタクシーが汗や体臭で充満しているとげんなりするが、いい香りはそれだけで気持ちが上がる。しかも熊川くんはタバコを吸わない。心の中の「いいね!」ボタンを小さく何度も押した。<br />
<br />
冬のよく晴れた日の光は容赦なくフロントガラスに差し込み、熊川くんはさりげなくサングラスをする。色白でどちらかというと細身の熊川くんだが、手の甲に浮く血管の筋も相まって、垣間見える大人の男性の一面にドキッとする。外の景色を眺める振りをして、大きなサイドミラーで化粧のノリをこっそり確認するくらいには、私は熊川くんを意識せずにはいられなかった……。<br />
</p>
<h3>エスコートという名のスキンシップでドキドキはクライマックスへ</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲スカートの時はなおさら気になる乗り降り。さっと助手席に回って女性をお姫様扱いすれば、あなたの株は急上昇間違いなし!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52440/gnetleman.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲スカートの時はなおさら気になる乗り降り。さっと助手席に回って女性をお姫様扱いすれば、あなたの株は急上昇間違いなし!</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>パーキングエリアで停車し、車を降りようとしてその結構な高さに悪戦苦闘する。なにしろこの大きさの車だ。身長165cmの私にとっても地上までの距離はかなりのもの。そんなとき、さりげなく手を貸してくれるのも熊川くんのにくいところだ。<br />
<br />
普段は手が触れ合うシチュエーションになど絶対にならないけれど、今なら断る理由もない。私たちは、ごく自然に相手の手に触れる。冷たく、だけど大きな熊川くんの手が私を引き寄せて耳元でそっとささやく。<br />
<br />
「先輩だけには話しますけど……、俺」<br />
心臓の音が相手に聞こるんじゃないかと思うほど鼓動が速くなる。落ち着け、落ち着け……ぐっと足に力を入れていると、彼の声が続く。<br />
「蓮沼と付き合ってるんです。内緒にしておいてくださいね」<br />
<br />
一瞬何を言われたか分からずぽかんとする。パーキングエリアの入り口に向かって歩くメンバーに混じって、蓮沼さんがきれいに巻いた髪を揺らしながらはしゃぐ声が響く。彼女が寒そうに袖口を握りしめているのは、カナダグースのダウンだった。<br />
「お揃い、なんだ」<br />
<br />
努めて平然を装った私の声は、かすかに震えていた。照れくさそうに笑いながら熊川くんはその場を離れていく。取り残された私は、ふつふつと湧くやり場のない気持ちに悶々としてくる。この1時間勝手に彼にドキドキさせられ、告白していないのに振られたようなこの状況、一体なに!?<br />
<br />
私は一人気抜けしたまま車に戻り、センターコンソール内のクールボックスを勝手に開けて中に入っていたペリエをがぶ飲みした。「こんな洒落たドリンク積んじゃってさ」と悪態をつきながら、上質な革の背にもたれてムーンルーフから覗く真っ青な空を見上げた。<br />
しょうがない。全部、車のせいだ。<br />
</p>
<p>【今回登場した妄想車】<br />
■モデル:トヨタ ランドクルーザー200 ■グレード:4.6 ZX 4WD ■乗車定員:8名<br />
■エンジン種類:V8DOHC ■総排気量:4608cc<br />
■最高出力:318/5600[ps/rpm]<br />
■最大トルク:460/3400[n・m/rpm]<br />
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:6AT<br />
■全長×全幅×全高:4950×1980×1870(mm) ■ホイールベース:2850mm<br />
■車両重量:2690kg<br />
■車両本体価格:682.6万円(税込)</p>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<!-- nodisplay end --><!-- nodisplay2 start -->
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bTO/s196/index.html" target="_blank">トヨタ ランドクルーザー200を探す</a></li>
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<div class="author">text&photo/五十嵐琴音</div>
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[description] => 多くの人がすでにご存じのとおり、空冷ポルシェ911の中古車相場が鬼のように高騰している。具体的には、数年前までは350万円ぐらいで買えたような個体が今や約700万円で、走行距離が極めて少ない個体の場合は1000万円以上になるのが当然といった状況だ。
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲空冷ポルシェ911を海外バイヤーが買っていくように、今、V6時代のアルファロメオも一部が海外に流出しはじめているという。写真はアルファロメオGT" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52053/alfav6_1.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲空冷ポルシェ 911を海外バイヤーが買っていくように、今、V6時代のアルファロメオも一部が海外に流出しはじめているという。写真はアルファロメオ GT</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>需要と供給の観点で考えると高騰しない方が不思議</h3>
<p><!-- short sentence start -->ご存じのとおり、空冷ポルシェ 911の中古車相場が鬼のように高騰している。その他、クラシックフェラーリもかなり高騰しており、要するに「新車ではもう二度と手に入らないアナログ名車全般」が高騰しているわけだ。自動車社会全体が自動運転へと向かっていることに対するアンチテーゼというか、反作用のような現象なのだろう。<!-- short sentence end --><br />
<br />
今のところ高騰が目立つのは前述の空冷ポルシェ 911やF355などのセミ・クラシックフェラーリだが、その次に高騰するのは、いわゆる純血V6エンジンを搭載していた時代のアルファロメオ全般、なかでも「156」その「GTA」「147GTA」「GT」および「GTV」なのではないだろうか。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲写真は3.2LのスペシャルなV6を搭載したアルファ 156GTA。現在の相場はおおむね180万~220万円といったところだが、数年後は(もしかしたら)そんな値段では買えなくなる可能性も?" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52053/alfav6_3.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲写真は3.2LのスペシャルなV6を搭載したアルファ 156GTA。現在の相場はおおむね180万~220万円といったところだが、数年後は(もしかしたら)そんな値段では買えなくなる可能性も?</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>今後高騰する(かもしれない)5つの理由</h3>
<p><!-- short sentence start -->FRレイアウトを採用していた往年のアルファロメオ各車はとうの昔に高騰している。しかし前述のFFモデル群はクラシックと呼ぶには新しすぎ、かといってニューモデルと比べると少々古くさいということで、ここ最近は「やや中途半端」な立ち位置となっていた。しかし今後はそうもいかなくなる可能性があるのだ。理由は以下のとおりである。<!-- short sentence end --><br />
<br />
<strong>1. いわゆる純血時代のアルファロメオ製V6エンジンは本当に素晴らしい</strong><br />
筆者が数年前にV6搭載の99年式アルファロメオ GTVを購入した際、本当はアルファなど買うつもりはまったくなかった。が、「モノは試しで」ということで販売店に試乗を勧められた結果、50mも走らないうちに購入の決意を固めてしまった。理由はエンジンだ。それまで、地上最強の官能エンジンはフェラーリのV8であると確信していたが、その確信が若干揺らぐほど旧アルファV6のフィーリングは官能的であったのだ。少なくともフェラーリのような「工芸品」ではなく「大衆実用車」の範疇で考えた場合、アルファロメオの旧V6エンジンが備える官能性は「地上最強」といっても決して大げさではない。<br />
<br />
<strong>2. あれほど官能的なエンジンは、現在のアルファロメオのラインナップには存在しない</strong><br />
とはいえ旧V6は設計の古いエンジンであり、今やぶっちゃけ壊れることもあるし、壊れないにしても燃費は確実に悪い(わたしの場合おおむね6~8km/Lだった)。そのため買い替えたくもなる。が、その後のアルファロメオ製エンジンは米国GMとのシリンダーブロック共用を経て、現在は流行りの直列4気筒ダウンサイジング直噴ターボに落ち着いた。それらが悪いわけでは決してないが、往年のV6の味わいと比べてしまうと「……」と沈黙したくなるのが正直なところだ。<br />
<br />
<strong>3. 環境性能が重視される昨今ゆえ、今後ああいったエンジンは二度と出てこない</strong><br />
もう少し待てば、往年のV6に勝るとも劣らぬ官能性を備えた新型V6エンジンが登場する可能性もゼロではない。……が、実際は「ほぼゼロ」と思っておくべきだろう。現在のアルファロメオの「ダウンサイジング直噴ターボ」というのは時代の要請であり、その「時代」は、あのフェラーリにさえダウンサイジングターボを選択させている。今後よほどの天変地異でも起きない限り、ガソリンを馬鹿食いする往年のV6的な何かが再登場することはないだろう。<br />
<br />
<strong>4. 状態良好な純血V6搭載アルファは日に日に減りつつある</strong><br />
旧V6を搭載するアルファロメオの中古車流通量が今後も減少しないのであれば、相場は現状キープまたは微妙に下がっていくだろう。しかし実際は廃車になったり稼働不能に陥る個体も増えていくのが機械モノの宿命。コンディション良好な個体の数は今後どんどん減少していくと考えるのが普通だ。<br />
<br />
<strong>5. それでいて、「あのV6の味」を求める人間の数はさほど減らない</strong><br />
もともと新車のプリウスのようにバカ売れするのではなく、ある程度の少数のみが売れる類の車だ。要するに愛好家だけが買うタイプの車である。で、そういった愛好家の数というのは極端に増えることはない代わりに、極端に減ることもない。<br />
<br />
以上5点から導き出されるのは、「需要と供給の関係から考えて、これらFF純血V6アルファの中古車相場は今後、必然的に上昇するだろう」という推論だ。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲筆者が数年前所有していたアルファ GTVのエンジンルーム。フェラーリのV8エンジンにも似た最高の回転感覚と音質が楽しめるエンジンで、売却したことを今はちょっと後悔している" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52053/alfav6_4.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲筆者が数年前所有していたアルファ GTVのエンジンルーム。フェラーリのV8エンジンにも似た最高の回転感覚と音質が楽しめるエンジンで、売却したことを今はちょっと後悔している</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>空冷911のように2倍、3倍にはならないはずだが……</h3>
<p><!-- short sentence start -->
問題は「いつ、どのぐらい上がるか?」ということだ。<!-- short sentence end --><br />
<br />
こればっかりはゴッド・オンリー・ノウズであり、もしかしたら神様でさえもわからないかもしれない。少なくとも筆者には皆目見当もつかない。ただ、一つだけなんとなく考えているのは「空冷911のように死ぬほど(倍以上まで)高騰することはないだろう」ということだ。<br />
<br />
空冷911、具体的にはタイプ964と呼ばれるモデルが設計された80年代後期は自動車のモジュール生産(部品メーカーがあらかじめ一定数の部品を組み立てて自動車メーカーに納入し、最終組み立てを容易にする生産方式)がまだ一般的ではなかったため、仮にどこかの部品に不具合が生じたときは「その部品」だけを交換すれば事足りた。<br />
<br />
しかし90年代後半(まさに前述のFFアルファが登場し始めた頃)からはモジュール生産が主流になり、どこか小さな部品が壊れたときでもそこだけ交換するのではなく、「そこを含むモジュール部品全体を交換する」という修理方法が主流になった。というか主流にならざるを得なかった。<br />
<br />
そのため、一般論ではあるが90年代後半以降の車に「長く乗る」というのはちょっとめんどくさく、若干のお金もかかるのである。で、一見金食い虫のようにも見える80’s車の方が実はシンプルかつ安価に修理でき、結果として長く乗れたりもするのである。<br />
<br />
そういった観点もあるため、いかに90年代後半のアルファ純血V6エンジン搭載車が凄まじいほど官能的だったとしても、空冷ポルシェ911のように2倍、3倍の相場になることはないのではないかと考えているわけだ。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲写真はアルファ GTV。今現在であればV6モデルでも車両価格80万~130万円ほどで狙える" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52053/alfav6_5.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲写真はアルファ GTV。今現在であればV6モデルでも車両価格80万~130万円ほどで狙える</span><!-- nodisplay end --></div>
<p><br />
とはいえ、魅惑のアルファ純血V6エンジン搭載FFモデルの中古車相場が今後高騰する可能性は(筆者の推論によれば)ほぼ100%。……もちろん興味のない人に無理強いはしないが、もしもあなたがそれに興味をお持ちなら、安いうちに、そして状態良好なブツが市場にまだあるうちに、吟味したうえで買っておくのが得策かと思うのだが、いかがだろうか。<br /><br /></p>
<!-- nodisplay start -->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<!-- nodisplay end --><!-- nodisplay2 start -->
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=AF_S003*AF_S005*AF_S012*AF_S010&GRDKC=AF_S003_F001_K004*AF_S005_F001_K008*AF_S012_F001_K003*AF_S010_F001_K004*AF_S010_F001_K003&OPTCD=REP0" target="_blank">V6エンジン+MTのFFアルファロメオを探す</a></li>
</ul>
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<div class="author">text/伊達軍曹<br />
photo/ フィアット クライスラー オートモービルズ、大子香山</div>
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[description] => 当記事は、中古車情報誌『カーセンサー』の連載『CERC』のスピンオフバージョンである。カーセンサー本誌に収録しきれなかった話題を、同連載の語り手である本誌デスク本人が赤裸々に綴る。ちなみにCERCとはCarsensor Editors Racing Club(カーセンサー・エディターズ・レーシング・クラブ)の略。
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲当記事は、中古車情報誌『カーセンサー』の連載『CERC』のスピンオフバージョンである。カーセンサー本誌に収録しきれなかった話題を、同連載の語り手である本誌デスク本人が赤裸々に綴る。ちなみにCERCとはCarsensor Editors Racing Club(カーセンサー・エディターズ・レーシング・クラブ)の略。(筆者プロフィールは記事末尾参照)" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52446/cerc_01_01.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲当記事は、中古車情報誌『カーセンサー』の連載『CERC』のスピンオフバージョンである。カーセンサー本誌に収録しきれなかった話題を、同連載の語り手である本誌デスク本人が赤裸々に綴る。ちなみにCERCとはCarsensor Editors Racing Club(カーセンサー・エディターズ・レーシング・クラブ)の略。(筆者プロフィールは記事末尾参照)</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>2代目ロードスター購入の経緯</h3>
<p><!-- short sentence start -->初っぱなから挑発的な見出しを付けてしまった無礼を、どうか許してほしい。鼻持ちならない自慢話に聞こえてしまったら、それはもう、申し訳ない。ただ、今回の私的な中古車購入を振り返るにつけ、「完全勝利」としか言いようがないくらい、大成功だったのだからしかたない。その経験を読者の皆さんに還元できないかと思案した結果が、挑発的にも取れる見出しになったわけだ。<!-- short sentence end --><br />
<br />
今回、私が購入したマツダ ロードスター(2代目)のNR-Aは、当時のカタログによると「1.6L車をベースにサーキット走行に対応するポテンシャルを確保したスペシャルモデル」とある。そして「ターゲットはJAF公認のワンメイクレース(NR-Aカテゴリー)。登録ナンバープレート付のNR-Aに安全装備を装着するだけで参加できるなど、気軽におしゃれに楽しめる『パーティレース』だ(原文ママ)」と続く。要するに、一手間加えれば、直ぐにサーキット走行&レースを楽しめる競技ベース車両である。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲購入したH15年式のNR-A。プライスボードの金額は車両本体価格。これに諸費用を加えた総額は75万円也。埼玉県東松山市にあるコクボ自動車販売にて購入" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52446/cerc_01_02.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲購入したH15年式のNR-A。プライスボードの金額は車両本体価格。これに諸費用を加えた総額は75万円也。埼玉県東松山市にあるコクボ自動車販売にて購入</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>予想外の落とし穴</h3>
<p>本題に入ろう。なぜ、私は中古車選びで失敗しなかったのか。このテーマを成立させるには、失敗する確率が高いタイトロープな状況が前提として必要だ。今回のNR-A購入には、2つの側面で、失敗への落とし穴が待っていた。ひとつは「中古車市場の動向」。もうひとつは「予算&条件設定」だ。<br />
<br />
まず、「予算&設定条件」。購入を思い立ったのは昨年9月のこと。設定した検索条件は、「ロードスター」「2代目」「NR-A」「総額表示」の4つのキーワード。これに「予算50万円前後で狙える」「チューニングが施されていないノーマル車」の2点を加えていた。条件と呼べるほどたいそうなものではない。まるで底抜けのザルのごとき(大抵は該当する)条件だ。<br />
<br />
ところが、それに「中古車市場の動向」が加わったからややこしい。探し始めた当初から2代目ロードスターのNR-Aの流通量は少なく、相場も週替わりで上昇する様相を呈していた。「どうせサーキットでギャンギャン走るのだから、年式とか走行距離とか修復歴とかは気にしない」と心に決めていたものの、予算50万円で買える物件自体がない。あれこれ比較して選ぼうとすれば、当初の予算の2倍(100万円)は必要だったのだ。<br /><br /></p>
<h3>普通は見送る悪球が、これ以上ないホームランボールに!?</h3>
<p>どうやって私はこれら落とし穴をクリアしたのか。作戦は至ってシンプル。とにかく「観察」すること。荒れ模様のNR-A市場だったが、ほぼ毎日カーセンサーnetで観察していると、そのスピードやトリッキーな球筋に目が慣れてくるのだ。「打球が止まって見える」に近い感覚か。<br />
<br />
購入した物件は、いわゆる“ワケあり車”だ。以下、ワケを列挙してみよう。<br />
<br />
<strong>・低年式=H15年式ゆえ、初度登録から13年経過している<br />
・修復歴あり=検討段階ではその程度&状態は明らかではなかった<br />
・総額75万円は掲載当時、ほぼ最安値=安い車には(概ね)ワケがある</strong><br />
<br />
まあ、普通は見送る球だ。完璧にストライクゾーンから外れている。だが、打撃の神様こと川上哲治(古い!)ばりに錬磨されていた私の中古車選球眼には<br />
<br />
<strong>・完璧なノーマル車<br />
・カーセンサーnetに出ていた内装の写真が他車より格段に綺麗<br />
・総額75万円なら、ギリギリ許容できる予算アップ圏内</strong><br />
<br />
と、これ以上ないホームランボールに映ったのだ。今、冷静に振り返ると、この物件をカーセンサーnetで見つけたときに、私の成功は決まってたのだと思う。こうして、私の中古車購入は大成功という結末を向かえるワケだが、その模様はぜひ、カーセンサー本誌4月号の連載『CERC』をご覧いただきたい。<br /><br /></p>
<h3>選球眼を錬磨するのは難しくない</h3>
<p>ことほど左様に、タイトロープな中古車選びはエキサイティングな経験である。もっと楽に中古車を選びたいのなら、たんまり予算を用意し、私が踏み込んだ“ワケあり”&“最安値”のフィールドを避けることをオススメする。だがもし、よんどころのない事情でそれが叶わないのであれば、選球眼を錬磨するしかないだろう。なに、それほど難しい話ではない。日々カーセンサーnetを見ていれば、必ずや、球が止まって見えるようになるはずなのだから。<br />
<br />
なお、私が購入したNR-Aのような「一手間加えれば、直ぐにサーキット走行&レースを楽しめる競技ベース車両」としてオススメの中古車もセレクトしてみた。こちらもチェック!<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲ノーマルと言えども、そこは競技ベース車両。ENKEIの15インチアルミホイールやビルシュタイン製ダンパー、大径ブレーキなどなど、スポーツ走行向きのパーツを標準装備する" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52446/cerc_01_03.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ノーマルと言えども、そこは競技ベース車両。ENKEIの15インチアルミホイールやビルシュタイン製ダンパー、大径ブレーキなどなど、スポーツ走行向きのパーツを標準装備する</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲白いボディに赤シートが映える" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52446/cerc_01_04.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲白いボディに赤シートが映える</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲現行型ロードスター(右)とパチリ。見た目や乗り味の料理法にはさすがに隔世の感はあるが、車を操る感覚は驚くほど通底するところがある" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52446/cerc_01_05.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲現行型ロードスター(右)とパチリ。見た目や乗り味の料理法にはさすがに隔世の感はあるが、車を操る感覚は驚くほど通底するところがある</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=MA_S017&GRDKC=MA_S017_F004_K074*MA_S017_F003_K025*MA_S017_F002_K003">マツダ ロードスター(2代目・3代目・現行型)NR-Aを探す</a></li>
</ul>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=TO_S229&GRDKC=TO_S229_F001_K004">トヨタ 86(現行型)RCを探す</a></li>
</ul>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=SB_S049&GRDKC=SB_S049_F001_K001*SB_S049_F001_K004">スバル BRZ(現行型)RAを探す</a></li>
</ul>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=TO_S018&GRDKC=TO_S018_F003_K104*TO_S018_F003_K119">トヨタ ヴィッツ(現行型)RS G'sを探す</a></li>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=TO_S018&GRDKC=TO_S018_F001_K028*TO_S018_F002_K028">トヨタ ヴィッツ(初代・2代目)1.5RSを探す</a></li>
</ul>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=NI_S023&GRDKC=NI_S023_F004_K168*NI_S023_F004_K152">日産 マーチ(現行型)1.5 NISMO Sを探す</a></li>
</ul>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=NI_S023&GRDKC=NI_S023_F003_K023*NI_S023_F003_K111">日産 マーチ(3代目)12SRを探す</a></li>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=NI_S008&GRDKC=NI_S008_F002_K200">日産 ノート(現行型)1.6 NISMO Sを探す</a></li>
</ul>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=SZ_S013&GRDKC=SZ_S013_F003_K014*SZ_S013_F001_K013">スズキ スイフトスポーツ(初代・現行型)を探す</a></li>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=HO_S013&FMCC=HO_S013_F001">ホンダ S2000(初代)を探す</a></li>
</ul>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bHO/s053/index.html">ホンダ シビックタイプRを探す</a></li>
</ul>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bHO/s010/index.html">ホンダ インテグラタイプRを探す</a></li>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bSB/s004/index.html">スバル インプレッサSTIを探す</a></li>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bMI/s022/index.html">三菱 ランサーエボリューションを探す</a></li>
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<div class="author">text・photo/編集部 中野<br />
1970年生まれ。群馬県在住の編集・ライター。カーセンサー本誌の編集デスク担当。<br />
2015年9月に参加したメディア対抗ロードスター4時間耐久レースでの惨憺たる結果から一念発起。<br />
運転技術を磨くべく、マツダ ロードスター(2代目)のNR-Aを購入した。</div>
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