万が一の事故の際、ドライブレコーダーで録画していると何かと安心ですよね。とはいえ、まだまだ数千円から数万円はしますので、ちょっと躊躇する人もいるかも知れません。そんな時、スマホ用のドライブレコーダーアプリなら価格もグンと安く抑えられておトクです。

今回は、そんなドライブレコーダーアプリから、ドライブレコーダー以外の機能も豊富な「WizMap+ドライブレコーダー」をご紹介します。iOS版のみで無料です。

アプリを立ち上げると【図1】の画面になります。「+ドライブレコーダー」と言うぐらいですから、他の機能を示すアイコンがずらりと並んでいます。まずは肝心のドライブレコーダーから使ってみましょう。【図1】にあるドライブレコーダーのアイコンをタップすれば【図2】のように準備完了。あとはRECを押すだけです。

設定ボタン(歯車のアイコン)をタップすると、録画に割り当てるiPhoneのストレージ容量や画像の解像度などが選べます。録画した映像はiPhoneのアルバムに保存できますから、そこからパソコンにダウンロードすることも可能です。小まめにパソコンに移しておけば、iPhoneの容量をさほど圧迫することはなさそうです。

そのほかの機能も見ていきましょう。まず【図1】の「位置検索」をタップすると、フリーワードで検索したり、現在地周辺の飲食店や駅などの様々な施設をカテゴリーからから選んで、その場所をマップに表示させることができます。

さらに現在地からその場所へのルートを表示できます(【図3】)。といっても、ナビアプリではないので車での移動に使う際は、隣にルートを読んでくれるナビゲーターが必要ですが、【図4】のようにAR機能を使って目的地の方向を示してくれるので、徒歩で向かうには便利です。

また、検索した場所や現在地をメールやFacebookなどを使って他人に知らせることもできますから、例えば2台でドライブに出かける際、待ち合わせなどにも使えそうです。このように、ドライブレコーダー以外にも様々な機能がついていて無料です。ドライブレコーダーの購入の前に、一度使ってみてはいかがでしょうか。

Text/籠島康弘

「WizMap+ドライブレコーダー」。iOS版のみで無料。条件/iOS4.3以上。詳細はiTunesで確認を

「WizMap+ドライブレコーダー」。iOS版のみで無料。条件/iOS4.3以上。詳細はiTunesで確認を

【図1】メイン画面。「駐車管理」は駐車場に止めた際にGPSを使って位置を保存できるほか、駐車時間の管理などもできる

【図1】メイン画面。「駐車管理」は駐車場に止めた際にGPSを使って位置を保存できるほか、駐車時間の管理などもできる

【図2】表示方法は、上の画像とは逆に、実画像を大きく、マップを小さくしたり、実画像だけを表示することも可能

【図2】表示方法は、上の画像とは逆に、実画像を大きく、マップを小さくしたり、実画像だけを表示することも可能

【図3】現在地から目的地までのルートを表示するとともに、迷いやすい交差点の右左折も情報として表示してくれる

【図3】現在地から目的地までのルートを表示するとともに、迷いやすい交差点の右左折も情報として表示してくれる

【図4】画像上のフキダシのようにAR機能で目的地がある方向を示してくれる。また、画面中央の右にあるレーダーにも目的地が表示される

【図4】画像上のフキダシのようにAR機能で目的地がある方向を示してくれる。また、画面中央の右にあるレーダーにも目的地が表示される