▲エレコムから発売された「LVR-SD310HWG」。本体サイズは幅91.0×奥行33.3×高さ47.0mm。microSDカード、GPSアダプタ、シガーチャージャーが付属する。対応OSは、iOS 7.0以降、Android OS 4.0以降 ▲エレコムから発売された「LVR-SD310HWG」。本体サイズは幅91.0×奥行33.3×高さ47.0mm。microSDカード、GPSアダプタ、シガーチャージャーが付属する。対応OSは、iOS 7.0以降、Android OS 4.0以降

スマホ連携ドライブレコーダーなら、いろんな楽しみ方ができそう

自分に非がなくとも降りかかることがある交通事故。防犯カメラが設置されていない場所でのもらい事故の場合、相手がウソをついたりすると水掛け論になることも。そんなときに役立つのが、ドライブレコーダーだ。発売当初は高価だったが、最近では価格も手頃になってきて普及が進んでいる。

一般的なドライブレコーダーは、SDカードなどに録画し、記録容量の上限に達したら古い動画から上書きしていく。もし、万が一の事態が起こったら、パソコンなどにSDカードを差し込んで再生するという使い方だ。

そんな中、最近ではスマートフォンと連携できるドライブレコーダーが登場。実はこのタイプ、ドライブ好きならば本来の目的以外にも楽しめそうなのだ。

エレコムから発売された「LVR-SD310HWG」は、Wi-Fiを利用してスマートフォンと連携できるドライブレコーダ。専用アプリを利用して各種設定を行ったり、撮影した動画を確認したりすることができる。

パソコンがなくても設定ができるということは、車の中で録画の解像度映像の明るさ、音声録音のON、OFFなどを手軽に変更ができるということ。これはなかなか便利で、特に音声録音のONとOFFの切り替えは、ドライブ中の熱唱派にとってはありがたい機能だ。事故にあったときやおもしろ映像が撮影されたときに、ホゲェ~♪な歌声が入っていたら恥ずかしからな~。

また、おもしろ映像が撮れたときには、わざわざパソコンにSDカードを挿入しなくてもスマートフォンですぐに録画内容を確認、保存してYouTubeにアップなんて使い方もできる。もちろん、ドライブ映像を録画して、「○○を走ってみた」風に楽しむのもいいだろう。GPS機能が付いているので、場所・時間や走行速度も記録できる。

▲ディスプレイ搭載モデルと比べると、コンパクトなのも特徴のひとつ。フロントガラスに装着しても、視界の邪魔にならない ▲ディスプレイ搭載モデルと比べると、コンパクトなのも特徴のひとつ。フロントガラスに装着しても、視界の邪魔にならない

ドライブレコーダーとしても多機能で高性能

もちろん、ドライブレコーダー本来の機能も充実している。カメラはHD画質に対応しており、撮影範囲も対角120°と広い。また、内蔵の加速度センサーにより衝撃を検知した前後約4~36秒間の映像を自動的に保存する「衝撃検知録画」機能を搭載。他にも、エンジン始動で録画を自動的に開始し、走行中は常に上書き録画をする「常時録画」にも対応している。

ドライブレコーダーといえば、事故や防犯など万が一の際の保険といった捉え方になってしまうが、スマホと連動させると、撮影する楽しみにも使える。もし検討中の人がいたら、候補にいれてみてはどうだろうか。

text/コージー林田