これでドライブ疲れとはサヨナラ! 整体師が教えるドライブストレッチ
カテゴリー: カーライフ
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2015/12/26
安心してください! ドライブ疲れ、解消しますよ♪
運転を長時間していると、ドライバーが悩まされるのがカラダの違和感。同じ姿勢を長時間取っているので、運転後に肩がこったりや腰が重くなったりしますよね。
長時間の運転をする際、おおよそ2時間に一度休憩をするのがベター。この休憩中にカラダをほぐしたいものですが……大勢の人がいるパーキングエリアなどでポーズを取るのは、休憩中とはいえ恥ずかしかったりするものです。
ですが、「安心してください! 穿いていますよ!!」……じゃなかった。狭い運転席でも簡単にできて効果抜群のストレッチがちゃんとあるんです! というわけで、長時間運転するドライバー必見のストレッチをご紹介します。
カラダを温めることが、ドライブ疲れ解消の近道
今回、お話を伺ったのは横浜市で整体院を営む、整体師の草柳美織さん。「ストレッチというと“筋肉を伸ばせればOK” と思いがちですが、それは間違い。やり方を間違えてしまうと全く意味がなくなってしまいます!」と教えてくださいました。
「大切なのは、筋肉を伸ばすというより筋肉(カラダ)を温めること」ということで、ストレッチをする前に手と足の準備からスタートです!
【腕・手のひら編】
1.両腕を90度くらいまで上げ、まっすぐ伸ばします。
※肩の上がらない人は上がる所まででOKです
2.指を開けるだけ開き、手のひらをパーに。そしてそのままゆっくり手首を返します。この動作を10回ほど繰り返します。
3.2のときに上げた手をグーからパーにします。この動作も10回ほど繰り返します。
【足・ふくらはぎ編】
1.座ったままの状態で爪先立ちをしてから、かかとをストンと落とします。この動作を10回ほど繰り返します。
2.かかとだけをつけた状態で指先を自由にして、足の指をグーからパーにします。これも10回ほど繰り返します。
これで血流を促進して、筋肉を温まりストレッチをする準備が整いました。ちなみに草柳さんによると、飛行機などに乗ったときにかかりやすいエコノミークラス症候群にも効果があるようです。
首・肩のストレッチはボクサーになった気分でやるとイイ!?
運転中に疲れを感じやすいのが肩や首。「あ~、肩がこったなぁ」と首を回しながら、バキバキと骨の音をついつい鳴らしたりしちゃう方、結構多いのではないでしょうか?
ですが、草柳さんによるとこれは絶対NG! 場合によっては首や肩を痛めてしまうこともあるのだとか。ということで、首・肩の正しいストレッチを教えていただきました。
【首・肩のストレッチ】
1.ボクシングのファイティングポーズのようなイメージで、脇を締めてひじを胸の前で曲げます。
2.ひじを曲げたまま、腕を両サイドに広げます。この動作を3~5回ほど繰り返します。
ちなみに2の工程のときに腕を両サイドに広げるのはスポーツジムなどで大胸筋を鍛える際に使う器具、ペックデックを使うのと同じイメージ。ゆっくりと息を吐きながら行うのがベターです。
腰のストレッチはデスクワークでも応用OK!
最後は腰まわりのストレッチ。ドライバー向けのストレッチですが、デスクワークで疲れたときにも効果があるそうです。イスさえあればできるので、職場でのお昼休みにトライしてみても効果がありますよ!
【腰のストレッチ】
1.腰をねじります。右回転をするとき、左腕を右ひざに引っ掛け、右腕は曲げた状態で座席に引っ掛けてねじります。
2.左も同様に行います。左回転になるので、右腕を左ひざに引っ掛けて、左腕は曲げた状態で座席に引っ掛けてねじりましょう。この動作を左右合わせて3~5セット行います
すべてのストレッチの所要時間はおおよそ20分程度ですが、草柳さんによると「筋肉を温めて、伸ばすにはストレッチの際に息を止めずに、焦らずにやることが大切」ということなので、時間をかけてゆっくりとやることがオススメです。
年末年始の旅行や帰省で何かと長時間のドライブが増えるこの時期。肩や腰に疲れを感じたら、パーキングエリアなどで休憩がてら、ぜひ試してみてください。